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JASDAQ平均は反発、朝安後に押し目買いで上昇も戻りは限定的

2021/8/18 16:38 FISCO
*16:38JST JASDAQ平均は反発、朝安後に押し目買いで上昇も戻りは限定的 [JASDAQ市況] JASDAQ平均 3,904.27 +11.89/出来高 5768万株/売買代金 538億円J-Stock Index 3,927.66 +29.14  本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20はそろって反発した。値上がり銘柄数は333(スタンダード314、グロース19)、値下り銘柄数は250(スタンダード238、グロース12)、変わらずは57(スタンダード52、グロース5)。  本日のJASDAQ市場は朝安後に切り返して堅調な展開となった。前日17日の米株式市場では、NYダウが史上最高値付近で推移するなか7月小売売上高が予想以上に落ち込んだことが売りを誘発、景気回復鈍化の懸念から小売や景気敏感株中心に売られた。米経済の先行き不透明感は日本国内の投資家心理にもネガティブな反応を与えたようで、JASDAQ平均は続落してスタート。ただ、緊急事態宣言の延長や対象地域の追加は前日昼頃には決定されていたほか、東京市場全体で前日までの下落がきつかったこともあり、本日は全般買い戻しが優勢に。日経平均が朝安後に切り返してすぐにプラスに転じると、JASDAQ平均も下げ渋った。短期筋の買い戻しで日経平均が上げ幅を拡げるに従い、個人投資家心理も改善し、JASDAQ平均は後場からは明確にプラスに転じた。ただ、後半は上値が重く、戻りは限定的となった。  個別では、菓子製造・販売のシャトレーゼとフランチャイズ契約を締結したホットマン<3190>が17%高のストップ高で値上がり率トップとなった。前日まで軟調な展開が続いていたが本日は押し目買いが優勢だったアテクト<4241>が8%高、新規上場銘柄のアルマード<4932>も押し目買いが優勢で7%高となった。そのほか、期末配当予想を増額修正したダイイチ<7643>が続伸、時価総額上位ではマクドナルド<2702>や出前館<2484>などの巣ごもり銘柄が堅調だった。値上がり率上位には京極運輸<9073>、カイノス<4556>、Nexus Bank<4764>などが顔を出した。  一方、前日まで大幅に上昇していたプロルート丸光<8256>が利食い売り優勢から20%安のストップ安で値下がり率トップに、13日の決算発表以降、材料出尽くし感から売られているネオマーケティング<4196>が9%安となった。そのほか、時価総額上位銘柄では東映アニメ<4816>やフクダ電子<6960>が冴えなかった。値下り率上位にはデルソーレ<2876>、壽屋<7809>などが顔を出した。  JASDAQ-TOP20では、フェローテク<6890>、ウエストHD<1407>、セプテーニHD<4293>などが上昇した。 [JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄] ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 3190|ホットマン | 668| 100| 17.61| 2| 9073|京極運 | 1104| 150| 15.72| 3| 4556|カイノス | 1334| 173| 14.90| 4| 4764|NexusBank | 133| 11| 9.02| 5| 4241|アテクト | 1022| 80| 8.49| 6| 2667|イメージワン | 718| 56| 8.46| 7| 4932|アルマード | 740| 54| 7.87| 8| 6494|NFK−HD | 111| 7| 6.73| 9| 2315|CAICA | 163| 10| 6.54| 10| 7042|アクセスGHD | 887| 54| 6.48| ・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 8256|プロルート | 580| -150| -20.55| 2| 4196|ネオマーケティング | 2026| -208| -9.31| 3| 2876|デルソーレ | 580| -37| -6.00| 4| 7809|壽屋 | 2599| -153| -5.56| 5| 3802|エコミック | 523| -25| -4.56| 6| 4172|東和ハイシステム | 3090| -140| -4.33| 7| 6164|太陽工機 | 1043| -44| -4.05| 8| 2138|クルーズ | 1345| -55| -3.93| 9| 6834|精工技研 | 1932| -77| -3.83| 10| 9941|太洋物 | 668| -25| -3.61| [J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄] ・値上がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 4764|NexusBank | 133| 11| 9.02| 2| 4595|ミズホメディ | 3525| 280| 8.63| 3| 2315|CAICA | 163| 10| 6.54| 4| 8739|スパークスG | 262| 13| 5.22| 5| 2484|出前館 | 1411| 67| 4.99| 6| 4348|インフォコム | 2322| 106| 4.78| 7| 3776|ブロバンタワ | 204| 9| 4.62| 8| 6890|フェローテク | 3090| 135| 4.57| 9| 7826|フルヤ金属 | 8010| 340| 4.43| 10| 3733|ソフトウェアS | 9420| 360| 3.97| ・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 2138|クルーズ | 1345| -55| -3.93| 2| 6145|NITTOKU | 3555| -105| -2.87| 3| 8890|レーサム | 777| -13| -1.65| 4| 6469|放電精密 | 748| -12| -1.58| 5| 4783|日ダイナミク | 643| -8| -1.23| 6| 3323|レカム | 82| -1| -1.20| 7| 4816|東映アニメ | 14910| -150| -1.00| 8| 4972|綜研化学 | 2060| -20| -0.96| 9| 8844|コスモスイニ | 417| -4| -0.95| 10| 4080|田中化研 | 973| -8| -0.82| 《TY》
関連銘柄 18件
1407 東証スタンダード
2,886
5/17 15:00
-15(-0.52%)
時価総額 132,834百万円
再生可能エネルギー会社。自家消費型産業用太陽光発電所請負と非FIT太陽光発電所開発に経営資源を集中。再生可能エネルギー事業は黒字転換。産業用太陽光発電所請負事業は受注好調。24.8期1Qは大幅増収増益。 記:2024/01/27
2484 東証スタンダード
251
5/17 15:00
-2(-0.79%)
時価総額 33,071百万円
フードデリバリー専門サイトを運営。配達代行サービスに強み。アクティブユーザー数は618万人。スポーツチームなどとの連携強化を図る。売上原価の適正化は順調に進む。販管費は減少。24.8期1Qは損益改善。 記:2024/02/03
6,650
5/17 15:00
-60(-0.89%)
時価総額 884,184百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。外食でも上位。米マクドナルドのライセンス下で国内マクドナルドを展開。夜メニューや新商品開発を推進。デジタルやデリバリーの活用で利便性向上。業容好調で23.12期は増収増益。 記:2024/02/29
2876 東証スタンダード
528
5/17 15:00
±0(0%)
時価総額 4,807百万円
ローズンピザメーカー。冷蔵・冷凍のピザを中心にナン、小麦ごはんを手掛ける。生パスタや鶏料理などの外食事業も。家庭用市場の開拓を積極化。外食事業は黒字転換。販管費の減少などにより、24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
3190 東証スタンダード
607
5/17 9:00
±0(0%)
時価総額 4,417百万円
東北地盤のメガフランチャイジー。イエローハットを軸にTSUTAYAなども。冬タイヤ需要のある3Qが繁忙期。123店舗展開。アップガレージ事業は堅調。特別損失の減少等により、24.3期3Qは最終増益。 記:2024/02/04
4196 東証スタンダード
1,002
5/17 15:00
+7(0.7%)
時価総額 2,518百万円
独自の生活者パネル調査を活用したマーケティング支援に強み。24.9期1Qは大型案件の契約満了影響で売上減。採用・教育強化に伴う人件費増も利益に響く。商談数やコミュニケーション施策案件の相談数は増加基調に。 記:2024/03/12
