マーケット
7/5 15:15
40,912.37
-1.28
39,375.87
+67.87
暗号資産
FISCO BTC Index
7/7 7:07:20
9,341,599
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:持ち直す展開か、郵政グループから徐々に資金還流

2015/11/7 15:34 FISCO
*15:34JST 新興市場見通し:持ち直す展開か、郵政グループから徐々に資金還流 先週の新興市場は、日経平均が週末にかけて一時19300円に迫る動きを見せるなか、マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに下落した。4日に新規上場した日本郵政グループ3社へ投資家の関心が向かい、新興市場では4日から5日にかけて資金流出が続いた。週末に郵政グループの上昇が一服すると、新興市場は買戻し優勢でやや値を戻した。なお、週間の騰落率は、日経平均が+1.0%であったのに対して、マザーズ指数は-2.4%、日経ジャスダック平均は-0.3%だった。 個別では、ミクシィ<2121>が週間で1.0%高、サイバーダイン<7779>が同0.3%高とマザーズ時価総額上位はしっかり。ただ、FFRI<3692>が同11.1%安、ジグソー<3914>が同11.3%安と売買代金上位の一角が値を崩した。その他マザーズ銘柄では、引き続きゲーム開発を手掛かりにブランジスタ<6176>が人気だったほか、今期の大幅増益見通しを受けてフリークアウト<6094>に物色が向かった。反面、アクセルマーク<3624>、メタップス<6172>、UMNファーマ<4585>などの下げが目立った。ジャスダック主力では、クルーズ<2138>が同3.3%安、デジタルガレージ<4819>が同2.7%安、夢真HD<2362>が同5.7%安と軟調だった。一方、今期業績予想の上方修正と増配を発表したノジマ<7419>は同12.7%高と大きく上昇した。その他では、イメージ ワン<2667>、白青舎<9736>などが買われたものの、アイセイ薬局<3170>、データ・アプリケーション<3848>などが売られた。注目された郵政グループの上場は、3社とも公開価格を上回る初値を付け、その後も5日にかけて大きく上昇するなど好調な滑り出しとなった。特に、需給面のタイト感からかんぽ生命保険<7181>に物色が向かった。ただ、短期的な過熱感が強まり、週末には利益確定売りが優勢となった。 今週の新興市場は、持ち直しへと向かいそうだ。前週末6日はマザーズ指数が前日比1.1%上昇したものの、売買代金は700億円台にとどまっており、郵政グループに向かっていた資金の本格的な還流はこれからだと考えられる。パッシブファンドの資金流入等が期待される郵政グループには引き続き投資家の関心が向かいそうだが、利益確定した資金の一部は値ごろ感の強まっている新興市場へと徐々に回帰するだろう。 ただ、前週末に決算発表したミクシィが指数の重しとなる可能性がある。上期(4-9月)は大幅な増収増益で着地したが、7-9月期で見ると前四半期比で減収減益となり、市場予想も下回った。株価は直近で緩やかにリバウンドしていたが、今週は売り先行でのスタートが想定される。今週は9日にクルーズ、イメージ ワン、10日にペプチドリーム<4587>、ダブル・スコープ<6619>、11日に日本マクドナルドHD<2702>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、12日にFFRI、そーせいグループ<4565>、13日にUBIC<2158>、ITbook<3742>、アイサンテクノロジー<4667>、デジタルガレージ、サイバーダインなどが決算発表を予定している。 IPO関連では、あんしん保証<7183>、ロゼッタ<6182>、ベルシステム24HD<6183>のブックビルディングが続くほか、ネオジャパン<3921>も11日から開始される。なお、先週はラクス<3923>(12/9、マザーズ)、ランドコンピュータ<3924>(12/11、東証2部)の新規上場が発表された。 《FA》
関連銘柄 30件
2121 東証プライム
3,005
7/5 15:00
+12(0.4%)
時価総額 235,084百万円
「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
2138 東証スタンダード
718
7/5 15:00
-4(-0.55%)
時価総額 9,304百万円
ファッション通販サイト「SHOPLIST」の運営が柱。GameFi事業、ランク王のメディア事業等を手掛ける。EC事業は大幅増益。投資事業組合運用益の計上などにより、24.3期3Q累計は大幅経常増益。 記:2024/04/15
2158 東証グロース
624
7/5 15:00
-4(-0.64%)
時価総額 24,533百万円
独自開発のAIエンジン「KIBIT」を活用し、eディスカバリ支援やデジタル鑑識等のサービスを提供。塩野義製薬と戦略的業務提携。ライフサイエンスAI分野は増収。特別損失減少。24.3期3Qは最終損益改善。 記:2024/04/16
2362 JQスタンダード
