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後場に注目すべき3つのポイント~押し目買い意欲の強さなど、下値の堅さを見極める必要

2017/2/13 12:18 FISCO
*12:18JST 後場に注目すべき3つのポイント~押し目買い意欲の強さなど、下値の堅さを見極める必要 13日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・押し目買い意欲の強さなど、下値の堅さを見極める必要 ・ドル円は113円94銭、しっかり、日本株高で一時114円台を回復 ・資生堂、大成建設、バンダイナムコホールディングスなど12社の目標株価変更 ■押し目買い意欲の強さなど、下値の堅さを見極める必要 日経平均は続伸。104.45円高の19483.38円(出来高概算9億8000万株)で前場の取引を終えている。日経平均は買い先行で始まり、19500円を回復している。10日の米国市場の上昇のほか、原油相場の上昇が材料視されている。また、先週末の日米首脳会談では、日本が名指しで通貨安誘導と批判されることはなかったため、円相場の落ち着きが好感されている。買い一巡後は利食いに押される場面もみられたが、前引けにかけてじり高基調が継続している。 セクターでは鉱業、石油石炭、非鉄金属、鉄鋼、ガラス土石、海運、卸売、空運、食料品が上昇。半面、不動産、電力ガス、繊維、情報通信が小安い。売買代金上位ではメガバンク3行のほか、トヨタ自<7203>、JT<2914>、Vテク<7717>、富士重<7270>、マツダ<7261>、三井物産<8031>、ホンダ<7267>が上昇。ソフトバンクG<9984>、NTT<9432>、任天堂<7974>、ライオン<4912>が下落。 日経平均は直近戻り高値水準での攻防をみせている。一目均衡表では雲を上放れる格好となり、遅行スパンの上方シグナル発生が近づいている。日米首脳会談が通過し、円相場が落ち着いた動きをみせていることが安心感につながっている。ただ、19500円レベルでは戻り待ちの売り圧力は強く、押し目買い意欲の強さなど、下値の堅さを見極める必要がありそうだ。自動車株等も買い一巡後は上げ幅を縮めており、強気になりづらい面もある。 とはいえ、トランプ政権の減税策のほか、インフラ(社会資本)整備に力を入れる考えが強調されていることから、インフラ関連へ関心が向かいやすいだろう。また、米国では金融業界に対してFRBで最も厳しい目を光らせているタルーロ理事が4月5日前後に退任すると伝えられており、金融改革制度の見直しの進展等への思惑から、金融株の動向も注目される。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は113円94銭、しっかり、日本株高で一時114円台を回復 13日午前の東京外為市場では、ドル・円はしっかり。日本株の堅調地合いを背景にドルは一時114円を回復した。週明けアジア市場では、日米首脳会談の通過や10-12月期国内総生産(GDP)の上昇を背景に日経平均株価が前週末比100円超上昇しており、ドル・円は一時114円17銭まで上昇した。その後ドルの上昇は一服。 ランチタイムの日経平均先物は引き続きしっかりの地合いのため、目先の株高継続を見込んだドル買い・円売りは続くだろう。ただ、利益確定売りが出やすい地合いのため、午後の取引では上値が重くなりそうだ。 ここまでのドル・円の取引レンジは113円46銭から114円17銭、ユーロ・円は120円68銭から121円17銭、ユーロ・ドルは1.0612ドルから1.0637ドルで推移した。 12時15分時点のドル・円は113円94銭、ユーロ・円は120円99銭、ポンド・円は142円23銭、豪ドル・円は87円42銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ミズホメディ<4595>、リンクバル<6046>、ニッコウトラベ<9373>など12社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・資生堂<4911>、大成建設<1801>、バンダイナムコホールディングス<7832>など12社の目標株価変更 ・10-12月GDP1次速報:前期比+1.0%(年率予想:+1.1%、7-9月期:+1.3%) ・石原経済再生相 「緩やかな回復基調続いているとの認識は変わらない」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SK》
関連銘柄 17件
1801 東証プライム
6,214
10/10 15:00
-25(-0.4%)
時価総額 1,247,790百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
2914 東証プライム
4,366
10/10 15:00
+55(1.28%)
時価総額 8,732,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
4595 東証スタンダード
1,664
10/10 15:00
-8(-0.48%)
時価総額 31,701百万円
体外診断用医薬品メーカー。佐賀県鳥栖市に本社。遺伝子解析システムや感染症迅速診断システム、妊娠検査薬、排卵日検査薬等を手掛ける。メディセオなどが主要取引先。クイックチェイサーシリーズの検査項目を拡充。 記:2024/08/26
4911 東証プライム
3,690
10/10 15:00
-38(-1.02%)
時価総額 1,476,000百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
4912 東証プライム
1,701.5
10/10 15:00
+110.5(6.95%)
時価総額 497,750百万円
トイレタリー用品や医薬品等を展開。オーラルケア国内首位。衣料品洗剤や石鹸も有力。ホームケア分野の競争力強化図る。薬品分野はニキビ薬等の売上が伸びる。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
6046 東証グロース
160
10/10 15:00
+3(1.91%)
時価総額 3,120百万円
街コン・婚活パーティー情報サイト「街コンジャパン」を運営。マッチングアプリ「CoupLink」の運営等も。リンクバルID会員数は261万人超。CoupLinkでは新規利用者獲得の導線強化などに取り組む。 記:2024/06/28
7203 東証プライム
2,581
10/10 15:00
+17.5(0.68%)
時価総額 42,108,981百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7261 東証プライム
1,087
10/10 15:00
+7(0.65%)
時価総額 686,771百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
7267 東証プライム
1,574
10/10 15:00
+21(1.35%)
時価総額 8,553,565百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7270 東証プライム
2,608.5
10/10 15:00
+53.5(2.09%)
時価総額 2,006,396百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
7717 東証プライム
2,584
10/10 15:00
+59(2.34%)
時価総額 25,990百万円
光配向膜露光装置などのFPD装置事業、半導体・フォトマスク装置事業を手掛ける。シリコンウェーハ用検査装置で高シェア。トマトを軸とするアグリビジネスも。半導体・フォトマスク装置事業は受注残高が増加。 記:2024/06/17
3,415
10/10 15:00
-81(-2.32%)
時価総額 2,274,390百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
7974 東証プライム
7,913
10/10 15:00
+36(0.46%)
時価総額 10,276,534百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8031 東証プライム
3,256
10/10 15:00
+22(0.68%)
時価総額 9,857,172百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
9373 東証2部
390
5/1 14:59
+2(0.52%)
時価総額 3,814百万円
海外旅行に特化した旅行会社。海外への独自ツアーや個人旅行などに特色。シニア層が主要顧客層。三越伊勢丹HDがTOBで買収。百貨店の顧客層開拓やシナジー効果の最大化図る。17年5月2日付けで上場廃止。 記:2017/06/24
9432 東証プライム
149.9
10/10 15:00
+0.9(0.6%)
時価総額 13,573,492百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9984 東証プライム
9,041
10/10 15:00
+345(3.97%)
時価総額 15,577,227百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17