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今日の為替市場ポイント:ユーロ安・米ドル高の進行を意識する展開

2015/1/5 8:28 FISCO
*08:28JST 今日の為替市場ポイント:ユーロ安・米ドル高の進行を意識する展開 先週末2日のドル・円相場は、アジア市場では119円72銭から120円51銭で堅調推移。欧米市場では120円74銭まで反発し、120円48銭で取引を終えた。 本日5日のドル・円は120円台で推移か。ユーロ安・米ドル高が進行しているが、米ドルは主要通貨に対して総じて強含みとなっている。日本円の先安観は後退していないことから、ドル・円は120円近辺で下げ止まる可能性が高いとみられる。 2015年は米国の利上げ、ユーロ圏と日本の追加緩和が想定されており、米国と日本、ユーロ圏の金利差拡大を見込んだドル買いが観測されている。2日に発表された12月の米ISM製造業景況指数は55.5に低下し、市場予想の57.5を下回ったが、12月時点で分岐点となる50を大きく上回っており、市場参加者の間では米国経済の拡大は続いているとの見方が多い。 しかしながら、注意すべき点もある。12月のISM製造業景況指数における輸出指数は52.0で11月の55.0から低下した。世界経済の成長鈍化によって米国の輸出は伸び悩む可能性があるとみられている。原油価格の下落は個人消費を下支えする要因となるが、利上げが行われることで個人消費がある程度抑制される可能性は高い。2015年のドル相場は相対的に上昇する可能性があるが、個人消費や輸出が伸び悩んだ場合、ドルや米国株が強い動きを見せるとは限らない。 《KO》