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9月は重要イベント目白押しで、「くりっく365」の商いは増加の公算大

2016/9/2 12:03 FISCO
*12:03JST 9月は重要イベント目白押しで、「くりっく365」の商いは増加の公算大 東京金融取引所(金融取)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」では、8月の取引数量は前月比26.5%マイナスの250万0382枚。1日の平均取引数量は10万8714枚と前月比では減少したが、月末時点の証拠金預託額は4224億円とこちらは増加。 一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」では、8月の取引数量は前月比28.9%マイナスの26万3571枚。1日の平均取引数量に関しては前月と比べると1万1469枚と減少。ただ、月末時点の証拠金預託額は前月比4億円プラスの415億円となった。なお、6月27日に「くりっく株365」に上場した「NYダウ」の月間取扱数量は5万4006枚。一日平均は2348枚となった。 8月は、為替、株式市場ともに参加者が減少し動意に欠ける相場展開となった。日米欧の金融政策会合が開催されない谷間の月だったことや、お盆入りなどが影響した。また、7月29日の日銀金融政策決定会合で、ETF買入枠が拡大したことで市場では下値不安が大幅に後退。リスク・プレミアムは急低下し、日経ボラティリティ・インデックス(VI)は今年最も低い水準まで低下した。8月は短期的な値動きを取る市場参加者が売買を手控えたと思われる。 一方、8月と比べると9月は商いが急増する公算が大きい。9月20-21日には、日銀金融政策決定会合(日銀会合)、米国連邦公開市場委員会(FOMC)がそれぞれ開催される。時差の関係上、米FOMCのほうが後となるが、日銀会合では金融政策の総括、そして、米FOMCでは利上げの有無が発表される。市場の関心は非常に高いことから、為替、株ともにこのイベントをターゲットとしたポジション取りが活発化すると見る。22日は秋分の日で祝日だが、「くりっく365」「くりっく株365」ともにトレード可能なため、トレードチャンスを逃すことはない。 26-28日には石油輸出国機構(OPEC)がアルジェリアで非公式会合を開催することから、思惑先行で原油相場も動意付きそうだ。原油価格上昇となればリスクオンの地合いとなる可能性がある。9月はメジャーSQを含め重要イベント目白押しで、「くりっく365」「くりっく株365」の商いは活発化しそうだ。 (写真提供:東京金融取引所) 《MT》