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後場に注目すべき3つのポイント~追加緩和への催促相場的な動きも出やすい

2016/2/23 12:32 FISCO
*12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~追加緩和への催促相場的な動きも出やすい 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・追加緩和への催促相場的な動きも出やすい ・ドル・円は112円17銭付近、東京株安一服でドルは112円台を維持 ・資源価格の上昇を背景に、住友鉱<5713>や三菱商事<8058>が上昇 ■追加緩和への催促相場的な動きも出やすい 日経平均は小幅に上昇。15.39円高の16126.44円(出来高概算11億6000万株)で前場の取引を終えた。資源価格の回復が好感され、アジア・欧州株がほぼ全面高となった流れを受け、22日の米国市場ではNYダウが220ドルを超す上昇となった。シカゴ225先物清算値は大阪比90円高の16160円だったが、これを上回ってのスタートに。その後も上げ幅を広げると、一時16350.38円まで上昇する場面をみせている。 しかし、為替市場ではドル円が1ドル112円割れ寸前まで円高に振れたほか、長期金利がマイナス0.020%と2月10日以来の低水準で推移する中、戻り待ちの売りに押される格好から日経平均は下げに転じる場面もみられた。結局、前引けでは小幅にプラスで終えたが、東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が6割を占めている。 セクターでは鉄鋼、非鉄金属、鉱業、海運、石油石炭といった資源・素材関連が上昇。一方で、水産農林、食料品、証券、不動産、建設、小売、情報通信が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクグ<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、京セラ<6971>などが日経平均を支えている。 日経平均の16000円近辺でのこう着は想定内だろうが、朝方に16350円までのリバウンドをみせてしまったことで、その後の円高などを嫌気した下げにより、手掛けづらさが意識される。規模別指数では小型株指数の弱さが目立っており、足元で大きく上昇していた銘柄等が急速に値を消しており、様子見ムードも高まりそうである。 そのため、中小型株への物色にも慎重になりやすく、堅調な動きをみせているソフトバンクグ<9984>辺りに短期筋の資金も向かいやすいだろう。為替市場での円高傾向、長期金利の低下といった流れの中では、3月の追加緩和への催促相場的な動きも出やすいと考えられる。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は112円17銭付近、東京株安一服でドルは112円台を維持 ドル・円は112円17銭付近で推移。ドル・円は一時112円01銭まで下落したが、この水準には国内勢のドル買い興味が残されており、ドルは112円台を維持した。 日経平均株価は15円高で午前中の取引を終えており、株安を意識したリスク回避的な円買いは一段落しつつある。ここまでのドル・円は112円01銭から113円05銭で推移。 12時27分時点のドル・円は112円17銭、ユーロ・円は123円89銭、ポンド・円は158円30銭、豪ドル・円は81円02銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ソフトバンクG<9984>、Fリテ<9983>で日経平均を約23円押し上げ、KDDI<9433>が重し ・資源価格の上昇を背景に、住友鉱<5713>や三菱商事<8058>が上昇 ・新規「買い」のヘリオス<4593>、投資判断引き上げのあおぞら<8304>がしっかり ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・12:45 40年国債入札の結果判明 <海外> ・16:00 独・10-12月期GDP改定値(前年比予想:+1.3%、7-9月期:+1.3%) 《SY》
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時価総額 19,198百万円
体性幹細胞再生医薬品、iPSC再生医薬品等の開発を行うバイオベンチャー。iPS細胞株の外販等も。研究開発技術、臨床開発経験などが強み。AND medical社と培養上清活用に向けた共同研究契約を締結。 記:2024/05/08
5713 東証プライム
4,391
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時価総額 1,276,964百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6954 東証プライム
4,120
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時価総額 4,159,334百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,704.5
10/9 15:00
+8(0.47%)
時価総額 2,574,603百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8058 東証プライム
2,945.5
10/9 15:00
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時価総額 12,702,416百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
8304 東証プライム
2,651
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時価総額 370,581百万円
旧日本債券信用銀行。レバレッジドファイナンスや不動産ファイナンス、エクイティ投資、環境ファイナンス等を手掛ける。大和証券グループ本社と資本業務提携。国内外向け貸出は増加。総資産は7兆6000億円超。 記:2024/07/01
9433 東証プライム
4,781
10/9 15:00
+96(2.05%)
時価総額 11,016,285百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
50,710
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時価総額 16,136,987百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,696
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+115(1.34%)
時価総額 14,982,808百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17