1,064
3/29 15:00
+84(8.57%)
時価総額 83,909百万円
人材サービス会社。建設業界への建設技術者派遣、製造業やIT業界へのエンジニア派遣、付随業務を行う。21.9期1Qはエンジニア派遣と付随事業が伸長も、採用抑制等が影響。派遣単価上昇により増益となった。 記:2021/02/05
2667 東証スタンダード
305
7/5 15:00
-7(-2.24%)
時価総額 3,143百万円
医療用画像管理システム、電子カルテ等の販売を行うヘルスケアソリューション事業が柱。各種画像処理・解析ソフトウェア等の販売も。トリチウムの分離技術を独自開発。Pix4D社製のソフトウェアは受注順調。 記:2024/04/30
6,070
7/5 15:00
-60(-0.98%)
時価総額 807,067百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。外食でも上位。米マクドナルドのライセンス下で国内マクドナルドを展開。夜メニューや新商品開発を推進。デジタルやデリバリーの活用で利便性向上。業容好調で23.12期は増収増益。 記:2024/02/29
3170 JQスタンダード
5,270
4/28 9:00
±0(0%)
時価総額 12,074百万円
関東、東海を中心に調剤薬局事業を手掛ける。個人開業医との連携を強化し出店するマンツーマン型店舗の展開に注力。調剤薬局事業では在宅医療の推進やジェネリック医薬品の使用拡大等を積極推進。経費削減を進める。 記:2016/01/12
3624 東証グロース
173
7/5 15:00
-4(-2.26%)
時価総額 1,829百万円
広告配信プラットフォーム「AXEL MARK DSP」、アドネットワーク「ADroute」等の広告事業が主力。トレカ事業やIoT事業等も展開。ヘルスケア事業を推進。トレカ事業の自動販売機台数は拡大。 記:2024/06/18
3692 東証グロース
2,259
7/5 15:00
-5(-0.22%)
時価総額 18,501百万円
サイバーセキュリティサービス会社。標的型攻撃やマルウエア等の外部脅威をからシステムを守るサービスやソフトウエアを提供する。今期3Q累計は3割の増収、利益は大幅改善した。セキュリティ・サービスが増加した。 記:2024/02/14
3742 マザーズ
501
9/25 15:00
-4(-0.79%)
時価総額 8,372百万円
ITコンサルティング事業、システム開発事業、人材派遣事業を展開。自治体向け等に業務改革や業務標準化を推進するクラウド関連サービスを提供。人材派遣事業は黒字転換。技術者派遣が堅調。18.3期3Qは増収。 記:2018/04/26
3848 東証スタンダード
925
7/5 15:00
-5(-0.54%)
時価総額 6,858百万円
企業間電子商取引の情報・データを交換するEDIソフトが柱。国内EDI市場でトップシェア。リカーリング部門ではサブスク売上が堅調。パッケージ部門では大型案件を受注。24.3期3Q各利益は通期計画を超過。 記:2024/02/25
3914 東証グロース
4,410
7/5 15:00
+235(5.63%)
時価総額 29,772百万円
サーバなどを遠自動監視する独自システムが主力。IoTエンジン「NEQTO」をベースにしたサービス等も。SBIグループと合弁会社設立。NTT東日本と業務提携。月額課金売上は増加。23.12期通期は増収増益。 記:2024/03/31
3921 東証プライム
1,695
7/5 15:00
-97(-5.41%)
時価総額 25,279百万円
ソフトウエア開発会社。グループウエアや営業支援に加え、顧客対応管理等のビジネスパッケージソフト、SIなどを展開。タイでの販路拡大を推進。官公庁や金融機関向けが堅調に推移し、24.1期は増収・大幅最終増益。 記:2024/03/28
4565 東証プライム
1,608
7/5 15:00
+3(0.19%)
時価総額 131,732百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4585 マザーズ
534
3/13 15:00
-2(-0.37%)
時価総額 9,450百万円
バイオ医薬品の研究・開発等を行う。バイオ医薬品等受託製造事業はCMC開発・工業化検討段階に特化。特別損失は剥落。19.12期3Qは最終損益改善。塩野義製薬のTOB成立により、同社株は上場廃止予定。 記:2019/12/27
4587 東証プライム
2,510
7/5 15:00
+16(0.64%)
時価総額 326,325百万円
東大発のバイオベンチャー。製薬会社との共同研究開発を中心に事業を展開。欧米大手製薬会社とも取引実績。放射性医薬品も事業領域。創薬開発プラットフォームに強み。複数の新規契約を締結し、23.12期は増収確保。 記:2024/03/29
4667 東証スタンダード
1,412
7/5 15:00
+5(0.36%)
時価総額 7,835百万円
土木測量用ソフト、測量計測機器が主力のソフトウエア開発会社。自動運転向け測量や地図データベースで成長。公共部門は堅調。自社ソフトウェア等の販売が伸びる。モビリティ部門は売上好調。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/04/16
