マーケット
9/24 15:15
37,940.59
+216.68
42,124.65
+61.29
暗号資産
FISCO BTC Index
9/25 6:25:04
9,186,824
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ユーロ週間見通し:下げ渋りか、リスク選好の円売り継続の可能性

2017/5/20 15:13 FISCO
*15:13JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、リスク選好の円売り継続の可能性 ■堅調推移、米政治不安を意識したユーロ買い 先週のユーロ・ドルは堅調推移。米政治不安の高まりでリスク回避的なユーロ買い・米ドル売りが活発となった。ユーロ圏の経常黒字増大や欧州中央銀行(ECB)による金融緩和策の早期解除の思惑もユーロ買い材料となり、ユーロは一時1.1212ドルまで上昇した。取引レンジ:1.0923ドル-1.1212ドル。 ■やや底堅い動きが続く見込み、ユーロ圏経済は回復基調 今週のユーロ・ドルはやや底堅い動きが続く見込み。ユーロ圏経済の回復基調は維持されており、ECBによる金融緩和策の早期解除への期待でユーロは買われやすい状態が続きそうだ。23日発表のユーロ圏5月製造業・サービス業PMIなどが材料視される。米政治不安は引き続きユーロ買い材料になる。 予想レンジ:1.1150ドル−1.1350ドル ■強含み、米政治不安の高まりでユーロ買い強まる 先週のユーロ・円は強含み。ユーロは一時125円82銭まで買われた。米政治不安の高まりでリスク回避的なユーロ買い・米ドル売りが活発となったことが要因。米ドル・円相場は円高方向に振れたが、対円でのユーロ買いが勝った。ユーロ圏の経常黒字増大も材料視されたようだ。取引レンジ:122円56銭-125円82銭。 ■下げ渋りか、リスク選好の円売り継続の可能性 今週のユーロ・円は下げ渋りか。23日発表の5月製造業・サービス業PMIなどが手がかりとなりそうだ。ユーロ圏経済の回復傾向が続けば、ECBによる金融緩和策の早期解除への思惑でユーロは買われやすい。ただ、トランプ米大統領の政権運営は不安視されており、リスク回避的な円買いが優勢となる可能性は残されている。 ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント ・23日:5月マークイット製造業PMI(予想:56.5、4月:56.7) ・23日:5月マークイットサービス業PMI(予想:56.4、4月:56.4) 予想レンジ:123円00銭-126円00銭 《FA》