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エイチーム、ローム、チタン工など

2017/9/11 16:14 FISCO
<4098> チタン工 294 +80ストップ高。特に材料は観測されていないものの、リチウムイオン電池関連の出遅れとして短期資金の関心が高まる格好になったようだ。同社はリチウムイオン電池向けにチタン酸リチウムを提供している。また、10月2日からはノーベル賞の発表が相次ぐが、酸化チタンは毎回候補のテーマとして名前が挙がっており、業界の草分け的存在でもある同社への期待も高まる状況のようだ。 <2281> プリマハム 718 +58大幅続伸。野村證券が投資判断を新規に「1」、目標株価を900円としていることが買い材料視された。リストラの過程でスリム化された生産体制を構築済みであり、コスト競争力は高まっている。こうしたなかで、新プラントの稼働による拡販戦略の積極化が期待される状況に。今後2年間で年率12%の営業増益を予想、高い成長力を踏まえれば株価上昇余地は大きいと指摘している。 <3662> エイチーム 2928 +440大幅反発。先週末に発表した決算内容が好感された。前7月期営業利益は41億円で前期比84%増益、従来予想の38億円を上回る着地となっている。ゲームアプリの好調で主力のエンターテインメント事業が牽引する格好になった。また、今期は47億円で同15%増益の見通しとなっており、配当金は年間1回に変更しているが前期比5.50円増配の32.50円を計画している。想定以上の業績拡大を見直す動きが先行へ。 <3245> DEAR・L 505 +47大幅反発で年初来高値を更新。先週末に今9月期業績の上方修正を発表している。純利益は従来予想の11億円から13.3億円、前期比30.8%増益へ増額修正。同社開発の都市型マンションや収益不動産の売却が好調に推移しているほか、不動産業界向け人材サービス事業も大幅に伸長のもよう。年間配当金も従来予想比2円増額の17円としている。第3四半期までの推移からみて、上振れは想定以上との見方に。 <6963> ローム 8800 +580大幅反発。先週末に発表した8月の月次動向が評価材料視されている。8月の売上高は前月比+5-10%と高水準を継続、季節性要因から前月比で低下しやすい傾向があるとみられていただけにポジティブなインパクトに。上半期の会社側売上計画も上回る推移が続いている。新型スマホ向けが立ち上がっているほか、産機、車載、民生、ゲーム向けなどの好調も続いているようだ。 <9678> カナモト 3440 -480大幅反落で一時下落率トップ。先週末に第3四半期決算を発表している。営業利益(累計)は121億円で前年同期比14.4%増益と2ケタ増益になった。ただ、上半期決算時に上方修正しているように好業績は織り込み済み、5-7月期営業利益は21億円で同6.7%増と、伸び率がやや鈍っていることなどから、目先の材料出尽くし感が先行しているもよう。九州子会社の減価償却費増加などがやや響く格好になったようだ。 <6367> ダイキン 10675 -10売り優勢。ゴールドマン・サックス証券が投資判断を「買い」から「中立」に格下げしていることが響く格好になっている。目標株価も13500円から12200円に引き下げているようだ。直近の銅価格などコモディティ全般の上昇はマイナス材料と指摘、新商品投入によるマージン改善を想定するものの、利益見通しは従来比で引き下げている。カバレッジ銘柄のなかでは相対的に上値が縮小したと捉えているもよう。 <6920> レーザーテック 2154 +126大幅続伸で年初来高値更新。クレディ・スイス証券は投資判断を「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に格上げ、目標株価も1220円から1945円に引き上げている。新規大型開発案件の詳細が把握できない中では、21年6月期以降も継続して売上計上されるかは不透明であるが、株価は当面の間、同案件に支えられるとみているもよう。20年6月期営業利益はほぼ倍増の水準を予想している。 <4960> ケミプロ化成 414 +48急反発。有機EL関連の材料株として関心が高まる展開になったようだ。明日にはアップルのイベントが開催される。電子部品関連は、足元では車載向けに関心が向かっているため、全般的に期待感は高まっていない印象だが、なかでは有機EL関連銘柄などに期待感が再燃するとの見方が強く、有機EL材料の研究開発を積極化させている同社に物色の矛先が向かう。 《DM》
関連銘柄 9件
2281 東証プライム
2,188
11/26 15:30
+8(0.37%)
時価総額 110,547百万円
ハム・ソーセージ、加工食品の加工食品事業が主力。1931年創業。伊藤忠商事傘下。食肉事業、理化学機器の製造・販売等も。配当性向40%以上目標。ハム・ソーセージは売上順調。27.3期売上5100億円目指す。 記:2024/06/24
3245 東証プライム
1,067
11/26 15:30
+10(0.95%)
時価総額 47,905百万円
不動産開発、不動産投資等を行うリアルエステート事業が主力。ワンルームマンション「DeLCCS」シリーズ等を展開。セールスプロモーション事業等も。東京都心エリアの住居系不動産用地の積極的な仕入を図る。 記:2024/07/05
3662 東証プライム
655
11/26 15:30
+6(0.92%)
時価総額 12,962百万円
引越し比較・予約サイト「引越し侍」、車査定・車買取サイト「ナビクル」等の運営を行うライフスタイルサポート事業が主力。ゲームアプリの運営、EC事業等も。M&Aでデジタルマーケティング領域を強化図る。 記:2024/08/23
4098 東証スタンダード
840
11/26 15:30
-6(-0.71%)
時価総額 2,544百万円
酸化チタンのパイオニア。超微粒子酸化チタンに強み。チタン酸バリウムや合成酸化鉄なども。主要販売先の稲畑産業、森下産業、東芝の3社で売上高の約6割。超微粒子酸化チタンは低調。27.3までの中計では黒字化へ。 記:2024/08/10
4960 東証スタンダード
296
11/26 15:30
-7(-2.31%)
時価総額 4,921百万円
紫外線吸収剤を主力とする化学メーカー。酸化防止剤や有機EL材料、防錆剤等の化学品、防蟻薬剤中心のホーム産業事業も。BASFジャパンが主要取引先。紫外線吸収剤の販売強化図る。27.3期売上高110億円目標。 記:2024/06/18
6367 東証プライム
18,505
11/26 15:30
-235(-1.25%)
時価総額 5,424,075百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6920 東証プライム
16,705
11/26 15:30
-970(-5.49%)
時価総額 1,575,048百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6963 東証プライム
1,430
11/26 15:30
-51.5(-3.48%)
時価総額 577,377百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。SiCなどパワーデバイスは生産能力増強進める。LSIの新商品開発で新規需要の獲得図る。 記:2024/10/20
9678 東証プライム
2,805
11/26 15:30
+9(0.32%)
時価総額 108,671百万円
建設機械レンタル大手。北海道札幌市に本社。地盤改良など土木向けに強み。鉄鋼関連事業、情報関連事業等も手掛ける。レンタルアイテム数は約62万点。レンタル単価の適正化、資産稼働率の向上などに取り組む。 記:2024/10/24