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*07:39JST 10日の米国市場ダイジェスト：ダウは39ドル高、企業決算を好感で過去最高値更新 ■NY株式：ダウは39ドル高、企業決算を好感で過去最高値更新 NYダウ　　　　　　　ナスダック 終値　：17613.74　　終値　：4651.62 前日比：+39.81　　　前日比：+19.08 始値　：17568.98　　始値　：4635.10 高値　：17621.87　　高値　：4653.38 安値　：17547.51　　安値　：4626.49 10日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は39.81ドル高の17613.74、ナスダックは19.08ポイント高の4651.62で取引を終了した。先週末にかけてダウ平均やS&P500指数が過去最高値を更新していた事から、朝方は利益確定の売りが上値を抑えたものの、主要企業決算などを受けて緩やかに上昇する展開となった。再びダウ平均とS&P500指数は過去最高値を更新。セクター別では、運輸やヘルスケア機器・サービスが上昇する一方、メディアやエネルギーが下落した。 食品のディーンフーズ(DF)や住宅メーカーのトールブラザーズ(TOL)が予想を上回る決算を発表して上昇。一方で、オバマ大統領が連邦通信委員会(FCC)に対してインターネット通信の中立性の規制強化を要請したことで、タイム・ワーナー・ケーブル(TWC)やコムキャスト(CMCSA)などケーブルテレビ会社各社が売られた。アクションカメラのゴープロ(GPRO)は、既存株主の株式売却禁止期間（ロックアップ）が終了することに伴う影響を軽減する為に、8億ドル規模の公募増資を検討していることが明らかとなり下落。 中国では11月11日が「独身の日」で、1年で最もオンライン販売が伸びる日と言われている。中国アリババ・グループは日付が変わってからの初めの1時間で20億ドルの売上があったもよう。 （Horiko Capital Management LLC） ■NY為替：ドル・円は114円85銭、米労働市場情勢指数の改善を好感 ドル・円は114円15銭から114円90銭まで上昇し114円85銭で引けた。米連邦準備制度理事会（FRB）が発表した労働市場情勢指数の改善を好感したドル買いが再燃した。 ユーロ・ドルは、1.2490ドルから1.2419ドルまで下落し1.2425ドルで引けた。メルシュECB理事の発言「状況が悪化した場合、ソブリンQEも選択肢」を受けたユーロ売り、良好な米国の雇用指標を好感した債券利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となった。ユーロ・円は、株高に連れ142円55銭から142円77銭へじり高推移。ポンド・ドルは、1.5906ドルから1.5848ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9631フランから0.9684フランまで上昇した。 ■NY原油：反落で77.40ドル、OPEC減産なしの見方やドル高で売り先行 NY原油は反落（NYMEX原油12月限終値：77.40　↓1.25）。79.51ドルから一時77.31ドルまで下落した。クウェートのオメール石油相が10日、「今月27日の石油輸出国機構(OPEC)の総会で、減産を決める可能性は低い」との見通しを示したことを材料に、売りが先行。 そして、その後発表された米国の10月労働市場情勢指数が改善を示したことを受けて、全般的なドル高傾向となる状況に、割高感からの原油売りがさらに強まった。安値77.31ドルをつけた後も戻りは鈍く、77ドル台での推移が続いた。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比（騰落率） バンクオブアメリカ（BAC）　 17.37ドル　+0.01ドル（+0.06％） モルガン・スタンレー（MS）　35.88ドル　+0.22ドル（+0.62％） ゴールドマン・サックス（GS）191.80ドル　+1.09ドル（+0.57％） インテル（INTC）　 　　33.26ドル　-0.32ドル（-0.95％） アップル（AAPL）　　　　　　108.83ドル　-0.18ドル（-0.17％） グーグル（GOOG）　　　　　　547.49ドル　+6.48ドル（+1.20％） フェイスブック（FB） 75.00ドル -0.60ドル（-0.79％） キャタピラー（CAT）　　　　 102.21ドル　+0.45ドル（+0.44％） アルコア（AA）　　　　　　　16.32ドル　-0.01ドル（-0.06％） ウォルマート（WMT）　　　　 79.44ドル　+0.67ドル（+0.85％） 《KO》