4819 東証プライム
2,503
7/5 15:00
-20(-0.79%)
時価総額 119,138百万円
決済代行、デジタルマーケティング、スタートアップ投資などが柱。持分法適用会社にカカクコム。24.3期3Q累計は前期に赤字の投資事業が大きく改善。決済代行は順調な拡大続く。新事業の先行投資こなして黒字復帰。 記:2024/02/14
831
7/5 15:00
-9(-1.07%)
時価総額 14,977百万円
国内初のDSPをローンチしたマーケティングテクノロジー企業。ネットバナー広告枠を買付け、掲載する広告プラットフォームを構築。クリエイターエコノミー市場にも参入。UUUMの連結効果で24.9期1Qは確保。 記:2024/02/22
6172 東証グロース
886
6/28 15:00
-1(-0.11%)
時価総額 12,165百万円
EC業者向け決済代行やネット広告運用が柱。22.12期は不正アクセス対応費用が利益の重石に。23.12期は営業黒字復帰を計画。今年2月にMBOを表明。TOB価格は1株889円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2023/03/07
6176 東証グロース
663
7/5 15:00
+22(3.43%)
時価総額 9,663百万円
無料電子雑誌出版社。ウェブマガジン「旅色」が主力。ニュースや企業プロモーションも手掛け、広告収入が収益柱。タレントを起用したふるさと納税PRに注力。新規顧客増加と契約更新企業の拡大で、1Qは増収利益急伸。 記:2024/02/23
6182 東証グロース
991
7/5 15:00
+4(0.41%)
時価総額 10,592百万円
AI活用の機械翻訳サービスを提供。人による従来型翻訳・通訳、メタバース事業なども手掛ける。導入企業数は6000社超。費用最適化による利益率の改善等で、AI事業は収益好調。24.2期3Q累計は大幅増益。 記:2024/03/05
1,569
7/5 15:00
-5(-0.32%)
時価総額 115,660百万円
コールセンター大手。カスタマーサポートやセールスサポート、BPO業務などCRM事業が主力。筆頭株主の伊藤忠商事からの送客に強み。人材・教育やキャッシュレス決済に注力。コロナ対策業務一巡で3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
4,495
7/5 15:00
-175(-3.75%)
時価総額 432,936百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6619 東証プライム
540
7/5 15:00
-6(-1.1%)
時価総額 29,776百万円
リチウムイオン二次電池セパレータ事業が主力。イオン交換膜事業も手掛ける。取引先のハイエンド車種の堅調な需要により、車載向け売上高は伸長。24.1期3Q累計は2桁増収。収益面は売上原価の増加等が重し。 記:2024/02/26
7181 東証プライム
3,207
7/5 15:00
-18(-0.56%)
時価総額 1,281,819百万円
日本郵政グループの保険会社。1916年に創設された簡易生命保険が前身。総資産は業界最大級。郵便局を通じて保険商品の販売等を行う。第一生命と業務提携。中期経営計画では26.3期純利益910億円目指す。 記:2024/05/10
7183 東証スタンダード
221
7/5 15:00
-1(-0.45%)
時価総額 3,973百万円
事前立替型の家賃保証サービスを不動産管理会社などに提供。家賃以外の保証サービスも手掛け、新たなクレジットカード会社との提携や付帯商品の開発を推進。請求自動化や電子契約などIT化に注力。3Q累計は増収確保。 記:2024/03/22
7419 東証プライム
1,555
7/5 15:00
-6(-0.38%)
時価総額 159,510百万円
家電量販店。神奈川県を地盤に、家電専門店「ノジマ」やキャリアショップを展開する。傘下にニフティを持ち、インターネット接続サービスも提供する。今期3Q累計は約3割の増収も、人件費や新規出店の費用が重し。 記:2024/02/29
7779 東証グロース
206
7/5 15:00
+1(0.49%)
時価総額 28,314百万円
医療・介護用装着型ロボを開発するベンチャー。医療機関向けレンタルが柱。販売も。海外は欧米を開拓。医療用HAL下肢タイプは465台が稼働中。米国における治療サービス売上は増加。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/04/07
9736 JQスタンダード
792
1/20 15:00
-1(-0.13%)
時価総額 7,128百万円
ビルの清掃請負会社としてスタートし、設備管理、警備業務へと事業を拡大。大手百貨店での実績とノウハウをベースに、商品管理や出納業務等のアウトソーシングも。価格競争や人件費増で苦戦。TOBにより上場廃止。 記:2016/05/02