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後場に注目すべき3つのポイント~米雇用統計控えるも引き続き底堅さが意識されやすい

2016/9/2 12:29 FISCO
*12:29JST 後場に注目すべき3つのポイント~米雇用統計控えるも引き続き底堅さが意識されやすい 2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・米雇用統計控えるも引き続き底堅さが意識されやすい ・ドル・円は103円34銭付近、ドル底堅い、日本株の切り返しを意識か ・ユニチャーム、荏原など3社の目標株価変更 ■米雇用統計控えるも引き続き底堅さが意識されやすい 日経平均は小幅に上昇。7.84円高の16934.68円(出来高概算7億5000万株)で前場の取引を終えた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の16955円だった。円相場は一時104円台を付け、先物ナイトセッションでは17000円に乗せる場面もあったが、米8月ISM製造業景況指数が節目となる50を下回ったことが嫌気され利食い先行で始まった。 ただし、米雇用統計の結果を見極めたいとする流れのなか、下を売り込む流れにもなりづらく、その後は下値の堅さが意識されてきている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めているほか、規模別指数では小型株指数のみがマイナスだった。セクターでは保険、食料品、証券、水産農林、石油石炭、陸運、情報通信、小売が堅調。一方で、鉱業、精密機器、金属、非鉄が冴えない。 日経平均は戻り高値水準での底堅い値動きをみせている。米雇用統計を見極めたいとする、模様眺めムードのなか、大きなトレンドは出難いだろう。ただし、これまでの上昇では指数インパクトの大きい値がさ株でけん引した歪な状態ではなく、米利上げ観測を背景とした円安、これによる出遅れセクターへの買戻し等が相場をけん引してきている。良好な需給状況の中でのリバウンドであり、引き続き底堅さが意識されやすいと考えられる。 物色の流れとしてはやや材料系の銘柄にシフトしやすいだろう。「ポケモンGO」でのAR・VRのほか、「IFA 2016」開幕によるIoT関連、来週のアップルイベントを意識した、アップルや電子マネーなどの関連銘柄に注目。その他、9月半ばのゲームショウを手掛かりとしたSNSゲーム株等にも引き続き値幅取り狙いの資金が向かいやすい。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は103円34銭付近、ドル底堅い、日本株の切り返しを意識か 2日午前の東京外為市場では、ドル・円は底堅い展開となった。日経平均株価の切り返しを受け、103円台前半で推移した。ドル・円は103円20銭付近で寄り付いた後、日経平均の安寄りで103円13銭まで下げたが、株価の反転をにらんで上昇基調に転じ、一時103円43銭まで値を上げた。その後、日経平均の切り返しを受けリスク回避的な円買いは弱まり、ドルは底堅さを増したようだ。 ただ、今晩発表の米8月雇用統計を前に、目先は積極的なドル買いは手控えられるだろう。また、ランチタイムの日経平均先物は弱含んでいることも、ドル買いが入りにくい要因。とはいえ、具体的な売り材料も見当たらないことから、ドルは103円前半で底堅い値動きが続きそうだ。 ここまでドル・円は103円13銭から103円43銭、ユーロ・円は115円52銭から115円81銭、ユーロ・ドルは1.1191ドルから1.1203ドルで推移した。 12時20分時点のドル・円は103円34銭、ユーロ・円は115円75銭、ポンド・円は137円24銭、豪ドル・円は78円04銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・三菱UFJ<8306>、マツモトキヨシ<3088>など4社のレーティング格上げ ・ユニチャーム<8113>、荏原<6361>など3社の目標株価変更 ・値上がり寄与トップはKDDI<9433>、日経平均を約11円押し上げ ・ノバレーゼ<2128>、田中化研<4080>、AppBank<6177>がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 8件
2128 東証1部
1,936
11/25 15:00
±0(0%)
時価総額 20,748百万円
結婚式場や挙式を展開。基本は商圏人口30万人以上の都市が出店対象。アマンダンセイル、松山モノリスなどが通期稼働。16.12期3Qは2桁の最終増益。NAPHDによるTOBで16年11月28日に上場廃止へ。 記:2016/12/05
2,353
9/30 15:00
-64.5(-2.67%)
時価総額 1,009,202百万円
大手ドラッグストア。マツモトキヨシHD、ココカラファインの経営統合で21年10月に誕生。ヘルス&ビューティ分野に強み。国内店舗数は3400店舗超。アジアを中心とするグローバル事業の拡大などに注力。 記:2024/08/27
4080 東証スタンダード
832
9/30 15:00
-37(-4.26%)
時価総額 27,067百万円
住友化学傘下の電池用材料メーカー。リチウムイオン電池用正極材の前駆体、ニッケル水素電池用正極材の製造・販売等を手掛ける。20年に福井工場の大型施設が完成。リチウムイオン電池向け製品等の増産体制構築図る。 記:2024/05/02
6177 東証グロース
99
9/30 15:00
-3(-2.94%)
時価総額 1,259百万円
iPhoneアプリレビューサイト「AppBank.net」の運営、インターネット動画配信等を行うメディア事業が柱。和カフェ「YURINAN」のIP&コマース事業も。メディア共創企画事業が収益貢献開始。 記:2024/08/27
6361 東証プライム
2,327.5
9/30 15:00
-109(-4.47%)
時価総額 1,075,093百万円
1912年創業のポンプメーカー。標準ポンプや冷却塔、排水機場用ポンプで国内トップシェア。精密・電子、建築・産業、エネルギー分野の売上比率が高い。配当性向35%以上目標。成長分野中心に積極的な投資を行う。 記:2024/08/27
8113 東証プライム
5,183
9/30 15:00
-84(-1.59%)
時価総額 3,217,783百万円
大手衛生用品メーカー。生理用品、ベビー用紙おむつで国内トップシェア。ペットケア用品、業務用食品包装資材等も。海外売上高比率は6割超。大人用排泄ケア用品は東南アジア地域で商品ラインアップの拡充図る。 記:2024/06/29
1,453.5
9/30 15:00
+2.5(0.17%)
時価総額 19,305,380百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9433 東証プライム
4,594
9/30 15:00
-175(-3.67%)
時価総額 10,585,403百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04