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*08:24JST 今日の為替市場ポイント：ポジション調整的な円買いは一巡 昨日14日のドル・円相場は、東京市場では117円96銭から116円75銭で軟調推移。欧米市場では一時116円07銭まで下落したが、117円34銭で取引を終えた。 本日15日のドル・円は主に117円台で推移か。ポジション調整的な円買いは一巡しつつあり、リスク回避的な円買い・ドル売りが継続する可能性は低いとみられる。 14日の欧米外為市場では、欧米諸国の株安を意識したリスク回避的な円買いが活発となる場面があったが、原油先物が反発したことでNYダウの下げ幅は縮小し、この影響でドル・円は117円台前半まで戻した。豪ドル、NZドルに対する円売りも観測された。 しかしながら、原油価格の大幅反発は当面期待できないとの見方は多い。主要産油国は本格的な減産を検討していないことから、世界的な供給超過の状態がすみやかに解消されることはないとみられている。市場参加者の間では、原油価格の下落は個人消費を後押しするとの意見も存在するが、原油安が株安を招いている状況が一変しない場合、米国株が上昇を続けることは難しくなるとの声が聞かれている。 《KO》