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前場に注目すべき3つのポイント~引き続き個人主体の中小型株物色に

2015/1/15 8:27 FISCO
*08:27JST 前場に注目すべき3つのポイント~引き続き個人主体の中小型株物色に 15日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:目先的な底入れが意識されるか ■外資系証券の注文動向:差し引き170万株の売り越し ■前場の注目材料:外部環境の先行き不透明感は拭えず、引き続き個人主体の中小型株物色に ■目先的な底入れが意識されるか ☆日経225想定レンジ:上限16950円-下限16650円 15日の東京市場は、売り先行後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。14日の米国市場では小売売上高が市場予想を下回ったことが嫌気された。これが世界的な景気減速懸念につながる格好となり、NYダウは一時300ドルを超える下げとなる局面をみせた。その後、地区連銀経済報告(ベージュブック)で緩やかながら、各地区で経済が拡大したとの認識が示されたことから186ドル安と下げ幅を縮めているが、下値不安の強い相場展開になりやすい。 なお、シカゴ日経225先物は一時16500円台まで下げているが、清算値は大阪比15円高の16775円だった。このまま昨年12月安値水準での下げ渋りをみせられれば、売り一巡感が意識されてくる可能性がある。また、NY原油先物相場が1バレル48ドル台に反発をみせており、資源株などには買い戻しの動きが出てくる可能性はありそう。金利の低下が金融機関の収益を圧迫するとして金融株などは手掛けづらそうだが、全体としては次第に底堅さがみられてくる展開に期待したいところ。 ただし、戻り待ちの売り圧力は強く、リバウンド狙いとしても短期的な資金回転が中心になりやすい。また、前引け段階で小幅でもTOPIXがプラスで終えているようだと、日銀のETF買い入れ期待が後退する。その後戻りの鈍さが意識されるようだと、売り方の仕掛け的な動きが出やすい点は注意しておきたいところだろう。 物色としてはボトム意識からの全体のリバウンドに期待しつつも、次第に内需系の好業績銘柄や、個人主体による中小型の材料株などに集中しやすいだろう。 ■外資系証券の注文動向:差し引き170万株の売り越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1310万株、買い1140万株、差し引き170万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 1月7日(水):180万株の売り越し 1月8日(木):20万株の買い越し 1月9日(金):150万株の買い越し 1月13日(火):480万株の売り越し 1月14日(水):130万株の買い越し ■前場の注目材料 ・銅など商品市況の下落を受けた円・キャリートレードの手仕舞いが継続 ・原油市況反発で資源株などには買い戻しの動きが出てくる可能性 ・外部環境の先行き不透明感は拭えず、引き続き個人主体の中小型株物色に ☆前場のイベントスケジュール <国内> 08:50 11月機械受注(前月比予想:+4.4%、10月:-6.4%) 08:50 12月国内企業物価指数(前年比予想:+2.1%、11月:+2.7%) 09:00 日銀全国支店長会議 09:30 黒田日銀総裁あいさつ <海外> 09:30 豪・12月失業率(予想:6.3%、11月:6.3%) 10:00 韓国中央銀行は政策金利発表(2.00%で現状維持の予想) 《KO》