マーケット
5/1 15:15
38,274.05
-131.61
37,815.92
-570.17
暗号資産
FISCO BTC Index
5/2 1:24:14
9,023,900
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

テルモ、資生堂、キリンHDなど

2019/11/8 15:59 FISCO
<4911> 資生堂 8218 -748急反落。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は343億円で前年同期13.3%増、市場予想を50億円程度下振れた。また、通期予想は従来の1200億円から1130億円から1200億円に下方修正、市場コンセンサスは会社計画をやや上回る水準であったため、ネガティブな反応が先行した。米国での伸び悩み、香港デモの影響、韓国での不買運動などに加えて、消費増税前の仮需も想定を下振れたとみられる。 <7203> トヨタ自 7905 +169大幅続伸。前日は取引時間中の決算発表を受けて買い優勢となったが、本日も上値追いが続く展開になっている。7-9月期営業利益は6624億円で前年同期比14.4%増益、市場予想を500億円強上振れる着地に。また、発行済み株式数の1.19%に当たる3400万株、2000億円を上限とした自社株買いの発表も評価材料に。通期予想は据え置いているが、販売台数や為替前提は保守的との見方も強いようだ。 <4755> 楽天 1018 -48大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期Non-GAAPベースの営業利益は62億円で前年同期比88.1%減益となっている。また、Lyftの株価下落による持分法投資損失を営業外に計上している。投資事業の利益減少が減益の主因であり、先行投資費用もかさんでいることから、大幅減益に大きなサプライズはない。モバイルの赤字継続、国内ECの増税前駆け込み需要の一巡の影響などを警戒視する動きが先行か。 <7832> バンナムHD 6389 -322大幅続落。前日発表の上半期決算が嫌気された。営業益は479億円で前年同期比9.1%増となったが、7-9月期は251億円で同3.6%の減益となった。市場予想も15億円程度下回ったもよう。「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」の伸び悩みによるネットワークエンターテインメント事業の減収、新作タイトル開発費の償却負担増などが背景。株価の上昇傾向が続いていただけに、ネガティブな反応が強まった形だ。 <4543> テルモ 4018.0 +476.0急騰で高値更新。前日に上半期決算を発表、調整後営業益は670億円で前年同期比21.2%増となり、従来予想の595億円を大きく上回った。4-6月期の同11.1%増益に対して、7-9月期は同33.7%増と増益幅は拡大。主力の心臓血管カンパニーが大きく伸び、円高の影響などを十分に吸収した。欧州での規制対応支出の影響などを見極めとして、会社通期計画は据え置きだが、大幅な上振れへ期待が高まった。 <7915> NISSHA 1406 +163急騰。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に、目標株価も1300円から1800円に引き上げた。現状の株価は、フィルムセンサーの需要急減による資産減損リスクなどを織り込んでいるが、既にディバイス部門はアセットライト化され、減損リスクは限定的と判断。また、スマホ市場活性化によるフィルムセンサーの需要減少ペースも緩和と見込む。PBRは歴史的な低水準とも指摘。 <2503> キリンHD 2518.5 +219.5急伸。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期事業利益は576億円で前年同期比5.8%減、通期計画の1900億円は据え置いているが、進捗率は78%と高水準となった。天候不順の影響が強まったビール各社のなかでは、相対的に安定した業績推移が評価される流れになっている。また、発行済株式総数の6.8%に当たる6000万株を上限に自社株買いを行うとも発表、大規模な自社株買いによる需給の下支え効果も期待。 <6723> ルネサス 722 -40大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期Non-GAAPベースでの営業利益は269億円で、会社計画の311億円を下回った。比較的会社計画は慎重な傾向が強いため、下振れ決算をネガティブに捉える動きが先行へ。また、1-3月期は前四半期比での減益を見込んでおり、保守的な要素も強いとみられるが、回復トレンド入りが期待されていたなか、失望感が先行する展開に。 <3099> 三越伊勢丹 1022 +107急騰。前日に上半期決算を発表、営業利益は139億円で前年同期比28.3%増、先の観測報道では130億円前後になったと伝わっていたが、同水準も上回る着地に。第1四半期は2ケタ減益だったが、7-9月期が急回復する形になった。先行投資負担で単体は減益であったものの、子会社群の収益改善がけん引したほか、発行済み株式数の3.6%を上限とした自社株買いの実施発表もポジティブサプライズに。 <6952> カシオ計 1901 +133急伸で年初来高値を更新。前日に上半期決算を発表、営業利益は167億円で前年同期比12.7%増、市場予想を10億円強上回った。4-6月期に続いて7-9月期も2ケタ増を達成。通期予想は売上高をやや下方修正したが、営業利益は据え置いた。安定した収益推移を評価する動きが強まっているが、とりわけ、減速が見込まれていた中国時計事業が現地通貨ベースで3割超の成長となっていることにインパクトが強いもようだ。 《US》
関連銘柄 10件
2503 東証プライム
2,300
5/1 15:00
-0.5(-0.02%)
時価総額 2,102,200百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
2,199
5/1 15:00
-23.5(-1.06%)
時価総額 872,546百万円
百貨店最大手。EC、カード・金融、不動産賃貸の強化にも取り組む。24.3期3Q累計は人流回復や訪日客増を追い風に都心店が売上を牽引。費用改革の効果も出て二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
4543 東証プライム
2,659
5/1 15:00
-34.5(-1.28%)
時価総額 3,963,763百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
4755 東証プライム
755
5/1 15:00
-8.5(-1.11%)
時価総額 1,556,063百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
4911 東証プライム
4,354
5/1 15:00
+139(3.3%)
時価総額 1,741,600百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
2,635.5
5/1 15:00
+7(0.27%)
時価総額 5,156,166百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6952 東証プライム
1,317.5
5/1 15:00
-0.5(-0.04%)
時価総額 328,085百万円
大手電子機器メーカー。時計や電卓、楽器等を製造、販売。時計は「G-SHOCK」ブランドを国内外で展開。電子辞書は伸び悩むが、関数電卓は売上増。楽器は欧州で回復の兆し。24.3期3Q累計は増収確保。 記:2024/02/22
7203 東証プライム
3,605
5/1 15:00
-33(-0.91%)
時価総額 58,815,528百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
2,970.5
5/1 15:00
+8.5(0.29%)
時価総額 1,978,353百万円
玩具・模型やゲームが主力。アミューズメント施設運営も。IP活用に強み。24.3期3Q累計は新作オンラインゲームが低調で評価損計上。ゲーム開発の見直しに伴う処分損も響く。4Qに東映アニメ株売却特益を計上へ。 記:2024/02/15
7915 東証プライム
1,702
5/1 15:00
+3(0.18%)
時価総額 86,557百万円
フィルムタッチセンサや加飾フィルムに強み。医療機器も。24.12期はタッチセンサ需要の底入れを想定。昨年12月に連結化した医療機器向け部品の米社も上乗せ。新中計では26.12期に営業益150億円を目指す。 記:2024/04/15