マーケット
10/8 15:15
38,937.54
-395.20
42,080.37
+126.13
暗号資産
FISCO BTC Index
10/9 13:30:13
9,264,111
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

タカタ、すかいらーく、日本郵船など

2017/6/16 15:58 FISCO
<7312> タカタ - -終日売買停止。民事再生法の適用申請に向けて最終調整に入ったとの報道を受け、売り物が殺到している。エアバッグの異常破裂問題に関し負債総額は1兆円超で、製造業の倒産としては戦後最大となる見込み。リスクは警戒されていたが、法的整理によるサプライチェーンの混乱などを考慮すれば、法的整理は免れるといった見方なども残っていたようだ。 <5214> 日電硝子 792 +40急伸。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も615円から950円に引き上げている。LCD用基板ガラスを中心とする収益構造から、ガラスファイバ事業を業績拡大のドライバーとする構造へ転換し始めた効果を株価は十分に織り込んでいないと指摘。18年12月期営業利益は330億円を予想しており、市場予想の280億円超を大きく上回っている。 <3526> 芦森工 269 +65急反発。タカタ<7312>が民事再生法の適用を申請と伝わったことで、一段とエアバッグの代替需要拡大に対する思惑が高まったもようだ。もともと、同社は韓国とメキシコでエアバッグ本体の年産能力を19年までに8割増強する計画であり、改めて増産効果に期待が高まる形へ。本日はカネミツ<7208>なども同様の思惑から急伸する展開となった。 <3197> すかいらーく 1670 -49続落。同社株の3割超を保有する米ベインが保有株の一部を売却すると発表している。ベインでは3月にも約1割の株式を売却している。売出価格や株数は未定であり、海外の機関投資家向けに売り出すようだ。株式価値に変化はなく、既定路線でもあるとみられるが、需給面での短期的なインパクトが把握しきれない中、警戒感を反映する流れが先行する展開となった。 <4911> 資生堂 3981 +113続伸で年初来高値を更新。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「売り」から「買い」に格上げ、コンビクション・リストに新規採用としている。目標株価は2500円から4600円にまで引き上げ。アジアでの競争力上昇によって、高価格帯製品とTR事業を牽引役とした爆発的な利益成長が予想され、それに伴い株価の割安感も強まったと判断しているようだ。 <9101> 日本郵船 210 +6反発。海運セクターが業種別上昇率のトップとなった。JPモルガン証券が同社と商船三井の投資判断を、それぞれ買い推奨に格上げしていることが背景となっている。同社に関しては、当面の悪材料出尽くし感は強まっており、今後は市況の回復と構造改革の効果によって業績が大きく改善すると予想しているようだ。目標株価は260円に設定している。 <6619> WSCOPE 1752 +70大幅続伸。本日発売された季刊誌が材料視されたもよう。季刊誌では、今12月期営業利益を30億円と予想、会社計画の24億円を大きく上回るとみているようだ。また、来12月期は50億円と大幅続伸の予想。ソニーエナジーや韓国LG向けに、リチウムイオン二次電池用セパレーターが安定して拡大するとみられている。あらためて業績成長力の高さが注目される形となった。 <2678> アスクル 3205 -100続落。アマゾンジャパンが法人向けオフィス用品通販に参入すると報じられている。年内にも本格的に開始する計画のようだ。取扱商品や低価格販売に強みを持つアマゾンの参入で、現在高シェアを占めている同社などにとっては、競争の激化による今後の収益力の低下などが懸念される展開のようだ。 <2602> 日清オイリオ 687 +36大幅反発。SMBC日興証券が目標株価を630円から720円に引き上げていることが買い手掛かりに。脱市況変動リスクへの対応と業績開示の充実が同時に進み始めており、今後の想定以上の進展に注目としている。新中期計画などの発表を受けて、高付加価値製品へシフトして収益性を高めていく具体的な構造が理解できたため、油脂・油糧事業と加工油脂事業を中心に業績予想を引き上げたようだ。 《DM》
関連銘柄 10件
2602 東証プライム
5,390
10/8 15:00
+60(1.13%)
時価総額 181,729百万円
食用植物油大手。パーム加工品などの加工油脂、チョコレート、調味料、化粧品原料等も手掛ける。国内油脂の販売シェアは3割超。油脂事業では付加価値品の拡販図る。今期は国内油脂における販売数量増などを見込む。 記:2024/06/13
2678 東証プライム
2,010
10/8 15:00
-1(-0.05%)
時価総額 196,013百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。翌日配送を可能とする独自の物流基盤。ロハコが復調。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。総還元性向45%目標。 記:2024/09/08
2,297.5
10/8 15:00
-28.5(-1.23%)
時価総額 522,686百万円
レストランチェーン最大手。ファミリーレストラン「ガスト」と中華の「バーミヤン」が主力。2976店舗展開。27店舗の新規出店実施。値上げ効果などで23.12期通期は黒字転換。24.12期は大幅最終増益計画。 記:2024/04/15
3526 東証スタンダード
2,421
10/8 15:00
-15(-0.62%)
時価総額 14,664百万円
シートベルトやエアバッグ等の自動車安全部品事業が主力。1878年創業。マツダなど完成車メーカーが主要取引先。消防用ホース、高圧噴霧消火装置なども。消防用ホースは販売順調。豊田合成との協業深化を図る。 記:2024/06/15
4911 東証プライム
3,604
10/8 15:00
-232(-6.05%)
時価総額 1,441,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5214 東証プライム
3,458
10/8 15:00
-65(-1.85%)
時価総額 344,151百万円
薄型パネルディスプレイ用ガラスや電子デバイス用ガラス、ガラスファイバ、建築用ガラス等を手掛ける。FPD用ガラス、自動車部品用ガラス繊維で高シェア。中期経営計画では26.12期売上高4000億円目指す。 記:2024/04/29
6619 東証プライム
365
10/8 15:00
-11(-2.93%)
時価総額 20,126百万円
リチウムイオン二次電池用セパレータの製造、販売を行う。イオン交換膜事業等も手掛ける。売上構成比は車載向けが6割超。欧米、アジア地域のEV用電池メーカーなど新規顧客開拓図る。製品競争力の強化等にも注力。 記:2024/07/28
7208 東証スタンダード
838
10/8 12:34
-2(-0.24%)
時価総額 4,299百万円
自動車部品メーカー。エンジンやトランスミッション等の部品に加え、開発部品や家電部品も製造、販売。日本は好調。プーリ、トランスミッションともに売上増。24.3期3Qは収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/14
7312 東証1部
18
7/26 15:00
-4(-18.18%)
時価総額 1,497百万円
エアバッグやシートベルトが主力の自動車部品メーカー。17.3期は欠陥エアバッグ問題を巡る減損損失や和解金計上などで最終赤字拡大。財務悪化が進む。再建に向けたスポンサーの選定などが難航。継続前提に重要事象。 記:2017/05/31
9101 東証プライム
4,898
10/8 15:00
-76(-1.53%)
時価総額 2,498,788百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04