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数々の株式コンテストで優勝した株プロが、いまどきの相場の儲け方を伝授

2018/1/28 12:20 FISCO
*12:20JST 数々の株式コンテストで優勝した株プロが、いまどきの相場の儲け方を伝授 「2018年は、個人投資家が儲けやすい年になりそうです」と語るのは、マーケットバンクの岡山憲史氏だ。同氏は、1万人以上が参加した日本初の資産運用コンテスト「第1回S1グランプリ」でプロの運用担当者を抑えて優勝を勝ち取った実力者だ。また、『夕刊フジ』が主催する個人投資家に大人気の企画「株−1グランプリ」でも昨年月間優勝に輝いた実績を持つ銘柄予想のプロである。2017年の上昇相場は機関投資家が好む主力株中心の相場で、個人投資家好みの中小型株の出番は少なかった。ところが、年明け以降の株式市場では、外国為替市場での円高推移を背景に「主力株が売られ、中小型株が買われる」という相場状況に様変わりした。 とはいえ、玉石混交の中小型株の中から、一般の個人投資家が銘柄を選ぶのは難しい。そこで、前出の岡山氏にいまどきの有望株の発掘方法を聞いた。 「株価の上昇率を競うコンテストなどは、基本、短期間でのパフォーマンスを競うもの。ですから、時価総額が小さく、株価が動きやすい銘柄を狙うことになります。まさに現在の相場で活躍している中小型の材料株が中心となるわけです」(岡山氏) まず、銘柄の選定だが、これは日々の上昇率ランキングなどですでに人気化している銘柄をピックアップするという。そして、それらの銘柄チャートを日足だけでなく、週足、月足まで細かくチェックしていく。ポイントとなるのは「すべてのチャートで右肩上がりの上昇となっているか」、また「チャートを形成するローソク足に陽線が多いか」、などをチェックすることだと指摘している。 「日々の上昇率ランキングの中には、何か理由があって瞬間的に急騰している銘柄も少なくありません。そのような銘柄に飛び乗ってしまうと、高値つかみとなってしまう危険性もあります。チャートが合格点であれば、次は業績と成長性(技術力など)の判断に移っていきます。業績についても、前期・今期・来期・来々期まで視野に入れ、特に「売り上げ」を重点的に見ていきます。また、マーケットが注目しそうな「テーマ性」を持っているかも大切です。テーマは新鮮なほど、大きなリターンが見込めます」(岡山氏) 最後の仕上げに、第三者機関が発行しているレポートや会社のホームページなどを読んで経営者の考え方や会社の将来性を判断していくという。株主還元(配当や株主優待など)の意欲があるのかなどは要チェックポイントだ。また、時価総額が100億円以下の小さな会社であれば。1カ月で株価倍増も夢ではないという。 岡山氏の有望銘柄のウォッチリストには数百という銘柄が常にリストアップされ、最適な買いどきを待ち伏せしている。ローリスクでハイリターンを狙える銘柄を発掘するにはそれなりの時間がかかるが、これを習慣化した者だけが「負けない投資家」になれるという。 昨今はSNSなどを活用した「イナゴ」と呼ばれるような投資方法が急速に台頭してきている。その一方、そういった投資方法から脱却し、「自分1人で銘柄選定ができる」ようになることが投資家としての1つのゴールだと指摘する有名投資家も多い。 岡山氏も「もちろん信頼できるということが大前提ですが、著名な投資家やプロのレポートを購入して、銘柄選定の手法を学んでいくことも成長への1つの近道かもしれません」と語る。「私もクラブフィスコにて1月末リリース予定のレポート銘柄を現在選定していますが、やはり銘柄選定の「タイミング」という観点も考慮できるため、お客さまに吸収していただけることは多いと考えています」と自信を見せる。 週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、株式市場新聞、月刊カレントなど各種メディアにおいて幅広く執筆活動を行っているが、そういった活動を通じて「1人でも多くの投資家の方々の役に立てるよう、これからも全力で株式相場と向き合い続けていきます」とインタビューを締めくくった。 <詳細プロフィール> 岡山憲史(株式会社マーケットバンク代表取締役) 1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催。ゴールドマン・サックス投信、クレディスイス投信、野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に増やすという高成績をあげ、文句なしの優勝を果たす。第二回大会においても、2カ月間で1億円の資金を2億1600万円に倍増させ、6位入賞。 1999年12月8日にマーケットバンク設立。18年以上にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる画期的な運用手法とサービスを提供している。2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。情報サイト「クラブフィスコ」にて、1月末リリース予定で【「熱盛」銘柄5選!!レポート】を担当するなど、活躍の場を広げている(同レポートは現在申込みを受け付け中です)。 《TM》