4241 東証スタンダード
722
5/17 15:00
+8(1.12%)
時価総額 3,204百万円
FPD用半導体向け保護資材に強み。シャーレなどの衛生検査機材も。粉末射出成形事業を育成。24.3期3Q累計は衛生検査機材が堅調も半導体資材が冴えず。自動車電動化に向けて窒化アルミ製放熱基板などの開を継続。 記:2024/03/11
4293 東証スタンダード
416
5/17 15:00
-3(-0.72%)
時価総額 87,809百万円
大手インターネット広告代理店。デジタル広告の販売と運用、マーケティング支援等が主力。就職・採用プラットフォーム事業等も。デジタルマーケティング事業は既存案件が拡大。23.12期通期純利益は会社計画超過。 記:2024/03/04
4556 東証スタンダード
1,148
5/17 14:40
+5(0.44%)
時価総額 5,234百万円
臨床検査薬メーカー。腎・肝機能検査や腫瘍マーカー検査に強み。輸血関連機器の製販も。24.3期上期は輸血検査装置の新規設置に遅れ。だが検査試薬の販売が堅調で小幅営業増益に。今年1月に敗血症検査試薬を発売へ。 記:2024/01/17
4764 JQグロース
65
3/29 15:00
+1(1.56%)
時価総額 4,150百万円
ネットワーク高速化ミドルシェアの開発で出発。20年11月にクレカ会社と韓国貯蓄銀行を買収し、金融ビジネスが主力に。Fintech事業は好調。新規貸付増加の海外エリアが貢献。21.12期通期は最終黒字転換。 記:2022/02/15
4816 東証スタンダード
2,390
5/17 15:00
-18(-0.75%)
時価総額 501,900百万円
東映系アニメ制作会社。プリキュアやドラゴンボールなどの映像制作やキャラクター版権ビジネスを展開。映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」等は好調。その他事業は売上増。24.3期3Qは増収。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/10
4932 東証スタンダード
1,319
5/17 15:00
+4(0.3%)
時価総額 13,710百万円
独自開発の卵殻膜原料を配合した女性用化粧品・サプリを開発・販売。直販主体にTV通販やOEMも。24.3期3Q累計は直販の新規客獲得が増勢に。新規育毛サプリ貢献などでTV通販も伸長。通期二桁増収増益を計画。 記:2024/03/12
2,782
5/17 15:00
±0(0%)
時価総額 130,590百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
6960 東証スタンダード
6,350
5/17 15:00
-190(-2.91%)
時価総額 248,768百万円
医療機器メーカー。呼吸器・循環器分野に強く、心電計で国内首位。高性能空気清浄機も。24.3期3Q累計は検査装置や生体モニタのコロナ需要剥落。だが在宅医療向けレンタルが堅調。消耗品も伸びて増収・二桁増益に。 記:2024/04/15
7643 東証スタンダード
1,266
5/17 15:00
+4(0.32%)
時価総額 14,482百万円
スーパーマーケットチェーン。帯広や札幌、旭川等で食品スーパー「ダイイチ」を運営する。今年秋に大型店を出店予定。12月末の店舗数は23。今期1Qは増収、増益スタートとなった。新規出店や商品戦略が奏功した。 記:2024/03/11
7809 東証スタンダード
1,759
5/17 15:00
-3(-0.17%)
時価総額 14,846百万円
プラモデルやフィギュアを製造・販売。好採算の自社IP製品に力注ぐ。昨年12月の資本業務提携でテレビ朝日が筆頭株主に。24.6期上期は競合他社参入よる競争激化でシェア低下。想定以上の原材料高も利益の重石に。 記:2024/04/12
8256 東証スタンダード
1
1/5 15:00
±0(0%)
時価総額 46百万円
総合衣料卸会社。アパレルや雑貨、インテリア用品等の卸売に加え、ヘアケア商品や研究用試薬等の販売も。自社D2Cサイトでは販売チャネルを拡大。ミライロ薬局は会員顧客が順調増。24.3期1Qは損益改善。 記:2023/11/12
9073 東証スタンダード
682
5/17 15:00
+8(1.19%)
時価総額 2,182百万円
ENEOSHD系列の石油・化学製品輸送会社。石油・ドラム缶販売やタンク洗浄も。国内輸送産業では化学品の輸送数量が伸び悩む。24.3期3Qはドラム缶・ペール缶事業が堅調。更生缶の堅調な販売等が寄与。 記:2024/04/08