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後場に注目すべき3つのポイント~クリントン勝利も、選挙通過後のリスク面を警戒する動きも

2016/11/8 12:23 FISCO
*12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~クリントン勝利も、選挙通過後のリスク面を警戒する動きも 8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・クリントン勝利も、選挙通過後のリスク面を警戒する動きも ・ドル・円は104円32銭付近、ドルもみあい、米大統領選を見極める展開 ・ディスコ、三井物産など9社の目標株価変更 ■クリントン勝利も、選挙通過後のリスク面を警戒する動きも 日経平均は小幅に下落。26.37円安の17150.84円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えた。7日の米国市場では、大統領選への不透明感が後退したとの見方からNYダウは370ドル高と急伸。既に織り込んではいるものの、米国市場の上昇の流れを引き継ぐ格好から買いが先行した。ただし、寄付き直後につけた17247.04円を高値にこう着感が強まっており、前場半ばあたりから次第に上げ幅を縮め、結局は下げに転じてしまっている。 セクターでは保険、海運、精密機器、鉄鋼、輸送用機器、非鉄金属がしっかり。半面、鉱業、倉庫運輸、医薬品、陸運、繊維、食料品が利食いに押されている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型株指数のみがプラス圏をキープしている。 米大統領選ではヒラリー・クリントン大統領が予想されているが、予断を許さないとの慎重な見方もあり、一先ず短期筋などは前日の上昇に対する利益確定にシフトしているようである。まずは結果を見極めてからといったスタンスであろう。既に多くのメディアによる予想ではクリントン氏勝利が確実視されている。一部のファンドなどはトランプ氏の逆転を警戒してヘッジしているとも伝えられており、予想通りクリントン氏勝利となれば、ヘッジ解消に伴う買戻しが相場を押し上げる可能性はある。 しかし、クリントン氏についても、規制拡大と富裕層などへの増税、歳出増を訴えており、投資家にはあまり歓迎されていないが、トランプ氏の政策よりリスクは低いとみられている。選挙通過後のリスク面を警戒する動きも出てくる可能性があるため、模様眺めムードが強まりそうだ。市場の関心は決算に移るが、トヨタ自<7203>の動向が注目される。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は104円32銭付近、ドルもみあい、米大統領選を見極める展開 8日午前の東京外為市場では、ドル・円はもみあい。現地時間8日投開票の米大統領選を見極める展開で、狭いレンジ内で株価に連動した値動きとなった。ドル・円は、米連邦捜査局(FBI)による民主党クリントン候補への訴追見送りを受け、同氏の勝利を見込んだドル買い・円売りに振れやすい展開。日経平均が反落した場面ではドルは104円34銭まで下落したがその後は値を戻した。 ランチタイムの日経平均先物はやや下げ幅を拡大しているが、選挙結果が判明するまでは積極的な売り買いは手控えられる見通し。株価の値動きが限定的ならリスク回避的な円買いはそれほど強まらないだろう。 ここまでのドル・円の取引レンジは104円34銭から104円59銭、ユーロ・円は115円16銭から115円51銭、ユーロ・ドルは1.1033ドルから1.1050ドルで推移した。 12時20分時点のドル・円は104円32銭、ユーロ・円は115円15銭、ポンド・円は129円30銭、豪ドル・円は80円32銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ディスコ<6146>、三井物産<8031>など9社の目標株価変更 ・サイネックス<2376>、モブキャスト<3664>、イグニス<3689>がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・スズケン<9987>、ランチタイムに業績予想の修正を発表 ・テクノマセ<3787>、ランチタイムに業績予想の修正を発表 ・大泉製作所<6618>、ランチタイムに業績予想の修正を発表 ・オーミケンシ<3111>、ランチタイムに決算発表 ・シキボウ<3109>、ランチタイムに決算発表 ・メイテック<9744>、ランチタイムに決算発表 ・麻生財務相 「(米大統領選に関連し)為替の安定は常に大事」 ・石原経済再生相 「(米大統領選について)誰がなっても金融市場を注視する」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 9月景気動向指数(予想:100.5、8月:100.9) <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 12件
