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新興市場見通し:イベント続きでも中小型株の強さは変わらず、2ヶ月ぶりのIPOにも注目

2017/6/10 15:42 FISCO
*15:42JST 新興市場見通し:イベント続きでも中小型株の強さは変わらず、2ヶ月ぶりのIPOにも注目 先週の新興市場では、マザーズ指数、日経ジャスダック平均とも比較的堅調に推移した。日経平均は2万円の大台を回復した目先達成感に加え、6月8日の英総選挙や米連邦捜査局(FBI)前長官の議会証言といった重要イベント前の手控えムードからやや上値が重く、マザーズ銘柄も相場全体の地合い軟化に連れて売られる場面があったが、材料株やゲーム関連株などへの買いが続いた。週末にはイベント通過による安心感からマザーズ指数は上値を追う展開となった。なお、週間の騰落率は、日経平均が-0.8%であったのに対して、マザーズ指数は+2.0%、日経ジャスダック平均は+0.8%だった。 個別では、ミクシィ<2121>が週間で0.9%安、サイバーダイン<7779>が同2.0%安、そーせいグループ<4565>が同1.1%安とマザーズ時価総額上位は上値の重い展開だった。一方、これらに次ぐアカツキ<3932>は同21.7%高と大きく上昇。一部証券会社による目標株価引き上げが観測された。ゲーム株ではモブキャスト<3664>やサイバーステップ<3810>も海外で好調との見方から大きく買われた。また、バイオ関連のアンジェスMG<4563>や仮想通貨関連のリミックスポイント<3825>といった人気株の活況が続き、週間のマザーズ上昇率上位に顔を出した。反面、インフォテリア<3853>やソレイジア・ファーマ<4597>は利益確定売りに押された。ジャスダック主力では、セリア<2782>が同4.9%高、UTグループ<2146>が同8.3%高と堅調で、東証1部への市場変更が決定した平田機工<6258>は同12.2%高となった。売買代金上位ではゲーム株のアエリア<3758>、サイバーセキュリティ関連のアズジェント<4288>やテリロジー<3356>、バイオ株のラクオリア創薬<4579>などが大きく買われ、新製品開発を発表したリバーエレテック<6666>は前週末比で株価が2倍となった。一方、ベクター<2656>やナガオカ<6239>は利益確定の動きから軟調だった。 今週の新興市場は、引き続きしっかりした展開となりそうだ。6月13日からは米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されており、主力大型株に再び手控えムードが広がれば値幅取り狙いの物色は中小型株に向かいやすい。相場全体の地合いに連れて目先の利益を確定する動きが出てくる場面もあるだろうが、個人投資家の中小型株への物色意欲は強く、積極的な押し目買いが支えとなる。 今週は6月13日にジェネレーションパス<3195>、14日にエニグモ<3665>、サンバイオ<4592>、ハイアス・アンド・カンパニー<6192>、スリー・ディー・マトリックス<7777>、オービス<7827>などが決算発表を予定している。エニグモは前期に業績が急拡大しただけに期待が高いようだ。また、米国では13日から世界最大のゲーム見本市「E3 2017」が開幕し、ゲーム関連に加えAR/VR(拡張現実/仮想現実)関連銘柄などへの関心が高まることも想定される。 IPO関連では、6月15日にビーブレイクシステムズ<3986>がマザーズへ新規上場する。IPOで根強い人気のあるクラウドサービス関連であり、約2ヶ月のIPO空白期間明け最初の案件ということもあって、投資家の関心は高いようだ。また、ツナグ・ソリューションズ<6551>とSYS HD<3988>が14日から、GameWith<6552>が15日からブックビルディング期間となる。なお、先週はソウルドアウト<6553>(7月12日、マザーズ)の新規上場が発表されている。 《FA》
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「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
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100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。店舗数は2000店舗超。売上営業利益率5%以上の維持、戦略的出店によるシェア拡大などに取り組む。 記:2024/04/29
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時価総額 2,102百万円
家具や家庭用品、アパレルなど70万超のアイテムを扱う「リコメン堂」を運営。商品企画関連事業、WEBメディアの運営等も。ECマーケティング事業は収益伸長。為替差損の減少等で、24.10期1Qは経常黒字転換。 記:2024/04/16
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オリジナル食器や調理道具、キッチン雑貨の製造・販売等を行う「ゆとりの空間」、yossyの推し馬チャンネルの運営等を行う「NINJIN」などを傘下に収める持株会社。IP投資育成事業の拡大などに取り組む。 記:2024/08/27
3665 東証プライム
317
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時価総額 13,518百万円
海外ブランド・ファッション通販サイト「BUYMA」を運営。豊富な品揃えなどが強み。「BUYMA TRAVEL」等も手掛ける。会員数は1140万人超。新サービス「BUYMA VINTAGE」で需要獲得図る。 記:2024/08/23
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505
