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*15:10JST 今週の【JASDAQ市場】12月5～9日『週半ばまで指数続伸も週末にかけて崩れる』 【軟調地合いのなか値動きの軽さで物色集める、キタックなどがストップ高】5日(月) ■概況■2658.72、+0.52 5日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が小幅反発、J-Stock IndexとJASDAQ-TOP20は続落となった。値上がり数は311、値下がり数は298、変わらずは86。注目されたイタリア国民投票の結果を受けて株式市場全体として利益確定売り優勢だったが、JASDAQ市場のテーマ株や材料株は値動きの軽さもあって物色を集めた。 ◆注目銘柄◆ ZMP<7316>関連のFVC<8462>がJASDAQ売買代金トップで大幅続伸したほか、カジノ関連の出遅れ銘柄との見方が強まったジャルコHD<6625>、通期決算を発表したキタック<4707>や業績予想を上方修正した共和工業<5971>、ゲーム株のベクター<2656>がストップ高まで買われた。その他では、東証1部への市場変更を発表したヴィアHD<7918>や、エージーピー<9377>、ミナトHD<6862>などが上昇し、日本精密<7771>、NJ−HD<9421>、アビックス<7836>は10％超の大幅高となった。一方、テックファム<3625>、インターライフ<1418>といった直近で上昇の目立っていたカジノ関連銘柄や、セリア<2782>、アズジェント<4288>、Nuts<7612>などが下落。また、ピクセルCZ<2743>、マルマン<7834>、ワットマン<9927>が10％を超える下げでJASDAQ下落率上位となった。マルマンは本日より信用規制が実施されている。 -------------------------------------- 【上値は重かったが幅広い銘柄に買いが優勢】6日(火) ■概況■2662.72、+4.00 6日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が続伸で、J-Stock Indexは反発、JASDAQ-TOP20は続落となった。値上がり数は357、値下がり数は244、変わらずは92。JASDAQ平均は小幅高でスタート後の上値が重く、日経平均の伸び悩みとともに、その後はやや伸び悩んだ。ただ、テーマ株の一角などには値幅取りの動きが継続したほか、幅広い銘柄に買いが優勢となった。 ◆注目銘柄◆ ZMP関連のFVC<8462>が売買代金トップで大幅続伸。小僧寿し<9973>はアスラポート<3069>との提携期待で賑わい、オーネックス<5987>、ソルガムHD<6636>、フォーバルRS<9423>、太洋物産<9941>などの低位株も人気化。アズジェント<4288>はイスラエル社製品の発売を複数のメディアが紹介したことが材料視され、メイコー<6787>なども強い動きに。半面、前日に急伸したジャルコHD<6625>、キタック<4707>、ベクター<2656>、アビックス<7836>などが反落。テックファム<3625>、ピクセルCZ<2743>などのカジノ関連もさえない。Nuts<7612>は続落。JASDAQ-TOP20では、メイコーのほか、田中化研<4080>、ザイン<6769>などが堅調。一方、ベクターのほか、セリア<2782>、インフォコム<4348>がさえない。 -------------------------------------- 【日経平均が底堅く推移で、安心感から幅広い銘柄に買いが優勢】7日(水) ■概況■2668.20、+5.48 7日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が続伸で、J-Stock Indexは反落、JASDAQ-TOP20は続落となった。値上がり数は371、値下がり数は234、変わらずは92。JASDAQ平均は小高く寄り付いた後はもみ合い、引けにかけてはやや上げ幅を広げた。日経平均が底堅い動きを続ける中、一部の銘柄には利食い売りも集まったが、買い安心感から幅広い銘柄に買いが優勢となった。 ◆注目銘柄◆ ソフトバンクG<9984>の株価上昇が刺激となり、ベクター<2656>が急伸。日本サード<2488>は大幅反発で、ぱど<4833>も急動意。サンキャピタル<2134>、オートウェーブ<2666>、テリロジー<3356>などの低位株で賑わうものも多くみられた。半面、FVC<8462>は大幅反落。小僧寿し<9973>、オーネックス<5987>、アズジェント<4288>など前日上昇銘柄は利食い売りに大幅反落。ジャルコHD<6625>、ピクセルCZ<2743>などのカジノ関連は大幅続落。JASDAQ-TOP20では、ベクターのほか、ユビキタス<3858>、メイコー<6787>などが堅調。一方、セリア<2782>、インフォコム<4348>、ウエストHD<1407>などがさえない。 -------------------------------------- 【主力大型株に資金集中で新興市場からは資金流出】8日(木) ■概況■2667.25、-0.95 8日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が反落で、J-Stock Indexは反発、JASDAQ-TOP20は続落となった。値上がり数は279、値下がり数は317、変わらずは105。JASDAQ平均は高寄り後に伸び悩み、その後は前日終値近辺でのもみ合いが続いたが、結局は安値引け。日経平均は高寄り後も引けにかけて一段高となったが、主力大型株への資金集中を受けて、新興市場からは資金が流出する動きとなった。 ◆注目銘柄◆ 日本一S<3851>がSIE子会社とスマホゲーム2タイトル制作でストップ高。ナ・デックス<7435>は上半期の営業増益着地が好感される。FX会社の一角に関心が向かいトレイダーズ<8704>も高い。フェローテック<6890>、セプテーニHD<4293>なども買われる。一方、半面、前日に賑わったベクター<2656>、日本サード<2488>、サンキャピタル<2134>、オートウェーブ<2666>、テリロジー<3356>などが揃って反落。テックファム<3625>、マルマン<7834>などもさえない。JASDAQ-TOP20では、フェローテックのほか、セリア<2782>、ザイン<6769>などがしっかり。一方、ベクターのほか、メイコー<6787>、ユビキタス<3858>などがさえない。 -------------------------------------- 【全般買い優勢も、自動運転関連の一角下落で指数は軟化へ】9日(金) ■概況■2663.37、-3.88 9日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20が続落で、J-Stock Indexは続伸となった。値上がり数は330、値下がり数は294、変わらずは85。JASDAQ平均はもみ合いスタート後に軟化、朝方の売り一巡後はもみ合う展開となる。日経平均の上昇によって全般買いが優勢であったが、自動運転車関連の値がさの一角が大幅安となり、指数を押し下げる形になった。 ◆注目銘柄◆ ZMP<7316>の上場延期が思惑を誘い、テリロジー<3356>やセキュアヴェイル<3042>など情報セキュリティ関連に関心が向かった。ユビテック<6662>はオリックス自動車の高齢者運転見守りシステムに技術協力で買われる。日本一S<3851>は連日のストップ高。フェローテック<6890>などハイテクの一角も強い。BBタワー<3776>、スパークス<8739>なども賑わう。半面、FVC<8462>が急落、ZMP上場延期で含み益拡大期待が剥落。アイサンテクノ<4667>などもZMP関連として売られる。ベクター<2656>は大幅続落、エージーピー<9377>、ウェッジHD<2388>、ジェイテック<2479>なども軟調。JASDAQ-TOP20では、フェローテックのほか、Sケアメッセ<2400>、クルーズ<2138>などがしっかり。一方、ベクターのほか、ハーモニック<6324>、メイコー<6787>などがさえない。 -------------------------------------- 《WA》