マーケット
9/24 15:15
37,940.59
+216.68
42,124.65
+61.29
暗号資産
FISCO BTC Index
9/25 6:23:07
9,191,668
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

【フィスコ・ビットコインニュース】足元でアルトコインが軒並み高騰した理由とは?

2017/5/21 13:44 FISCO
*13:44JST 【フィスコ・ビットコインニュース】足元でアルトコインが軒並み高騰した理由とは? ビットコインの値段が上昇の一途を辿っており、かなり話題となっています。仮想通貨全体が盛り上がっているなか、今回も下記の (1)【ファンダメンタルズ】(経済の基礎的諸条件)、 (2)【テクニカル】(チャート分析) (3)【ビットコイン入門】(ビットコイン価格変動の要素は?) という観点で解説させていただきます。 (1)【ファンダメンタルズ】ビットコイン相場は5月に入って約2割上昇 先週からビットコイン相場が急騰し、過去最高値の更新が続いています。フィスコ<3807>傘下のフィスコ仮想通貨取引所の5月8日のBTC/JPY相場は、始値175,905円から終値193,695円と約10%の上昇を見せました。その後も上昇は続き、5月15日現在では21万円前後で取引されています。BTC/USD相場は5月11日に1,800ドルを超えて過去最高値を更新し、5月に入ってから約20%も上昇しています。 国内では、このような連日の最高値更新を受けて5月9日に仮想通貨取引所のひとつで仮想通貨購入・売却価格に異常値が発生し、実際のレートと表示価格とに大幅な乖離が発生するという障害が発生してサービスが一時中止され、事象発生前の状態へ戻す(ロールバック)という対応が取られました。しかしこのようなニュースもBTC/JPY価格に影響することはなく、20万円を超える水準での取引が続いています。(3)【ビットコイン入門】でもご紹介しますが、ビットコインだけではなく仮想通貨市場全体の時価総額がこの2か月で高騰しており、仮想通貨市場に大きな資金が入ってきている状態といえます。 (2)【テクニカル】上昇トレンド継続も、短期的には調整入りも警戒 日足のボリンジャーバンドでは、拡大する+2σに沿ったような「バンド・ウォーク(バンド・ブレイク)」が見られています。大型連休明けは+1σで推移していましたが、ここにきて再び勢いが強まっています。上昇トレンドの強い相場展開ですが、「買いが買いを呼ぶ」強い相場展開となっていますが、短期的に調整する可能性は意識しておいたほうがいいでしょう。いったんは上昇トレンドが一巡するような場面が見られるかもしれません。_ (3)【ビットコイン入門】足元でアルトコインが軒並み高騰した理由とは 足元でビットコイン価格は急騰中ですが、実はビットコイン以外の仮想通貨(アルトコインと総称されます)の価格も急騰しています。仮想通貨の時価や発行数などを提供する情報サイト「Coin Market Cap(コインマーケットキャップ)」のデータによれば、仮想通貨全体の時価総額は3月末の約250億米ドルから5月15日現在は約550億米ドルと、2か月余りで2.2倍の成長を見せています。特に、5月に入ってからイーサリアム、リップル、ライトコイン、ネム、モネロなど、仮想通貨の時価総額ランキング10位に入るアルトコインが軒並み高騰している状態です。 これに伴い仮想通貨市場全体の様相も変わってきています。2017年3月末からわずか2か月の間に、ビットコインが仮想通貨市場全体に占める時価総額シェアは30%以上低下しています。5月15日現在のビットコインのシェアは全体の53%で、3月末には85%超のシェアを占めていたことから鑑みると他のアルトコインの時価総額が大きく増加していることがわかります。 イーサリアムやライトコインなどのアルトコインは、技術面の飛躍が大きく期待されるニュースがプラスに働いていると想像されますが、その他のコインは連れ高した感も強いため、動向には注意が必要な状態といえるでしょう。 今回の【ビットコイン入門】では、「足元でアルトコインが軒並み高騰した理由とは」に関してご説明しました。 なお、ビットコイン投資は利益が出るときもあれば、損失が発生することもあります。 投資は自己責任でお願いします。 (フィスコ仮想通貨取引所: ビットコインアナリスト 田代昌之) 《MT》
関連銘柄 1件
3807 東証グロース
76
9/24 15:00
±0(0%)
時価総額 3,489百万円
独立系金融情報配信会社。法人向けリアルタイムサービス、スポンサー型アナリストレポート等を手掛ける情報サービス事業が主力。暗号資産・ブロックチェーン事業等も。高付加価値サービスなどで案件単価の向上図る。 記:2024/08/02