マーケット
10/7 15:15
39,332.74
+697.12
42,352.75
+341.16
暗号資産
FISCO BTC Index
10/7 23:19:48
9,492,134
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~トランプ政策待ち、東芝問題による需給影響が重しに

2017/2/17 8:25 FISCO
*08:25JST 前場に注目すべき3つのポイント~トランプ政策待ち、東芝問題による需給影響が重しに 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:トランプ政策待ち、東芝問題による需給影響が重しに ■外資系証券の注文動向:差し引き150万株の買い越し ■前場の注目材料:シャープ、中国に有機EL工場、投資額は数千億円規模 ■トランプ政策待ち、東芝問題による需給影響が重しに 17日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続こう。16日の米国市場では、予想を上回る経済指標の発表等を受けて、NYダウは6営業日連続で最高値を更新している。ただ高値警戒感が高まってきているほか、トランプ大統領の経済政策の具体的な内容が明らかになっていないことから、さらに買い上がる動きにはならず、小幅な上昇にとどまっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円安の19270円と19300円を下回っているほか、円相場は1ドル113円20銭辺りと円高に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好で売りが先行しやすいほか、円高が重しになりそうだ。また、トランプ大統領の経済政策の具体的な内容を見極めたいほか、東芝<6502>は東証2部降格の可能性が高まり、インデックスに絡んだヘッジ売り等が警戒されている。とりわけ東芝問題は需給面に大きく影響するため、指数インパクトの大きい値がさ株などへの売りが警戒されやすいだろう。 こう着感の強い相場展開のなか、好業績銘柄や値動きの軽い中小型株での短期的な値幅取り狙いが中心になりやすいだろう。また、テーマ性のあるところでは、軽自動車各社が安全装備を充実させると報じられている。ブレーキシステム等を手掛ける企業には関心が向かいやすい。 その他、米国道路建設者協会は、ニューヨークの観光名所であるブルックリン橋など、全米にある橋の約9%に相当する5万5710の橋に構造上の欠陥があるとの報告書を公表したと報じられている。当局は橋の修復費用を7000億ドル以上と見積もっており、インフラ補修関連などへの思惑が高まりそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き150万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り880万株、買い1030万株、差し引き150万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 02月10日(金):10万株の買い越し 02月13日(月):60万株の買い越し 02月14日(火):470万株の買い越し 02月15日(水):180万株の売り越し 02月16日(木):130万株の買い越し ■前場の注目材料 ・NYダウは連日最高値更新(20619.77、+7.91) ・NY原油は反発(53.36、+0.25) ・シカゴ日経225先物(19270、-60) ・1月工作機械受注額3.5%増 ・12月鋼材受注4.6%増 ・米1月住宅着工、許可件数は1年ぶりの高水準 ・米3月利上げに現実味 ・16年ホテル客室稼働率、上昇一服 ・東芝<6502>問題による需給面への影響 ・シャープ<6753>中国に有機EL工場、投資額は数千億円規模 ・ローソン<2651>、三菱商事<8058>と商品力強化 ・ソニー<6758>、ライブ事業強化へ ・ホンダ<7267>、中途採用を前年比2.1倍に増やす ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SK》
関連銘柄 6件
2651 東証プライム
10,330
7/23 15:00
±0(0%)
時価総額 1,036,099百万円
コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6753 東証プライム
1,019.5
10/7 15:00
+6(0.59%)
時価総額 663,090百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6758 東証プライム
2,880.5
10/7 15:00
+113.5(4.1%)
時価総額 17,983,244百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7267 東証プライム
1,602
10/7 15:00
+33.5(2.14%)
時価総額 8,705,725百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8058 東証プライム
3,086
10/7 15:00
+4(0.13%)
時価総額 13,308,319百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07