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後場に注目すべき3つのポイント~強弱感が対立しやすい水準

2016/7/25 12:32 FISCO
*12:34JST 後場に注目すべき3つのポイント~強弱感が対立しやすい水準 25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・強弱感が対立しやすい水準 ・ドル・円は106円40銭付近、ドルは昇一服、日銀緩和への期待感は継続 ・ツバキ・ナカシマ、エスフーズなど3社のレーティング格上げ ■強弱感が対立しやすい水準 日経平均は反発。63.35円高の16690.60円(出来高概算8億9000万株)で前場の取引を終えた。22日の米国市場の上昇のほか、為替市場では1ドル106円50銭辺りと円安に振れている流れを受けて、日経平均は反発して始まった。その後も上げ幅を広げており、前場半ばには一時16700円を回復する場面もみせている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。規模別し指数は大型、中型、小型株指数いずれも上昇しているが、大型株指数は小幅な上昇にとどまっている。セクターではパルプ紙、金属製品、電力ガス、ゴム製品、倉庫運輸、証券、不動産、保険が上昇。半面、その他製品が7%超の下落となっているほか、情報通信、海運、石油石炭、食料品、銀行が小安い。 売買代金トップの任天堂<7974>は17%超の下落となるなか、「ポケモノミクス」関連の一角が利益確定に押されている。その他、ソフトバンクグ<9984>、メガバンク3行が冴えない。一方で、トヨタ自<7203>、ハピネット<7552>、SOSEI<4565>、日本電産<6594>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>が堅調に推移している。任天堂がストップ安寸前まで下げているが、ストップで張り付かない状況がみられれば、他の利食いに押されている関連銘柄への、押し目買いの動きが出てくる可能性はありそうだ。 また、日経平均は5日線処での攻防をみせている。価格帯別出来高で商いが膨れているところであり、強弱感が対立しやすい。円安が安心感につながろうが、日銀会合の結果等を見極めたいとする模様眺めムードも高まりやすく、16700円処でのこう着が続きそうである。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は106円40銭付近、ドルは昇一服、日銀緩和への期待感は継続 25日午前の東京外為市場では、ドル・円は106円前半から後半まで値を上げたが、昼にかけて上昇は一服した。ただ、日銀による追加金融緩和への期待は継続した。週明け東京市場では、ドル・円は106円20銭付近で寄り付いた後、日経平均株価の堅調地合いを受け、一時106円72銭まで買われた。その後は日経平均の上げ幅縮小に伴い、ドルの上昇は一服。106円半ばでのもみあいが続いた。 日銀の追加金融緩和への期待で円売り基調は続いており、ドルは目先107円を目指す展開となりそうだ。ただ、ランチタイムの日経平均先物は伸び悩んでいるため、ドルは午後の取引で上値の重い展開を予想する。 なお、週末に中国で開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、英国の欧州連合(EU)離脱で世界経済の混乱を避けるため、各国が連携していく方針を打ち出した。また、世界経済の不確実性が高まるなか、政策を総動員して対応し、為替問題では引き続き通貨の競争的な切り下げを回避することで一致した。 12時28分時点のドル・円は106円40銭、ユーロ・円は116円73銭、ポンド・円は139円61銭、豪ドル・円は79円51銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ツバキ・ナカシマ<6464>、エスフーズ<2292>など3社のレーティング格上げ ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、2位ファナック<6954>、2銘柄で日経平均を約27円押し上げ ・麻生財務相 「G20は為替安定の重要性について共有した」 「為替市場の過度な変動や無秩序な動きは経済に悪影響」 ・黒田日銀総裁 「G20でヘリコプターマネーについて議論はまったくなかった」 「展望リポートに政府経済対策の効果も織り込む」 ・AppBank<6177>、イマジカロボ<6879>、サノヤスHD<7022>などがストップ安 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 14件
2292 東証プライム
2,793
10/4 15:00
+14(0.5%)
時価総額 90,125百万円
食肉等の製造・卸売事業が主力。「こてっちゃん」など自社製品の製造・販売等も手掛ける。国産牛の加工頭数で国内トップクラス。国内拠点開発、海外事業展開に積極投資を行う。27.2期売上高5400億円目指す。 記:2024/05/06
4565 東証プライム
1,273
10/4 15:00
+6(0.47%)
時価総額 104,288百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
6177 東証グロース
98
10/4 15:00
-2(-2%)
時価総額 1,247百万円
iPhoneアプリレビューサイト「AppBank.net」の運営、インターネット動画配信等を行うメディア事業が柱。和カフェ「YURINAN」のIP&コマース事業も。メディア共創企画事業が収益貢献開始。 記:2024/08/27
6464 東証プライム
714
10/4 15:00
+8(1.13%)
時価総額 29,690百万円
ベアリング用ボール、ボールねじ、精密ローラー、遠心送風機などを製造。ベアリング用精密ボールで世界トップシェア。売上原価や販管費は減少。23.12期通期は営業黒字転換。24.12期は最終黒字転換を見込む。 記:2024/04/09
6594 東証プライム
3,041
10/4 15:00
-9(-0.3%)
時価総額 3,626,602百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6861 東証プライム
69,090
10/4 15:00
+160(0.23%)
時価総額 16,803,241百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6879 東証プライム
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±0(0%)
時価総額 22,505百万円
映像制作会社。映画やドラマの撮影や編集、字幕・吹替等を行う映像制作技術サービス事業が柱。ハイスピードカメラの販売等も。26.3期売上高1100億円目標。映像コンテンツ事業はデジタル化推進で収益性改善図る。 記:2024/06/09
6954 東証プライム
4,154
10/4 15:00
-3(-0.07%)
時価総額 4,193,658百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7022 東証スタンダード
174
10/4 15:00
+3(1.75%)
時価総額 5,822百万円
機械式駐車装置、ショットブラストマシンの製造等を行うサノヤス・エンジニアリングなどを傘下に収める持株会社。各種産業機械部品、乳化・攪拌装置の製造等も。製造業向けでは乳化・撹拌装置のメンテナンスが順調。 記:2024/08/27
7203 東証プライム
2,586
10/4 15:00
-15.5(-0.6%)
時価総額 42,190,556百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7552 東証プライム
4,105
10/4 15:00
-10(-0.24%)
時価総額 98,725百万円
大手玩具卸。映像や音楽、ビデオゲーム、アミューズメント関連の商材を扱う。バンダイナムコが大株主。映像音楽事業は収益伸長。好調な自社企画グッズの販売等が寄与。特別利益計上。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/04/16
7974 東証プライム
7,743
10/4 15:00
-22(-0.28%)
時価総額 10,055,757百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(1.48%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,561
10/4 15:00
-119(-1.37%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17