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ユーロ週間見通し:ウクライナ紛争とECB定例理事会に要注目
2014/8/31 9:17
FISCO
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*09:21JST ユーロ週間見通し:ウクライナ紛争とECB定例理事会に要注目 ■ユーロ弱含み、ウクライナ紛争への警戒感と量的緩和観測 先週のユーロ・ドルは、ウクライナ紛争が激化しつつあること、9月の欧州中央銀行定例理事会での量的緩和導入への思惑から、1.3221ドルから1.3132ドルまで下落した。先週のユーロ・円は、地政学的リスク(ウクライナ、中東)への警戒感から、138円04銭から136円42銭まで下落した。取引レンジはユーロ・ドル1.3132ドル-1.3221ドル、ユーロ・円136円42銭-138円04銭。 ■ウクライナ紛争と欧州中央銀行定例理事会に要注目 今週のユーロ・ドルは、ウクライナ紛争と欧州中央銀行(ECB)定例理事会での量的緩和の可能性に注目する展開となる。欧米によるロシアへの懲罰的制裁、ロシアによる報復措置を受けて、ユーロ圏の景況感悪化懸念が高まっていることで、ユーロの上値は限定的か。 今週のユーロ・円は、ECB定例理事会に注目する展開となる。ECBが何らかの追加緩和策を導入した場合、ユーロ売りは継続する可能性があるが、金融政策の現状維持が決まった場合、リスク回避的なユーロ売りは縮小し、ユーロは対円でやや上昇する可能性がある。 主な経済指標の発表予定は、2日(火):(ユーロ圏)7月生産者物価指数、3日(水):(ユーロ圏)7月小売売上高、(ユーロ圏)4-6月期域内総生産改定値、4日(木):(ユーロ圏)欧州中央銀行定例理事会。 予想レンジ:ユーロ・円134円00銭-139円00銭/ユーロ・ドル1.2900ドル-1.3400ドル 《TN》
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