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日本株見通し:日経平均はレンジ上限での攻防に

2014/11/11 8:19 FISCO
*08:20JST 日本株見通し:日経平均はレンジ上限での攻防に 11日の東京市場は反発が見込まれる。10日の米国市場は、主要企業の決算等が好感され、NYダウ、S&P500指数は最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の16920円、円相場は1ドル114円80銭辺りと円安に振れて推移している。この流れを受けて、幅広い銘柄に買いが先行することになりそうだ。 10日の日経平均は反落となり、このところのレンジ(16700-17100円)下限である16700円処でのこう着をみせていた。円相場については1ドル113円台に迫る局面もみられ、輸出関連などが利食いに押されていた。再び円安に振れていることもあり、輸出関連の反発期待などから、日経平均はレンジ上限を窺う展開が期待されそうだ。 また、調整局面においては日銀のETF買入れが下支えとして期待されているが、昨日の下落局面において前回の11月5日と同様、ETFを380億円買い入れている。前場のTOPIX終値をみて買いを入れるか判断しているようであるが、以前であれば1.0%を超える下落局面だったが、5日と今回は小幅な調整でも買ってきており、相当下支え要因として意識される。 決算発表が本格化するなか、決算と合わせて自社株取得などの発表も相次いでいる。決算内容については、上昇局面にあった銘柄については、好決算ながらも、好材料出尽くしに向かいやすい。流れとしては、結果は想定内としても低迷していた銘柄のアク抜け狙いが有効か。また、自社株取得や分割など、個別対応での日替わり物色が続きそうだ。 そのほか、やはり、柱となる銘柄がけん引してこないと、先高期待は強まりづらいと考えられる。昨日はミクシィ<2121>の下げが個人のセンチメントを冷ました格好とみられ、同社の切り返しのほか、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>辺りの反発に期待したいところでもある。 《FA》
関連銘柄 2件
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スマートデバイス向けゲーム「モンスターストライク」などのデジタルエンターテインメント事業が主力。スポーツ事業、家族向け写真・動画共有アプリ等も。モンスターストライクは利用拡大、収益基盤の強化に取り組む。 記:2024/10/06
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時価総額 13,300,515百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17