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3932 東証プライム
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3986 東証グロース
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10/11 14:32
±0(0%)
時価総額 2,395百万円
クラウド型ERP(クラウド技術を用いた統合型基幹業務パッケージ)を開発・販売。システム受託開発やIT人材派遣も。IT投資意欲旺盛でシステムインテグレーション好調。パッケージは月額課金型に注力へ。 記:2024/08/09
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セキュリティソフトを輸入販売。導入支援や運用・保守も。商品とセキュリティ・ノウハウを組み合わせたハイブリッド型サービスビジネスへの転換を推進。企業・公共向けとも伸びる。新セキュリティ監視センター稼働へ。 記:2024/08/11
4563 東証グロース
55
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-1(-1.79%)
時価総額 11,972百万円
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10/11 15:00
-23(-1.92%)
時価総額 96,341百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4579 東証グロース
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時価総額 10,235百万円
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4592 東証グロース
1,069
10/11 15:00
-62(-5.48%)
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4597 東証グロース
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97
1/29 15:00
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時価総額 3,637百万円
住関連に特化した経営コンサルを展開。地域の工務店や不動産会社を中心とする会員基盤に強み。建築施工も。23.9期通期は大幅最終増益。くふう住まいによる完全子会社化で、24年1月30日付けで上場廃止予定。 記:2023/12/26
6239 東証スタンダード
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時価総額 8,564百万円
化学プラント内部の反応を促す装置を製造・販売。取水用スクリーンや水処理装置も。24.6期上期は海外で大型受注を獲得。稼働率改善も寄与して二桁増収・大幅増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/04/15
6258 東証プライム
4,935
10/11 15:00
-5(-0.1%)
時価総額 53,081百万円
自動車や半導体などの生産設備を製造・販売。自動省力機器も。24.3期3Q累計はEV関連設備が好伸。半導体関連設備の原価率改善も効いて増収増益に。配当性向2割以上目安。今年2月に130億円の大型案件を受注。 記:2024/04/11
652
10/11 15:00
-7(-1.06%)
時価総額 5,623百万円
採用代行・コンサルティングサービスなどを手掛けるヒューマンキャピタル事業が主力。人材派遣などのスタッフィング事業も展開。NISSOホールディングスと資本業務提携。DXリクルーティング領域は売上順調。 記:2024/06/29
6552 東証スタンダード
222
10/11 15:00
-22(-9.02%)
時価総額 4,073百万円
日本最大級のゲーム情報メディア「GameWith」の運営等を行うメディア事業が主力。プロeスポーツチームの運営、NFTゲーム等も。eスポーツやNFT・回線事業に経営資源投下。回線事業など新規事業は急成長。 記:2024/05/17
6666 東証スタンダード
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10/11 15:00
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時価総額 3,703百万円
水晶デバイスが主力の電子部品メーカー。世界最小の水晶振動子・水晶発振器を手掛ける。短納期化に定評。水晶製品事業は在庫調整等が響く。24.3期3Qはその他の電子部品事業が増収。民生機器向け抵抗器が売上貢献。 記:2024/04/16
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±0(0%)
時価総額 10,244百万円
自己組織化ペプチド技術を用いた医療製品を開発する。外科領域、組織再生領域、ドラッグ・デリバリー・システム領域で事業展開。消化器内視鏡領域の止血材はドイツで販売好調。24.4期3Qは大幅増収、損益改善。 記:2024/04/16
7779 東証グロース
182
10/11 15:00
-1(-0.55%)
時価総額 25,015百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
7827 東証スタンダード
1,648
10/11 15:00
-4(-0.24%)
時価総額 2,891百万円
木製梱包用材やプレハブハウスを製造。太陽光システム施工も。24.10期1Qは中国経済低迷で輸出向け梱包用材が振るわず。受注確保優先のプレハブハウスは2Qに多くの引渡しを予定。今年3月に鉄骨加工会社を買収。 記:2024/04/12