マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
9/29 4:27:20
9,353,218
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

来週の相場で注目すべき3つのポイント:イエレンFRB議長証言、ベージュブック、ゲーム企業決算

2017/7/8 19:22 FISCO
*19:22JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:イエレンFRB議長証言、ベージュブック、ゲーム企業決算 ■株式相場見通し 予想レンジ:上限20250-下限19850円 来週は米雇用統計やG20を受けてのスタートとなるが、その後は日米ともに決算シーズンとなるため、業績を手掛かりとした個別対応に向かいそうである。雇用統計については、非農業部門雇用者数は前月比22.2万人増加とコンセンサス(17.8万人増)を大きく上回った。失業率は4.4%で、16年ぶり低水準だった前月の4.3%から若干上昇したが、ほぼ横ばいとの見方から、米連邦準備制度理事会(FRB)が予定通り年内3度目の利上げを行う後押しになるとみられる。また、G20については、トランプ大統領が「米国第一主義」政策を掲げる中、各国首脳との亀裂が浮き彫りにならなければ、通過材料としてみなされるであろう。 決算については、米国では14日にJPモルガン、ウェルズ・ファーゴ、シティグループといった金融機関の決算が予定されているほか、国内では13日にファーストリテ<9983>が決算を予定しており、日経平均に影響を与えよう。また、引き続き個人主体の物色が続くとみられるが、来週はゲーム株の決算が予定されている。12日にSHIFT<3697>、日本エンタープライズ<4829>、13日にケイブ<3760>、エディア<3935>、14日にブロッコリー<2706>、メディアドゥ<3678>、IGポート<3791>、サイバーステップ<3810>、Gunosy<6047>が予定されている。サイバーステップは、クレーンゲームアプリ「トレバ」が好調で第3四半期で業績の大幅黒字転換を達成していることもあり、決算を受けた動意が注目されることになろう。 経済スケジュールでは10日に5月機械受注、5月国際収支、6月中国消費者物価指数・生産者物価指数、12日に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、13日に6月中国貿易統計、6月米生産者物価指数、14日に6月米消費者物価指数、小売売上高、鉱工業生産が発表される。その他、12日にイエレンFRB議長が下院金融委員会で証言するほか、13日に上院銀行委員会で証言する。14日にはトランプ米大統領がマクロン仏大統領の招待で革命記念日式典に出席する。 ベージュブックのほか、イエレンFRB議長証言を受けて利上げ観測が高まる可能性もあり、これを受けた円安の流れが支援材料になる展開も期待したいところである。もっとも、足元のこう着で日経平均の2万円前後の水準では利益確定の流れも強まりやすいところである。しばらくは個別対応の物色が続くことになりそうだ。 ■為替市場見通し 来週のドル・円は米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長による議会証言が材料視されそうだ。6月の米雇用統計はやや強い内容だったが、一部の経済指標は予想を下回っており、強弱まちまちのため、FRBの利上げ継続方針には懐疑的な見方が残されているものの、FRB議長の証言内容次第ではドル買いがさらに強まる可能性がある。 また、14日発表の6月米消費者物価指数(CPI)はFRBの利上げ方針を後押しする内容になるかどうか注目される。インフレ率が予想を下回った場合、利上げ継続への期待はやや低下し、米長期金利の上昇は一服すると予想されており、ドル売りがやや強まる可能性がある。 ■来週の注目スケジュール 7月10日(月):機械受注、中消費者物価指数、独貿易収支、ユーロ圏財務相会合など 7月11日(火):欧財務相理事会、米JOLT求人件数など 7月12日(水):第3次産業活動指数、米地区連銀経済報、イエレンFRB議長証言など 7月13日(木):都心オフィス空室率、イエレンFRB議長証言、中貿易収支など 7月14日(金):米鉱工業生産、ミシガン大学消費者マインド指数、JPモルガン決算など 《TM》
関連銘柄 10件
2706 東証スタンダード
1,495
9/25 15:00
-1(-0.07%)
時価総額 13,078百万円
女性向けコンテンツ「うたの☆プリンスさまっ♪」を制作・販売。関連トレーディングカードゲーム等も。トレーディングカードゲーム「Z/X」の累計出荷数は3800万パックを突破。24.2期1Qは2桁増収。 記:2023/09/02
3678 東証プライム
1,403
9/27 15:00
+15(1.08%)
時価総額 21,660百万円
電子書籍取次の国内最大手。取引出版社数は2200社超。取扱コンテンツ数は210万点超。NFTマーケットプレイス「FanTop」等の戦略投資事業も。IP・ソリューション事業のフライヤーは法人契約数が順調。 記:2024/05/10
3697 東証プライム
14,080
9/27 15:00
+380(2.77%)
時価総額 250,779百万円
ソフトウェアテスト・品質保証サービス、セキュリティソリューション、DXサービス等を手掛ける。サービス提供社数は1760社超。エンジニア数、単価は上昇傾向続く。AI特化型品質保証サービスの提供を開始。 記:2024/05/10
3760 東証スタンダード
1,039
9/27 15:00
+14(1.37%)
時価総額 6,160百万円
モバイルオンラインゲームの開発・運営を行う。弾幕シューティングゲームに強み。動画配信関連事業も手掛ける。スマホゲーム開発・運営を行う「でらゲー」を傘下に持つ。新規ゲーム「東方幻想エクリプス」は売上順調。 記:2024/06/07
3791 東証スタンダード
2,159
9/27 15:00
+51(2.42%)
時価総額 43,659百万円
アニメ作品の企画・制作を行う映像制作事業が主力。コミック雑誌の企画・製造・販売等を行う出版事業、版権事業等も展開。「SPY×FAMILY」シリーズは配信、関連商品ライセンス・セールスプロモーションが順調。 記:2024/06/09
3810 東証スタンダード
183
9/27 15:00
+1(0.55%)
時価総額 2,333百万円
「オンラインクレーンゲーム・トレバ」などのオンラインゲーム事業が主力。音響制作、声優プロダクションのエンターテインメント事業も。トレバはサービス強化で新規顧客層の獲得図る。外注費用の削減等に取り組む。 記:2024/05/10
3935 東証グロース
388
9/27 15:00
+3(0.78%)
時価総額 2,378百万円
ゲームサービス運営等を行うIP事業、ライトノベル・コミックの企画、編集、出版等を行う出版事業を手掛ける。オンラインくじサービスを積極展開。保有IPのクロスメディア展開の強化、グッズ販売などに注力。 記:2024/06/09
4829 東証スタンダード
121
9/27 15:00
-1(-0.82%)
時価総額 4,663百万円
法人向けシステムの受託開発・運用等を行うソリューション事業が主力。コンテンツサービスや法人向け「ビジネスサポートサービス」等のクリエーション事業も展開。システム開発サービスではラボ型開発が伸びる。 記:2024/05/17
6047 東証プライム
816
9/27 15:00
+8(0.99%)
時価総額 19,778百万円
情報キュレーションサービス「グノシー」、KDDIとの協業アプリ「ニュースパス」等の運営を行う。業務支援特化・生成AIサービス「ウデキキ」等も。ゲームエイト事業では国内メディアソリューション事業が好調。 記:2024/05/17
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(2.53%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10