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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続伸、インデックス主導のなか、中小型株については手掛けづらく

2017/7/20 12:23 FISCO
*12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続伸、インデックス主導のなか、中小型株については手掛けづらく 20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、インデックス主導のなか、中小型株については手掛けづらく ・ドル・円は112円05銭、112円回復、異次元緩和維持にらみ円売り先行 ・富士ソフSBや安永などがストップ高 ■日経平均は続伸、インデックス主導のなか、中小型株については手掛けづらく 日経平均は続伸。71.28円高の20092.14円(出来高概算8億5000万株)で前場の取引を終えている。米株高の流れを受けて小幅に続伸して始まった日経平均は、その後もじり高基調が続いており、前場半ばには一時20100円を回復する場面をみせている。セクターでは水産農林、鉱業、石油石炭、化学、証券が上昇。半面、下落は海運の1業種のみだった。東証1部の値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。 指数インパクトの大きいところでは、TDK<6762>、中外薬<4519>、東エレク<8035>、富士フイルム<4901>が堅調。一方でファーストリテ<9983>、京セラ<6971>が重石となっている。売買代金上位ではアンジェス<4563>、トヨタ自<7203>が上昇。一方で任天堂<7974>が一服となっている。 インデックスに絡んだ商いを中心に幅広い銘柄が上昇しており、日銀会合の結果を前に、足元の調整に対する自律反発をみせている状況に映る。サプライズは期待していないものの、日銀会合の結果が予想の範囲内ともなれば、利益確定に向かわせてくる可能性がある。また、黒田総裁の会見を見極めたいとのムードも強く、日経平均は5日、25日線を挟んでのこう着が続こう。一方で、インデックス主導のなか、個人主体の中小型株については手掛けづらくなっている。 また、欧州中央銀行(ECB)が金融政策を決定し、ドラギ総裁が記者会見する。ECB理事会では金融緩和策で続けてきた資産買い入れについて、段階的に縮小して行く方針がコンセンサス。ドラギ総裁会見での発言が、円安を後押しするとの思惑もあり、為替の動向を睨みながらの展開といったところか。円相場がこう着となれば、大引けにかけて利益確定が優勢となる可能性も意識しておきたい。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は112円05銭、112円回復、異次元緩和維持にらみ円売り先行 ドル・円は一時112円台を回復。日銀金融政策決定会合の終了待ちのなか、「異次元緩和」の継続を見込んだ円売りがドルを小幅に押し上げたもよう。また、堅調地合いの続く日経平均株価も、ドル買い・円売りを支援しているようだ。 ここまでのドル・円の取引レンジは111円77銭から112円06銭、ユーロ・円は128円81銭から129円08銭、ユーロ・ドルは1.1511ドルから1.1533ドルで推移した。 12時15分時点のドル・円は112円05銭、ユーロ・円は129円05銭、ポンド・円は145円93銭、豪ドル・円は88円98銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・富士ソフSB<6188>や安永<7271>などがストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ■経済指標・要人発言 ・山本地方創生相 「獣医師会側の思い込みと私の発言を混同したものであり、正確ではない」 (昨年11月、は日本獣医師会の幹部に「愛媛県今治市」「加計学園」の具体名や自治体の負担額を示して獣医学部の新設方針を伝えたとする同会の面会記録について) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30  全産業活動指数(5月)  -0.8%  2.1% <海外> ・15:00  スイス・貿易収支(6月)    34億スイスフラン ・15:00  独・生産者物価指数(6月)  2.3%  2.8% 《HT》
関連銘柄 11件
4519 東証プライム
6,375
11/26 15:30
-122(-1.88%)
時価総額 10,703,995百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4563 東証グロース
61
11/26 15:30
+3(5.17%)
時価総額 15,669百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
3,308
11/26 15:30
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時価総額 4,114,745百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
6188 東証スタンダード
615
2/15 14:57
+1(0.16%)
時価総額 8,302百万円
コールセンター運営とBPOサービスが柱。23.12期3Q累計は利益足踏み。通期では最高業績を計画。親会社の富士ソフトがTOBによる完全子会社化を表明。TOB価格は1株615円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2023/11/11
6762 東証プライム
1,848.5
11/26 15:30
-49.5(-2.61%)
時価総額 3,593,225百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6971 東証プライム
1,478.5
11/26 15:30
-12(-0.81%)
時価総額 2,233,236百万円
大手電子部品メーカー。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。京都府京都市に本社。事業の選択と集中を推進。中計では26.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/10/20
7203 東証プライム
2,667.5
11/26 15:30
-27(-1%)
時価総額 42,133,128百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7271 東証スタンダード
499
11/26 15:30
-3(-0.6%)
時価総額 6,457百万円
エンジン部品の製造・販売を行う。1923年創業。三重県伊賀市に本社。コネクティングロッドで世界トップクラスのシェア。トヨタなどが主要取引先。環境機器事業は新型ディスポーザの投入、システム販売の回復見込む。 記:2024/06/25
7974 東証プライム
8,309
11/26 15:30
+110(1.34%)
時価総額 10,790,815百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,650
11/26 15:30
-485(-2.1%)
時価総額 10,682,487百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
51,450
11/26 15:30
+720(1.42%)
時価総額 16,372,470百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25