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ユーロ週間見通し:ギリシャ政局への警戒感、ECB追加緩和観測が継続

2015/1/10 15:33 FISCO
*15:33JST ユーロ週間見通し:ギリシャ政局への警戒感、ECB追加緩和観測が継続 ■弱含み、ギリシャ政局懸念とユーロ圏デフレ懸念 先週・先々週(2014年12月29日-2015年1月9日)のユーロ・ドルは下落。ギリシャ議会総選挙で緊縮財政に反対する急進左派連合(SYRIZA)が政権を獲得する可能性、ユーロ圏の12月のインフレ率が前年比-0.2%に落ち込んだことで早期追加緩和への思惑が強まり、ユーロ売り・米ドル買いが優勢となった。 先週・先々週のユーロ・円は大幅下落。ユーロ圏のデフレ懸念、ギリシャの金融危機、ユーロ圏からの離脱懸念、原油価格の続落を受けて対円レートは140円台前半まで下落した。先週・先々週の取引レンジはユーロ・ドル1.1754ドル-1.2221ドル、ユーロ・円140円19銭-147円22銭。 ■ユーロ圏の追加緩和観測で軟調地合い継続か 今週のユーロ・ドルは、ユーロ圏の12月のインフレ率確報値、22日の欧州中央銀行定例理事会、25日のギリシャ議会総選挙の投開票への警戒感が残されていることから、米ドルに対して軟調気味に推移することが予想される。 今週のユーロ・円は上げ渋りか。ギリシャ政局への警戒感、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測が広がっており、リスク回避的なユーロ売り・円買いは継続することが予想される。 主な発表予定は、14日(水):(ユーロ圏)11月鉱工業生産、15日(木):(ユーロ圏)11月貿易収支。 予想レンジ:ユーロ・円138円00銭-143円00銭/ユーロ・ドル1.1500ドル-1.2000ドル 《TN》