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インフォMT、Fスターズ、塩野義薬など

2022/7/21 16:10 FISCO
<6890> フェローテク 2564 +77大幅続伸。パワー半導体用絶縁放熱基板製造子会社である江蘇富楽華半導体科技股「人偏に分」有限公司において、新工場建設を行うことを決定したと発表。パワー半導体事業は急速な拡大を続けており、新工場建設によって需要の取り込みを図っていく方針。投資金額は約171億円、操業開始予定は2024年1月としている。業容拡大を目指した積極展開をポジティブに捉える動きが優勢となっている。 <5933> アルインコ 915 +32大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表。経常利益は10.3億円で前年同期比52.0%増となり、上半期計画2.8億円、同75.9%減を大幅に超過した。新型足場「アルバトロス」の販売やレンタルが好調に推移したほか、仕入コスト上昇に伴う在庫評価益、外貨建資産の為替差益なども利益押し上げ効果につながったようだ。通期業績は据え置いているが、大幅な上振れ期待が先行する展開になっている。 <6205> オーケーケー 1203 -12反落。前日に第1四半期決算を発表。営業利益は2.6億円で前年同期比6.2億円の損益改善となった。第1四半期としては4年ぶりの黒字転換。工作機械の受注拡大、グループ企業間でのシナジー効果、徹底した経費削減などが背景となっている。ただ、もともと23年3月期は収益の急拡大を想定しており、株価にも反映されていたことから、短期的な出尽くし感が先行している。 <4088> エアウォーター 1820 +59大幅続伸。野村證券は投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も2050円から2300円に引き上げている。産業ガスの値上げによる収益性改善、コロナ禍で停滞していたM&Aの再加速、グループ全体の合理化の進展などが業績拡大と株価上昇のカタリストになるとみている。今後の景気減速下でも、幅広い領域に事業が分散した多角化経営を強みに、同社の利益成長は続くと見ているようだ。 <2492> インフォMT 445 +56急伸。前日に業績予想の上方修正を発表。上半期営業利益は従来予想の0.4億円から4.4億円に、通期では1億円から4.6億円に、それぞれ引き上げている。「BtoB-PF FOOD 事業」、「BtoB-PF ES 事業」ともに売上が計画を上振れて推移している一方、売上原価、販管費などのコスト負担が想定を下振れていることが背景。年間配当金も従来計画の0.18円から0.72円にまで引き上げ。 <3687> Fスターズ 1111 +128大幅続伸。前日に22年9月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の11億円から16億円、前期比64.8%増にまで引き上げ。主力のSolution事業が高速化サービスを中心に好調に推移しているもよう。また、SaaS事業における事業投資拡大のタイミングの見直しも行っているようだ。年間配当金も従来計画の6円から9円に引き上げ、前期比4円の増配となる。 <5401> 日本製鉄 1974.5 -61.5大幅反落。本日は大手鉄鋼各社が軒並み安の展開に。みずほ証券では、JFEHD、神戸製鋼所とともに投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げしており、売り材料視される形のようだ。同社に関しては、目標株価を2150円から1500円に引き下げ、国内でも鋼材値上げが今後は困難になるとみられること、粗鋼減産リスクがあること、第1四半期決算時に示されるガイダンスリスクなどを評価引き下げの背景としているもよう。 <9603> H.I.S. 2028 +15続伸。大型リゾート施設「ハウステンボス」を売却する方向で調整していると報じられている。売却先としては香港の投資会社などを視野に調整、売却額は数百億円規模とみられているもよう。現在、同社はハウステンボス株の66.7%を保有している。旅行需要の減少が長期化する中で業績が悪化しているため、売却による資金の確保が狙いのようだ。財務体質の改善期待など優勢に。 <6594> 日本電産 9443 -192大幅反落。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は447億円で前年同期比0.2%増益、ほぼ市場コンセンサス並みの水準で着地となったが、据え置きの通期計画2100億円、前期比22.5%増との比較では、増益率は低水準となる形に。中国ロックダウンの影響などは重しとなったようだ。総じてサプライズは乏しい状況だが、前日にかけてはやや期待感が先行していたこともあり、戻り売りが優勢となっている。 <4507> 塩野義薬 7024 -516大幅反落。厚生労働省の専門家分科会では前日、同社開発の新型コロナ治療薬「ゾコーバ」の承認を見送り、継続審議にすると決定している。緊急承認に向けて有効性などのデータが十分ではないと判断したもよう。今後は、11月に終了予定のフェーズ3試験を待つことになりそうだが、国産初の軽症・中等症向け飲み薬として早期承認が期待されていたため、継続審議決定による承認のずれ込みをネガティブに受け止める動きが優勢。 《ST》
関連銘柄 10件
2492 東証プライム
288
11/22 15:30
+7(2.49%)
時価総額 74,716百万円
外食業界中心に、見積や受注、納品、請求、入金等のBtoBプラットフォームを提供。利用企業数は104万社超。FOOD事業は卸売企業向けサービスが順調。中期経営計画では26.12期売上高200億円目標。 記:2024/06/24
3687 東証プライム
1,660
11/22 15:30
-33(-1.95%)
時価総額 55,834百万円
画像処理アルゴリズム開発、自動車向けソフトウェア開発等を手掛けるSolution事業が主力。キオクシア、トヨタグループ等が主要取引先。SaaS事業も。Solution事業は高速化サービス中心に需要旺盛。 記:2024/07/29
4088 東証プライム
1,877.5
11/22 15:30
+15.5(0.83%)
時価総額 431,365百万円
大手産業ガスメーカー。産業ガスや機能材料の提供等を行うデジタル&インダストリー部門が柱。医療機器や消火設備の提供、冷凍食品や飲料の製造・販売等も。特殊ケミカル供給などエレクトロニクス関連事業の拡大に注力。 記:2024/08/29
4507 東証プライム
2,094.5
11/22 15:30
+35.5(1.72%)
時価総額 1,863,334百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
5401 東証プライム
3,125
11/22 15:30
+12(0.39%)
時価総額 2,969,753百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5933 東証プライム
970
11/22 15:30
+8(0.83%)
時価総額 20,408百万円
建設用仮設機材「足場」の製造・販売・レンタルが主力。業界トップクラスのシェア。フィットネス関連製品、無線通信関連機器の販売等も。新型足場「アルバトロス」の拡販図る。27.3期売上高680億円目指す。 記:2024/06/15
6205 東証スタンダード
885
2/24 15:00
+29(3.39%)
時価総額 21,240百万円
マシニングセンタ製造が主力の工作機械メーカー。日本電産グループ。汎用フライス盤や鋼材加工機、水道メーターも展開。立形マシニングセンタ「VM43RII」等の拡販図る。特別利益計上。23.3期2Qは黒字転換。 記:2022/11/30
6594 東証プライム
2,858
11/22 15:30
-50(-1.72%)
時価総額 3,408,362百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
2,475
11/22 15:30
-41(-1.63%)
時価総額 116,617百万円
真空シール、石英製品、セラミックス製品等の製造・販売を行う半導体等装置関連事業が主力。サーモモジュール、パワー半導体用基板等の電子デバイス事業も。デジタル化・自動化の推進などで生産効率の向上を図る。 記:2024/10/06
9603 東証プライム
1,838
11/22 15:30
-3(-0.16%)
時価総額 146,785百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09