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後場に注目すべき3つのポイント~一部の銘柄に資金が集中しやすい需給状況に

2016/8/16 12:28 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~一部の銘柄に資金が集中しやすい需給状況に 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・一部の銘柄に資金が集中しやすい需給状況に ・ドル・円は100円45銭付近、ドル軟調、戻りの弱い値動きを嫌気 ・信越化学、ラウンドワンなど12社の目標株価変更 ■一部の銘柄に資金が集中しやすい需給状況に 日経平均は続落。42.47円安の16827.09円(出来高概算6億1000万株)で前場の取引を終えている。日経平均は小幅に反発して始まり、その後は前日終値を挟んでのこう着となっている。15日の米国市場では原油相場の上昇が好感され、NYダウ、ナスダック、S&P500いずれも最高値を更新。これが材料視されるものの、シカゴ日経225先物は大阪比変わらずの16870円だったほか、円相場は1ドル101円20銭辺りと、ほぼ横ばいで推移しているなか、米株高の反応は限られている。 その後前日終値を挟んでのこう着が続くなか、円相場が1ドル100円60銭辺りと円高に振れて推移していることが嫌気され、やや利益確定の流れが強まっているようである。とはいえ、日銀のETF買い入れに対する思惑は根強く、日経平均は16800円処での底堅さが意識される。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数占めているが、ほぼ拮抗状態。規模別指数では大型株指数のみがプラス圏で推移している。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクグ<9984>、ファナック<6954>が強い動きをみせている。 日経平均は5日線辺りを支持線とした底堅い値動きをみせている。規模別指数は大型株指数のみがプラスで推移するなど、このところ続いている日銀のETF買い入れを意識した指数インパクトの大きい銘柄での値幅取り狙いの売買となっているようだ。また、原油相場の上昇を背景に、資源関連が堅調。また、為替市場では円高が警戒されるものの、ハイテクや自動車なども堅調な値動きが目立っており、それ程警戒はしていないようである。 また、一部の銘柄に資金が集中する流れのなか、LINE<3938>に資金が集中しており、上場来高値が次第に意識されてきている。一方で空売りファンドのレポートが観測されているサイバーダイン<7779>が8%を超える下落となっている。引き続き、日銀のETF買い入れを意識しつつ、参加者が限られるなか、一部の銘柄に資金が集中しやすい需給状況になりそうだ。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は100円45銭付近、ドル軟調、戻りの弱い値動きを嫌気 16日午前の東京外為市場では、ドル・円は軟調地合いとなった。戻りが弱い値動きが嫌気され、ドル売りが強まった。ドル・円は、101円20銭台で寄り付いた後、日経平均の下落を受け積極的な買いは手控えられた。その後も株価にらみの取引が続き、日経平均の下げ幅拡大の場面では、ドルは101円を割り込んだ。 その後、ドル・円はストップロスを巻き込み、一時100円53銭まで下落。米国株は主要指数が過去最高値を更新しているにもかかわらずドルは戻りが鈍いとの見方から、ドル売りが強まったようだ。ランチタイムの日経平均先物は下げ幅を拡大しており、目先は日経平均の下落や米債利回りの低下などの要因が重なるとリスク回避の円買いが拡大し、ドル100円割れが意識される展開となろう。 ここまでのドル・円は100円53銭から101円29銭、ユーロ・円は112円47銭から113円28銭、ユーロ・ドルは1.1178ドルから1.1191ドルで推移。 12時20分時点のドル・円は100円45銭、ユーロ・円は112円43銭、ポンド・円は129円62銭、豪ドル・円は77円12銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・信越化学<4063>、ラウンドワン<4680>など12社の目標株価変更 ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、2位KDDI<9433>、2銘柄で日経平均を約37円押し下げ ・ソフトブレーン<4779>、フュージョン<4845>、MRT<6034>などがストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・豪準備銀議事要旨(8月2日開催分) 「豪ドル高は資源ブームからの移行を複雑化させる可能性」 「低金利によって強い経済成長が支援される」 「8月2日の利下げにより成長とCPI見通しは総じて改善 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 11件
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4063 東証プライム
5,977
9/30 15:00
-366(-5.77%)
時価総額 12,098,183百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4680 東証プライム
1,095
9/30 15:00
+45(4.29%)
時価総額 313,781百万円
屋内型複合レジャー施設「ラウンドワン」の運営等を行う。アミューズメント部門の売上高比率が高い。クレーンゲーム専門店の運営等も。米国はスポッチャ収入が好調。新サービス開発や海外の新規出店などに注力。 記:2024/06/18
4779 東証1部
868
1/18 15:00
±0(0%)
時価総額 26,869百万円
営業支援・顧客管理ソフト大手。営業支援システム「eセールスマネージャー」が主力。累計導入企業数は5000社超。Webセミナー等で集客強化を図る。助成金収入計上。20.12期2Qはシステム開発事業が好調。 記:2020/09/11
4845 東証プライム
464
9/30 15:00
-20(-4.13%)
時価総額 8,212百万円
サイト内検索エンジンやチャットボットなどの企業向けASPを展開。投資、教育、コンサル、ECプラットフォームで実績。24.6期2QはEC事業が堅調。新規リリースのandroidアプリがユーザー数を伸ばす。 記:2024/04/15
6034 東証グロース
796
9/30 15:00
-20(-2.45%)
時価総額 4,549百万円
医療人材紹介サイトを運営。オンライン診療サービスも。東大医学部付属病院の互助組織が法人化して誕生。医師目線によるサービス提供が強み。医師スポットアルバイトのマッチング件数、求人掲載件数で国内トップ。 記:2024/05/03
6954 東証プライム
4,190
9/30 15:00
-251(-5.65%)
時価総額 4,230,002百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7779 東証グロース
190
9/30 15:00
-7(-3.55%)
時価総額 26,115百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
9433 東証プライム
4,594
9/30 15:00
-175(-3.67%)
時価総額 10,585,403百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
47,420
9/30 15:00
-1,690(-3.44%)
時価総額 15,090,040百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,427
9/30 15:00
-666(-7.32%)
時価総額 14,519,333百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17