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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は19600円台を回復、大型株主導で上げ幅拡大

2015/4/7 12:23 FISCO
*12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は19600円台を回復、大型株主導で上げ幅拡大 7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・短期的な達成感、次第に中小型株に資金シフトも ・ドル・円は119円60銭付近、東京株式市場の強含みで堅調推移 ・ソフトバンク<9984>やファナック<6954>、メガバンクなどの堅調さが目立つ ■短期的な達成感、次第に中小型株に資金シフトも 日経平均は大幅に反発。222.39円高の19620.37円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えた。6日の米国市場は、予想を大きく下回った雇用統計を嫌気して始まったものの、その後は早期利上げ観測が後退するとの見方から切り返しをみせている。また、原油先物相場は、2カ月ぶりの大幅高となったことも支援材料となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円高の19580円となり、これにさや寄せする格好からのスタートとなった。 19500円を回復して始まった日経平均は、その後19500円を挟んでのこう着が続いていたが、前場半ば辺りには一気に19600円の水準に切り上がっている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに2ケタの上昇となっており、なかでも大型株指数の強さが目立つ。 セクターでは、鉱業、保険、石油石炭、その他金融、パルプ紙、卸売、銀行、鉄鋼、非鉄金属、機械などが強い。一方で、空運、水産農林が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>、花王<4452>、信越化<4063>、京セラ<6971>、日東電<6988>が堅調。半面、ミネベア<6479>、コムシスHD<1721>、Jフロント<3086>が一服。 米雇用統計が通過材料となるなか、リバウンド基調が強まっている。投信設定による買いなども観測されているようである。これにより3月31日の大陰線を完全に吸収。インデックスに絡んだ商いが中心とみられ、大型株主導ではあるがムードは悪くないだろう。ソフトバンク<9984>が堅調に推移していることも、安心感につながりやすい。 ただし、日経平均はボリンジャーバンドの+1σまで回復してきている。直近の大陰線を吸収したこともあり、短期的な達成感も意識されやすいところ。日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいムードも強まりやすく、日経平均は19600円を挟んでのこう着といったところか。高値もち合いのなか、次第に中小型株に資金がシフトする可能性がある。 ■ドル・円は119円60銭付近、東京株式市場の強含みで堅調推移 ドル・円は119円60銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が強含みに推移したことで堅調推移だが、7-8日の日本銀行金融政策決定会合を控えて上値は限定的。ユーロ・ドルは、1.0919ドルから1.0949ドルで推移。ギリシャの債務問題への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、130円62銭から130円97銭で推移。 12時21分時点のドル・円は119円60銭、ユーロ・円は130円85銭、ポンド・円は178円19銭、豪ドル・円は90円98銭で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・大型株主導で日経平均は上げ幅を拡大し、19600円台を回復 ・ソフトバンク<9984>やファナック<6954>、メガバンクなどの堅調さが目立つ ・短期的な達成感も意識されやすい、後場は中小型株の動向に注目へ ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 14:00 日銀金融政策決定会合(1日目) <海外> 13:30 豪準備銀行が政策金利発表(2.25%で現状維持の予想) 14:30 インド準備銀行が政策金利発表(レポレートは据え置きの予想) 《KO》
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時価総額 14,750,209百万円
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