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前場に注目すべき3つのポイント~米ハイテク株安が重石

2018/6/28 9:16 FISCO
*09:16JST 前場に注目すべき3つのポイント~米ハイテク株安が重石 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米ハイテク株安が重石 ■決算チェック:ハイデ日高、第1四半期6%営業減益も進捗率27.7% ■前場の注目材料:NOK、車用増強、回路基板、海外拠点に120億円 ■米ハイテク株安が重石 28日の日本株市場は、直近安値水準でのこう着が続きそうである。27日の米国市場は、買いが先行したものの、主要ハイテク株や長期金利低下を受けて金融株に売りが広がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円安の22130円。円相場は1ドル110円20銭台で推移している。米国ではトランプ大統領が、中国による対米投資制限について対米外国投資委員会(CFIUS)の役割強化での対応を選択し、強硬措置を避けたことが好感されたほか、原油相場の上昇も材料視されたが、ハイテク株の下落が重石になりそうだ。 ただ、昨日の日経平均はこう着感の強い相場展開となったが、一先ず落ち着いた値動きとなっている。物色はリスク回避的な流れの中で、内需・ディフェンシブ系にシフトしているほか、個人は中小型株での短期値幅取り狙いの売買が中心。米中貿易摩擦に対する警戒感は依然として強いものの、市場は冷静に対応しているように映る。 本日は株主総会集中日となることもあり、個別物色の流れが一段と強まりやすいだろう。また、NT倍率の修正の流れから、銀行株の動向も引き続き注視しておきたいところである。また、警戒感は強いものの、円相場がやや円安に振れて推移しており、自動車株の底堅さを見極めたいところでもある。 一方、日経平均は5月安値を意識した慎重スタンスとなるが、シカゴ先物は一時22090円まで下げる局面もみられた。22000円を固める動きをみせてくるようだと、次第に押し目を拾う動きも意識されてくるだろう。 (村瀬 智一) ■ハイデ日高、第1四半期6%営業減益も進捗率27.7% ハイデ日高<7611>は27日、第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比5%増の106.43 億円、営業利益が同6%減の13.56億円だった。季節商品が伸びたほか、「ちょい飲 み」需要も取り込み、アルコール販売も伸びた。利益面では人件費や原材料価格の上 昇が重石となった。ただし、通期計画に対する第1四半期営業利益の進捗率は27.7%と 計画通りの進捗であろう。 ■前場の注目材料 ・1ドル110円10-20銭 ・米原油先物は上昇(72.76、+2.23) ・欧米で金利低下 ・日銀が大規模緩和継続 ・朝鮮半島の地政学リスク後退 ・三菱ケミHD<4188>、材料開発「MI」活用、専門組織で技術結集 ・東海カ<5301>、米に生産拠点、カーボンブラック、SRCを341億円で買収 ・NOK<7240>、車用増強、回路基板、海外拠点に120億円 ・出光興産<5019>、昭和シェル<5002>統合へ、創業家、態度軟化か ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 6件
4188 東証プライム
872.3
10/11 15:00
-16.4(-1.85%)
時価総額 1,313,935百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
5002 東証1部
1,682
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 626,706百万円
石油元売り大手で原油処理量国内第5位。財務体質健全。出光興産と19年4月に株式交換を実施し、経営統合を予定。15か月変則決算。19.3期4Q累計決算は増収・増益。通期営業利益見通しを830億円下方修正。 記:2019/02/15
5019 東証プライム
1,080.5
10/11 15:00
-15(-1.37%)
時価総額 1,609,215百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
5301 東証プライム
881.8
10/11 15:00
-3.7(-0.42%)
時価総額 198,355百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
7240 東証プライム
2,252.5
10/11 15:00
-45(-1.96%)
時価総額 389,996百万円
国内初のオイルシールメーカー。1941年創業。国内全自動車メーカーが同社製品を採用。オイルシールは国内トップシェア。シール製品「Oリング」などが主要製品。シール事業では中国系自動車メーカーへの拡販図る。 記:2024/08/20
7611 東証プライム
2,711
10/11 15:00
-29(-1.06%)
時価総額 103,417百万円
熱烈中華食堂「日高屋」をチェーン展開。焼鳥日高、来来軒も。首都圏中心に直営店舗数は440店舗超。コスト優位性などが強み。26.2期売上高540億円目指す。首都圏に加え、隣接県の出店拡大・加速を図る。 記:2024/04/30