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後場に注目すべき3つのポイント~インデックス主導で手掛けづらいが押し目拾いのスタンス

2016/4/19 12:22 FISCO
*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~インデックス主導で手掛けづらいが押し目拾いのスタンス 19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・インデックス主導で手掛けづらいが押し目拾いのスタンス ・ドル・円は109円07銭付近、日本株高を受けて買戻し ・18日は下げが目立ったソニー<6758>、6.2%高と急反発 ■インデックス主導で手掛けづらいが押し目拾いのスタンス 日経平均は大幅に反発。565.90円高の16841.85円(出来高概算10億9000万株)で前場の取引を終えている。18日の米国市場は、NYダウが約9ヶ月ぶりに18000ドルを回復。アジア市場の下落影響から売りが先行したものの、原油安の影響は限られる一方、堅調な決算が好感される格好に。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比325円高の16645円だったが、大阪225は16740円とこれを大きく上回って始まった。その後も上げ幅を拡大させており、一時16900円まで値を上げ、直近2日間の下落部分を吸収してい る。 東証1部の騰落銘柄は前日から一転、値上がり数は1700を超えており、全体の9割を占める全面高商状に。セクターでは33業種全てが値を上げており、銀行が5%を超える上昇となったほか、保険、電気機器、輸送用機器など、前日に下げの目立っていたセクターが大きく反発している。半面、唯一上昇していた建設は、利益確定の流れとなり、小幅な上昇となっている。 日経平均は25日線を上回って始まると、あっさり前日の下落部分を吸収している。連日インデックスに絡んだ商いが中心のため手掛けづらさはあるが、寄付きから上げ幅を広げているため、市場のムードは悪くない。また、三菱UFJ<8306>が6.6%に上げ幅を拡大させているほか、三井住友<8316>、みずほ<8411>も6%超の上昇と銀行株の強さが目立つ。円高や原油安に加えて、熊本地震の影響から4月28日の日銀金融政策決定会合では、追加緩和策が出ることが予想されていることが、銀行の買戻しにつながっているとの見方もされている。 5月の伊勢志摩サミットの議長国でもあることから、円売り介入はしにくいと考えられるが、足元で109円近辺での底堅さが意識されてくるようだと、先行きのトレンド転換が意識されてくる。そうなると、輸出関連などへの買戻しも次第に意識されてくることになりそうである。下値拾いのスタンスとなろう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は109円07銭付近、日本株高を受けて買戻し 19日午前の東京外為市場で、ドル・円は109円を回復した。日経平均株価の堅調地合いに連動した値動き。ドル・円は前日海外市場から108円後半で推移していたが、東京市場では日経平均が500円超したことでドルは一時109円22銭まで上昇した。109円台は15日以来。その後は株高を意識したドル買戻しは一服し、昼にかけては上値の重い展開となった。 ランチタイムの日経平均先物がやや伸び悩むなか、上海総合指数はマイナス圏に転落していることから、ドルは午後の取引で引き続き上値の重い値動きとなりそうだ。 ここまでドル・円は108円75銭から109円22銭、ユーロ・ドルは1.1303ドルから1.1320ドル、ユーロ・円は123円04銭から123円57銭で推移。 12時20分時点のドル・円は109円07銭、ユーロ・円は123円49銭、ポンド・円は156円04銭、豪ドル・円は84円75銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・サイバーダイン<7779>の目標株価変更 ・菅官房長官「靖国神社の例大祭への対応。安倍首相が判断されること」 ・18日は下げが目立ったソニー<6758>、6.2%高と急反発。 ・値下がりしたのは宇部興<4208>など4銘柄のみ ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はKDDI<9433>、2銘柄で日経平均を約94円押し上げ ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 8件
4208 東証プライム
2,666
10/4 15:00
+3(0.11%)
時価総額 283,129百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
6758 東証プライム
2,767
10/4 15:00
-13(-0.47%)
時価総額 17,274,652百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7779 東証グロース
191
10/4 15:00
+1(0.53%)
時価総額 26,252百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
1,480
10/4 15:00
+31.5(2.17%)
時価総額 19,657,353百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
3,089
10/4 15:00
+57(1.88%)
時価総額 12,122,879百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
2,970
10/4 15:00
+51(1.75%)
時価総額 7,541,572百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
9433 東証プライム
4,687
10/4 15:00
+37(0.8%)
時価総額 10,799,692百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(1.48%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10