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新興市場見通し:新年度相場入りで中小型株物色も活発に、IPOは活況続く

2018/3/31 15:42 FISCO
*15:42JST 新興市場見通し:新年度相場入りで中小型株物色も活発に、IPOは活況続く 先週の新興市場は、週初こそリスク回避の売りが先行したものの、その後持ち直しの動きを見せた。北朝鮮情勢や日中貿易摩擦など外部環境に対する警戒感が和らぎ、日経平均が上昇するとともに投資家心理が改善した。また、IPOが活況を見せたことも個人投資家の新興市場に対する関心を高めたようだ。週後半にかけては個人投資家による値幅取り狙いの物色が中小型株へシフトする様子が窺えた。なお、週間の騰落率は、日経平均が+4.1%であったのに対して、マザーズ指数は+4.3%、日経ジャスダック平均は+1.2%だった。 個別では、ミクシィ<2121>が週間で2.1%安となる一方、サイバーダイン<7779>が同2.1%高、そーせいグループ<4565>が同2.7%高となるなどマザーズ時価総額上位は高安まちまちだった。前週下げの目立ったPKSHA Technology<3993>は同20.4%高と強いリバウンドを見せた。売買代金上位ではSOU<9270>や神戸天然物化学<6568>といった直近IPO銘柄が大きく買われ、週間のマザーズ上昇率上位にも顔を出した。SOUの展開する小売ブランドが中国向け越境ECアプリへの出品を本格化したほか、神戸天然物化学は新規抗がん剤開発候補化合物に関するライセンス契約を締結した。一方、メディアシーク<4824>、サンバイオ<4592>などは下落したが、大きく売り込まれる銘柄は見られなかった。ジャスダック主力では日本マクドナルドHD<2702>が同5.3%高、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同7.8%高、セリア<2782>が同10.2%高と大きく上昇した。売買代金上位ではセルシード<7776>やイナリサーチ<2176>が大きく買われ、子会社プットメニューへの期待が高まったジャストプランニング<4287>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。反面、エン・ジャパン<4849>などが下落し、ニチダイ<6467>は売りがかさみ下落率トップだった。IPOではRPAHD<6572>など5社が新規上場した。3月30日上場の日本リビング保証<7320>は初値持ち越しとなっているが、それ以外の4社は全て公開価格の2倍を超える高い初値を付けた。 今週の新興市場は、堅調な展開が続きそうだ。マザーズ指数は先週、急ピッチのリバウンドで25日線水準を回復しており、目先は戻り待ちの売りも出やすい局面と考えられる。しかし、名実ともに新年度相場入りし、株式市場全体の需給環境や個人投資家のマインドは比較的良好だろう。引き続き中小型株物色は活発となり、IPOも活況を見せそうだ。 今週は、4月2日にメディカルネット<3645>、3日にエスプール<2471>、5日にフロイント産業<6312>、放電精密加工研究所<6469>、6日に幸和製作所<7807>などが決算発表を予定している。また、4日からは「AI・人工知能 EXPO」が開催される。4月に上場予定のHEROZ<4382>がAI開発ベンチャーとして注目されていることもあり、PKSHAなどAI関連銘柄の動向を注視したい。 IPO関連では、4月3日にブティックス<9272>、4日にビープラッツ<4381>がともにマザーズへ新規上場する。ブティックスは「介護」関連、ビープラッツは「IoT(モノのインターネット)」「クラウド」関連のテーマ性がある。また、ともに公開規模がマザーズ上場案件としても小さいことから、初値を大きく飛ばしそうだ。なお、4月はこれら2社を含め8社のIPOが予定されている。 《FA》
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9272 東証グロース
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