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ソフトバンクG、ソニー、富士フイルムなど

2020/3/30 16:05 FISCO
<9984> ソフトバンクG 3693 -194大幅安。同社の有力投資先の一つで衛星通信を手掛けている英ワンウェブが経営破綻したと伝わっている。新型コロナウイルス感染拡大の影響による金融市場の混乱で、資金調達が滞ったことが背景とされている。同社は累計で約2000億円を投資し、持分法適用会社としているようだ。今後も株式市場を中心に混乱が続けば、他の投資先企業にも幅広く影響が強まり、ファンドの収益低下につながるとの懸念も。 <6758> ソニー 6434 -254大幅反落。新型コロナウイルス感染拡大の影響について先週末に公表。業績への影響に関しては、第3四半期決算時に営業利益見通しを8400億円から8800億円に上方修正したが、当時指摘していたリスクの顕在化によって、上方修正分が打ち消される公算と説明。また、手続に遅延が生じ、予定通りのタイミングでは決算発表できない可能性ともあるとしている。大きなインパクトはないが、地合い悪化もあり、不透明感が優勢に。 <6925> ウシオ電 1060 -117急落。先週末に業績予想の下方修正を発表、営業利益は従来の100億円から60億円に減額、一転して減益となる見通し。全世界でテーマパークや映画館の閉鎖及び各種イベント中止が発表され、シネマプロジェクター用クセノンランプや映像装置の事業環境が大幅に悪化しているもよう。一部売上案件の来期への先送りなど、露光用UVランプや光学装置の事業環境も悪化。想定以上の下方修正との見方が先行する。 <5411> JFE 767 -14反落。先週末に業績修正、並びに設備休止を含む構造改革を公表した。20年3月期純損益は従来予想の130億円の黒字から1900億円の赤字に減額、東日本製鉄所での減損計上などが背景で、事業利益は従来計画を据え置き。なお、構造改革は先に一部で報じられていたが、収益改善効果は600億円程度を見込んでいるもよう。なお、新型コロナウイルスの影響による需要の大幅な落ち込み表面化は4月以降とみている。 <7782> シンシア 361 +71急騰。先週末に発表した自社株買いの実施が買い材料視されている。発行済み株式数の8.05%に当たる50万株、2億円を取得上限としており、取得期間は4月1日から12月18日までとしている。当面需給面でのプライスインパクトにつながっていくとの期待が先行へ。同社の自社株買いは18年3月から12月にかけて70万株を上限に実施して以降となる。 <9843> ニトリHD 15110 +335後場プラス転換。20年2月期営業益は前期比6%増の1070億円前後になったもようとの観測が伝わった。従来予想の1040億円を上回り、33期連続での最高益更新となったもよう。ベッドマットレスなどが好調だったほか、機動的な為替予約も寄与したようだ。インパクトは限定的とみられるが、消費増税の実施、新型コロナウイルスの感染拡大といった環境悪の中での安定した業績推移を見直す動きから、底堅い動きに。 <4901> 富士フイルム 5320 +300大幅続伸。安倍首相が記者会見で、新型インフルエンザ薬「アビガン」について、新型コロナウイルスの治療薬として正式に承認するにあたって必要となるプロセスを開始すると発表している。希望する国々と協力しながら臨床研究を拡大して増産をスタートするなどと明らかにしている。世界的に感染拡大のペースが加速する状況下、あらためて活躍余地の広がりが想定される展開に。 <3681> ブイキューブ 1083 +150ストップ高、2月26日の高値を更新。政府では危機管理対応を検証した報告書をまとめているが、柱となっているのは、大規模災害や新型コロナウイルスの感染拡大の際に、企業の従業員が出勤しないで済むようテレワークの導入を経団連などに求めることなどとなっている。テレワークの市場は中期的に拡大していくとの見方が一段と強まる形となり、関連の代表格として同社への関心が続く流れに。 <2792> ハニーズHD 1112 -74大幅反落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は20.8億円で前年同期比36.6%増益、中国子会社営業終了で減収となったものの、国内売上の堅調推移や利益率の向上で2ケタ増益に。ただ、上半期は同49.7%増益であったためサプライズは限定的、新型コロナウイルス感染拡大の影響は第4四半期に表面化するものとみられ、短期的な出尽くし感にもつながっているようだ。 <2181> パーソルHD 1100 -48大幅反落。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ、目標株価も2800円から1400円に引き下げている。景気悪化懸念や新型ウイルスの影響で国内外の成長が鈍化、期待されたリクルーティングの回復も緩慢になるとみられ、21年3月期営業利益は370億円と、20年3月期予想380億円からの減益を予想としている。また、自社株買いなどの株価サポートも期待しにくいとしている。 《US》
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220.2
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-0.2(-0.09%)
時価総額 513,506百万円
人材サービス大手。人材派遣を軸に人材紹介やBPOも。M&Aやアジア開拓に前向き。24.3期3Q累計はコロナ関連のBPO案件が剥落。戦略的採用に伴う人件費増も利益の重石に。配当性向は調整後EPSの5割目安。 記:2024/02/15
1,703
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時価総額 47,514百万円
低価格のカジュアル婦人服チェーン。SCや駅ビルに出店。ミャンマー自社工場からの調達に強み。国内店舗数は873店舗。夏物商品は販売好調。EC事業は自社ECサイトを中心に伸びる。24.5期2Qは2桁増益。 記:2024/02/03
3681 東証プライム
239
4/30 10:00
+2(0.84%)
時価総額 5,912百万円
映像コミュニケーションサービス会社。Web会議システムの提供や、オンラインイベント、セミナー、ライブ配信等の企画、開発、販売を行う。遠隔医療でもサービスを提供。23年12月期は製薬や人材の領域が足踏み。 記:2024/04/11
3,402
4/30 10:04
+74(2.22%)
時価総額 4,231,670百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5411 東証プライム
2,344.5
4/30 10:04
+8(0.34%)
時価総額 1,440,550百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
6758 東証プライム
13,095
4/30 10:04
+325(2.55%)
時価総額 16,513,869百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6925 東証プライム
2,075.5
4/30 10:03
-2.5(-0.12%)
時価総額 223,116百万円
産業用光源メーカー。半導体製造用露光装置や映画館用映像装置も。24.3期3Q累計は映画館向け光源が堅調。だが液晶関連装置や露光装置などが足踏み。米国アプライドマテリアルズ社と次世代露光技術開発で業務提携。 記:2024/03/11
7782 東証スタンダード
491
4/30 9:48
+1(0.2%)
時価総額 3,369百万円
使い捨てコンタクトレンズを製造・販売。PB向けOEMも。配当性向30%目安。シンシア1DAYSの取扱店舗数の増加等により、クリアレンズは売上堅調。23.12期通期は収益伸長。24.12期は営業増益見通し。 記:2024/02/14
9843 東証プライム
21,215
4/30 10:04
-605(-2.77%)
時価総額 2,427,908百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09
9984 東証プライム
7,914
4/30 10:04
+132(1.7%)
時価総額 13,635,458百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10