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*08:25JST 今日の為替市場ポイント：米長期金利の上昇などを意識へ 昨日10日のドル・円相場は、東京市場では114円57銭から113円86銭まで軟調推移。欧米市場では一時114円90銭まで反発し、114円84銭で取引を終えた。 本日11日のドル・円は主に114円台後半で推移か。ポジション調整的な円買いは10日までに一巡した可能性がある。米長期金利の上昇や欧米諸国の株高を意識してドル・円は114円台半ば付近で下げ渋る見込み。 10日に発表された10月の米労働市場情勢指数（LMCI）は4.0で9月と同水準だった。指数の上昇は労働市場が改善していることを示す。9月は2.5から4.0に上方修正されている。市場関係者の間では米雇用市場の改善傾向は維持されているとの見方が広がり、ドル上昇を促す要因となった。 米連邦準備制度理事会は今年5月、LMCIは景気後退期には月平均20ポイント低下し、拡大期には4ポイント上昇してきたと説明している。米労働市場が改善しているとの見方で市場は一致しているが、賃金の伸びは抑制されており、利上げ時期が早まるとの見方は増えていないようだ。 《KO》