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*08:39JST 今日の為替市場ポイント：NY原油が4年2カ月ぶりの安値に 昨日13日のドル・円相場は、東京市場では115円43銭から115円88銭まで堅調推移。欧米市場では一時115円31銭まで下げたが、115円75銭で取引を終えた。 本日14日のドル・円は主に115円台後半で推移か。2015年10月に予定されている消費増税を延期することによって株高持続期待が広がっており、ドル・円は底堅い動きを続ける見込み。 13日のNYMEXのWTI先物12月限は前日比-2.97ドルの74.21ドルで取引を終えた。終値ベースでは4年2カ月ぶりの安値となった。市場関係者の間では、原油先物の下落は世界的な供給超過が要因との見方が多い。 報道によると、石油輸出国機構（OPEC）の10月の原油生産量は日量3025万バレで9月との比較で22万6400バレル減少したもよう。サウジアラビアの原油生産量（推計値）もやや減少したようだ。主要産油国が減産に動くことは自然な対応とみられているが、需給関係が急変するとの見方は少ない。原油先物の下落は世界経済の成長鈍化による需要減少を想定した動きとの指摘があるが、個人消費の低迷が懸念されている日本経済にとっては好都合。株高につながる可能性がある。 《KO》