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前場に注目すべき3つのポイント~金融セクターの動向に注目へ

2015/2/6 8:30 FISCO
*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~金融セクターの動向に注目へ 6日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:買い一巡後はこう着、金融セクターの動向に注目 ■外資系証券の注文動向:差し引き40万株の売り越し ■前場の注目材料:上場企業の15年3月期経常益、前期比3%増で過去最高との観測 ■買い一巡後はこう着、金融セクターの動向に注目 6日の東京市場は上昇が見込まれる。5日の米国市場では週間新規失業保険申請件数が予想より少なく、明日発表の1月雇用統計への期待が広がり終日堅調推移となった。原油相場が上昇したことや、欧州中央銀行(ECB)がギリシャ中銀への緊急流動性支援(ELA)の拡大を承認するとの報道などが材料視された。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円高の17730円となり、先物主導によるインデックス買いが先行する格好から、前日の下落部分を吸収してきそうだ。ただし、買い一巡後は引き続きこう着感の強い相場展開か。米国では雇用統計への期待が高まったが、これを見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすいだろう。日経平均は足元でもち合いが続いているが、この17400-17850円辺りでのレンジ推移が続くことになりそうだ。 また、本日は決算ピークになり、400社程度の発表が予定されている。結果を見極めたいムードとなる半面、調整が続いていた銘柄などへは悪材料出尽くしを意識した先回り的な買いなどが向かいやすいだろう。また、決算結果によって過剰に反応をみせている状況も目立っている。資金の逃げ足も速く、特に中小型株への物色には慎重さが必要か。 そのほか、足元で金融セクターを見直す動きが見られてきている。リバランスの流れともみられるが、ギリシャへの警戒なども後退していることもあり、注目したいセクターであろう。 ■外資系証券の注文動向:差し引き40万株の売り越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り890万株、買い850万株、差し引き40万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 1月30日(金):70万株の買い越し 2月2日(月):250万株の売り越し 2月3日(火):50万株の買い越し 2月4日(水):50万株の売り越し 2月5日(木):600万株の買い越し ■前場の注目材料 ・雇用統計への期待感や原油市況の反発などでNYダウは200ドル超の上昇に ・上場企業の15年3月期経常益、前期比3%増で過去最高との観測 ・家庭での太陽光発電買い取り価格、15年度も引き下げへ ☆前場のイベントスケジュール <国内> 08:30 閣議後、閣僚会見予定 08:50 1月分日本銀行の対政府取引 《KO》