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前場に注目すべき3つのポイント~久しぶりに3ケタの下げも波乱なく

2016/11/2 8:22 FISCO
*08:22JST 前場に注目すべき3つのポイント~久しぶりに3ケタの下げも波乱なく 2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:久しぶりに3ケタの下げも波乱なく ■外資系証券の注文動向:差し引き40万株の売り越し ■前場の注目材料:カジノ法案審議入りへ ■久しぶりに3ケタの下げも波乱なく 2日の日本株市場は利益確定の流れが強まりそうだ。1日の米国市場では、NYダウが一時200ドルを超す下落場面をみせていた。ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題などで大統領選挙の不透明感が強まっていることが要因。また、連邦公開市場委員会(FOMC)や雇用統計の結果を見極めたいとの思惑もあったとみられる。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円安の17240円となり、朝方はこれにサヤ寄せする格好から売りが優勢になりそうだ。 ヒラリー氏のメール問題については、市場はまだトランプ氏を織り込む流れにはなっておらず、その中でヒラリー氏との差が再び縮まってきていることもあり、波乱の展開の可能性は意識しておく必要があった。FOMCのほか雇用統計についても見極めたいとの認識はされており、祝日を挟むことから積極的なポジションは限られていたであろう。シカゴ先物にサヤ寄せすることで久しぶりに3ケタの下げになりそうだが、波乱にはつながらないだろう。 もっとも、オーバーナイトのポジションは取りづらいなか、決算を手掛かりとした個別物色としても、速い資金回転となり、大引けにかけては利益確定の流れが強まりそうである。日銀のETF買い入れによる需給が下支えとなろうが、利食いの強さから下支え効果が限られる点には注意しておきたい。 物色は決算を手掛かりとした個別対応のほか、テーマ性ではカジノ法案審議入りからカジノ関連、政府の専門会合では、AI産業化へ工程表の概要が明らかになり、AI関連などの物色なども意識されよう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き40万株の売り越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り2270万株、買い2230万株、差し引き40万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 10月26日(水):290万株の買い越し 10月27日(木):80万株の売り越し 10月28日(金):520万株の買い越し 10月31日(月):130万株の買い越し 11月01日(火):190万株の買い越し ■前場の注目材料 ・NYダウは下落(18037.10、-105.32) ・NY原油は下落(46.67、-0.19) ・カジノ法案審議入りへ ・政府専門会合、AI産業化へ工程表 ・日銀総裁 「物価2%」先送り ・ソニー<6758>、リストラ完了宣言 ・トヨタ<7203>、コネクテッドカーを新たな収益源に ・日東電工<6988>、インフルワクチンに参入 ・パナソニック<6752>、LED電球5年間保障 ・ミネベア<6479>、スロバキアに新工場 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 10月マネタリーベース(前回:前年比22.7%) <海外> ・特になし 《WA》
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6479 東証プライム
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時価総額 1,243,019百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
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電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6758 東証プライム
2,820
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6988 東証プライム
2,463
10/9 15:00
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7203 東証プライム
2,563.5
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時価総額 41,823,469百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01