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前場に注目すべき3つのポイント~シーアールイーが東証2部に新規上場

2015/4/21 8:34 FISCO
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~シーアールイーが東証2部に新規上場 21日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:業績等を手掛かりにした個別物色が続きそう ■外資系証券の注文動向:差し引き460万株の買い越し ■前場の注目材料:シーアールイー<3458>が東証2部に新規上場(公開価格:3620円) ■業績等を手掛かりにした個別物色が続きそう 21日の東京市場は買い先行の展開となろう。20日の米国市場では中国の景気刺激策が好感されるなか、NYダウは200ドルを超える大幅な反発をみせた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の19700円となり、日経平均はこれにさや寄せする格好から始まろう。 ただし、中国人民銀行による預金準備率引き下げについては織り込み済みであり、買い一巡後はこう着感が強まりやすいだろう。引き続き中国市場の動向にも振らされやすく、業績等を手掛かりにした個別物色が続きそうである。 日経平均は前日の下げ渋りにより25日線での底堅さが見られている。同線が支持線として意識されるようだと、足元で調整が強まっていた銘柄などには、いったんはリバウンド狙いの資金が向かいやすい。その他、経済指標では百貨店売上高の発表が予定されており、春節効果の反動がどの程度表れているかが注目される。 また、総務省は地方に外国人観光客を呼び込むため、無料で使える公衆無線LAN「Wi-Fi」の整備を加速すると報じられており、関連銘柄への物色がみられるかも注目したいところだ。テクノスジャパ<3666>の子会社テクノスデータサイエンス・マーケティングは、ZMPとデータ解析で資本提携を発表。これが自動運転やビッグデータ関連等へのテーマ物色に向かわせるかが注目されよう。 ■外資系証券の注文動向:差し引き460万株の買い越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1300万株、買い1760万株、差し引き460万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 4月14日(火):150万株の買い越し 4月15日(水):380万株の買い越し 4月16日(木):80万株の売り越し 4月17日(金):170万株の売り越し 4月20日(月):370万株の売り越し ■前場の注目材料 ・訪日客拡大に向け無線LAN3万ヶ所整備へ ・ギリシャ、資金繰り懸念から3年債利回りが一時29%台に上昇 ・シーアールイー<3458>が東証2部に新規上場(公開価格:3620円) ☆前場のイベントスケジュール <国内> 08:30 閣議後、閣僚会見予定 <海外> 10:30 豪準備銀行(中央銀行)が理事会議事録公表(4月開催分) 《KO》
関連銘柄 2件
3458 東証プライム
1,202
11/27 15:30
-25(-2.04%)
時価総額 35,287百万円
不動産管理事業、物流投資事業が柱。アセットマネジメント事業、海外事業も手掛ける。マスターリース物件は高稼働率を維持。26.7期までに事業利益100億円以上目標。物流施設「ロジスクエア厚木南」が着工。 記:2024/10/24
3666 東証スタンダード
755
11/27 15:30
-13(-1.69%)
時価総額 15,402百万円
独SAP製ERPの導入支援、米セールスフォース製CRMの導入支援等を手掛ける。企業のDX推進に向けたソリューション提供に強み。テラスカイと資本業務提携。CRMは大企業向けソリューションの強化等に注力。 記:2024/07/05