2376 東証スタンダード
824
10/4 15:00
-22(-2.6%)
時価総額 5,332百万円
地域行政情報誌「わが街事典」の発行等を行う情報メディア事業、DMソリューション等のロジスティクス事業が柱。DXサポート事業、ヘルスケア事業等も。デジタルプラットフォームアプリ「わが街Pay」の提供開始。 記:2024/09/01
3109 東証プライム
1,038
10/4 15:00
+1(0.1%)
時価総額 12,260百万円
繊維中心の老舗素材メーカー。1892年設立。繊維や産業資材、化成品、不動産賃貸事業等を手掛ける。フィルタークロス、ドライヤーカンバスで国内トップシェア。輸出衣料事業は中東民族衣装用生地販売が好調続く。 記:2024/06/13
3111 東証スタンダード
313
10/4 15:00
-2(-0.63%)
時価総額 2,066百万円
繊維老舗。環境配慮型レーヨンやホームファニシング、化粧品、不動産などを展開。セルロースの開発力に定評。事業再構築策による収益改善図る。不動産部門は堅調。売上原価は減少。24.3期3Qは営業損益改善。 記:2024/04/09
47
10/4 15:00
-2(-4.08%)
時価総額 2,098百万円
オリジナル食器や調理道具、キッチン雑貨の製造・販売等を行う「ゆとりの空間」、yossyの推し馬チャンネルの運営等を行う「NINJIN」などを傘下に収める持株会社。IP投資育成事業の拡大などに取り組む。 記:2024/08/27
3689 マザーズ
2,995
6/29 15:00
+1(0.03%)
時価総額 46,950百万円
恋愛・婚活マッチングサービス「with」のマッチング事業が主力。バーチャルライブプラットフォームの運営等も展開。withは口コミによる新規流入数が増加傾向。21.9期2Qはマッチング事業が2桁増収。 記:2021/06/07
3787 東証スタンダード
582
10/4 9:00
±0(0%)
時価総額 1,509百万円
デジタル機器向けの画像や音響関連のソフトウェアIP、半導体チップ向けハードウェアIPの開発、ライセンス供与等を行う。映像鮮明化装置等の販売も。25.3期はハードウェアライセンス事業を中心に増収見込む。 記:2024/06/24
6146 東証プライム
39,710
10/4 15:00
-690(-1.71%)
時価総額 4,301,268百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6618 東証グロース
1,298
2/7 15:00
±0(0%)
時価総額 12,018百万円
温度センサを製造・販売。24.3期上期は柱の自動車向けが堅調もそれ以外が総じて振るわず。親会社のフェローテックHDが完全子会社化に向けて1株1300円でTOBを実施中。TOB成立ならば同社株は上場廃止に。 記:2023/12/10
7203 東証プライム
2,586
10/4 15:00
-15.5(-0.6%)
時価総額 42,190,556百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8031 東証プライム
3,375
10/4 15:00
+26(0.78%)
時価総額 10,217,431百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
3,193
10/4 15:00
+33(1.04%)
時価総額 269,170百万円
エンジニアリングソリューション事業を手掛けるメイテックが中核の持株会社。エンジニア派遣事業が主力。デンソーなどが主要取引先。エンジニア紹介事業等も。エンゲージメントの強化、運用費用の縮減等を図る。 記:2024/07/05
9987 東証プライム
5,170
10/4 15:00
+85(1.67%)
時価総額 428,241百万円
大手医薬品卸会社。1932年創業。医薬品卸売事業のほか、医療関連サービス等事業、保険薬局等の地域医療介護支援事業、ヘルスケア製品開発事業も展開。医療・介護従事者向けポータルサイトでは医師IDの拡大に注力。 記:2024/08/29