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*17:57JST 米国株見通し：もみあい予想だか、ボトム形成への期待残る 16日のNYダウはもみあいか。新たな売り材料が提供されない場合、短期リバウンドが見込める状況となりつつある。15日のNY市場は下落。米国内で2例目となるエボラ出血熱の二次感染が明らかとなったことで売りが先行。朝方発表された9月小売売上高や生産者物価指数が相次ぎ予想を下回ったことも嫌気された。ダウ平均は173.45ドル安の16141.74、ナスダックは11.85ポイント安の4215.32。 15日の取引では460ドル安から下げ幅を縮小したことによって、ボトム形成が意識されそうだ。ただ、米経済指標では新規失業保険申請件数、鉱工業生産指数、設備稼働率、フィラデルフィア連銀製造業景況指数などが発表予定となっており、経済指標の内容を点検したいところ。 企業決算については、ゴールドマン・サックス・グループ、AMD、ブラックストーン・グループ、グーグルなどが予定されている。予想を下回る結果となった場合、失望売りが強まる可能性があるので注意したい。 NYダウの目先的な下値目途は15850ドル近辺、上値目途は15日の高値16313ドル近辺か。 《FA》