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ユーロ週間見通し:製造業PMI悪化時はECBによる量的緩和導入の可能性
2014/9/20 17:33
FISCO
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*17:33JST ユーロ週間見通し:製造業PMI悪化時はECBによる量的緩和導入の可能性 ■ユーロ弱含み、米欧の金融政策の乖離で 先週のユーロ・ドルは軟調推移となった。欧州中央銀行(ECB)の量的緩和導入観測、米国連邦準備理事会(FRB)の量的緩和終了観測を受けて、ユーロ売りが優勢となり、1.2995ドルから1.2829ドルまで弱含みに推移した。 先週のユーロ・円は堅調に推移した。黒田日銀総裁発言や塩崎厚生労働相発言を受けて、ドル高・円安が進行した影響で138円47銭から、一時141円23銭まで上昇した。取引レンジはユーロ・ドル1.2829ドル-1.2995ドル、ユーロ・円138円47銭-141円23銭。 ■ユーロ圏の製造業・サービス業PMIに要注目 今週のユーロ・ドルは、ウクライナ情勢に警戒しつつ、ユーロ圏の9月の製造業PMIとサービス業PMIに注目する展開となる。ユーロ圏9月の製造業PMIが悪化した場合、欧州中央銀行(ECB)による量的緩和導入の可能性が高まることで、ユーロ売り圧力が高まることになる。 今週のユーロ・円は、ユーロ圏の景況感と日本のインフレ率に注目する展開となる。日本の追加緩和への思惑が広がった場合、ユーロは対円で下げ渋る可能性がある。 主な経済指標の発表予定は、22日(月):(ユーロ圏)9月消費者信頼感、23日(火):(ユーロ圏)9月製造業PMI、(ユーロ圏)9月サービス業PMI。 予想レンジ:ユーロ・円137円00銭-142円00銭/ユーロ・ドル1.2600ドル-1.3100ドル 《TN》
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