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キヤノン電、日立国際、IHIなど

2017/4/26 15:08 FISCO
<7739> キヤノン電 2042 +249急伸。同社初の小型衛星を6月中旬に打ち上げると発表したと報じられている。当初は3月予定だったが、打ち上げ場所(インド側)の都合により延期していた。現地調整の関係で再延期となる可能性はあるものの、「6月8日から15日の間で準備を進めている」ようだ。キヤノン<7751>製カメラに使っている部品などを搭載、2年間の運用予定となっている。宇宙事業の本格的な開始めどが明らかとなり、期待感が先行した。 <5852> アーレスティ 1119 +55大幅続伸。17年3月期の通期予想の上方修正を発表。営業利益は60.00億円から68.00億円、最終利益は37.50億円から49.00億円に引き上げている。地金市況などの影響による増収効果の他、原価低減や為替影響等による利益率の向上が寄与したようだ。特にアジアにおけるダイカスト事業が従来予想を大きく上振れた。また、期末配当予想も8円から4円増額した12円(年間20円)としたことも支援材料に。 <6756> 日立国際 2675 +259急伸。日立<6501>は、同社を米KKRと日本産業パートナーズ(JIP)の日米ファンド連合に売却する方針を固めたと報じられている。KKRとJIPは5月以降に同社株に対する株式公開買い付け(TOB)を実施し、全株取得を目指す。買収総額は2000億円強となるようだ。現時点でTOB価格は不明だが、買収プレミアム期待が先行する展開となっているようだ。なお、同社株は上場廃止予定。 <7013> IHI 379 +25大幅続伸。17年3月期の通期予想の上方修正を発表。営業利益は380億円から460億円、最終利益も損益トントンから一転、50億円の黒字見込みに引き上げた。コンセンサスでは営業利益は410億円程度と見られていたこともあり、これを上振れる修正が好感された。シールド、車両過給機、民間向け航空エンジンでの採算改善や販管費の削減などが奏功したようだ。 <2413> エムスリー 2966 +171大幅高。17年3月期の通期営業利益(IFRS)は前期比25.1%増の250.50億円で、従来予想(230億円)を上振れての着地が好感された。18年3月期の通期営業利益予想は同15.8%増の290.00億円で、コンセンサス(304億円程度)を下回ったが、計画は保守的で上振れ余地があるとの見方が優勢のようだ。UBS証券が、レーティングを「Neutral」から「Buy」に引き上げたことも支援材料に。 <6502> 東芝 220.9 +4.9続伸。監査法人をPwCあらた監査法人から変更する方針を固めたと報じられている。準大手を軸に後任を選定するもよう。米原子力子会社に関する会計処理などを巡りPwCあらた監査法人と意見が対立し、17年3月期の第3四半期決算では「適正意見」を得られなかった。決算の信頼性低下を懸念する声もあるが、上場維持に向けての監査法人変更方針をポジティブ視する流れが優勢となったようだ。 <6594> 日本電産 10270 -70売り優勢。17年3月期の営業利益は前期比19.3%増の1403億円となり、会社計画(1400億円)に沿って着地。各利益で過去最高を更新したものの、18年3月期の通期営業利益予想は同14.0%増の1600億円とコンセンサス水準で想定内の内容となったことから、買いが続かずマイナスに転じている。ただし、実勢レートよりも円高を前提としながら、今期も連続最高益を見込んでいる点を評価する声もあるようだ。 <3647> G3HD 103 +7後場に急伸。子会社のSBYは、米ロサンゼルス発祥、現在世界5大陸、32ヵ国以上で200超の店舗を展開するハンバーガチェーン「FATBURGER」の日本における出店ライセンス契約を締結したことを発表。これまでに培ったブランド力やノウハウを活かして、17年10月以降、ライセンス供与及び原材料の供給による、「FATBURGER」の国内出店を展開していく計画で、業績期待が高まる展開となった。 <3837> アドソル 1250 +93大幅続伸。「SECURE FACTORY(セキュア・ファクトリー)」サービスの提供を新たに開始したと発表。15年より同社が国内独占販売権を有する「LynxSECURE」をベースに改良を加え、サイバー攻撃や内部感染などのセキュリティリスクから製造業のIoT機器を保護する。前日に一部メディアが報じていたものの、豊富な需要が見込まれることから、発表を受けて改めて業績期待が高まる展開となった 《DM》
関連銘柄 11件
2413 東証プライム
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11/28 15:30
+4.5(0.31%)
時価総額 998,912百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
3647 東証スタンダード
111
11/28 15:30
-1(-0.89%)
時価総額 2,148百万円
太陽光発電所の開発や売電等の再生可能エネルギー事業、基礎化粧品の販売等を行うサステナブル事業等を手掛ける。健康食品、基礎化粧品は新規販路の拡大図る。マグネシウム電池事業、都市鉱山事業からの撤退を決定。 記:2024/10/24
3837 東証プライム
2,115
11/28 15:30
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時価総額 19,870百万円
独立系システムインテグレーター。エネルギー分野等の社会インフラ、スマート・モビリティ関連等のシステム開発を手掛ける。配当性向40%以上目安。宇宙関連、道路関連は拡大。26.3期売上高150億円目指す。 記:2024/06/24
5852 東証プライム
516
11/28 15:30
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時価総額 13,182百万円
大手アルミダイカストメーカー。1938年創業。エンジンブロックなどが主要製品。トヨタ自動車などが主要取引先。フリーアクセスフロア「モバフロア」等も。生産体制の合理化、電動車向け売上比率の向上図る。 記:2024/08/09
6501 東証プライム
3,789
11/28 15:30
+54(1.45%)
時価総額 17,567,960百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6594 東証プライム
2,818
11/28 15:30
+10.5(0.37%)
時価総額 3,360,659百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6756 東証1部
3,110
3/8 15:00
±0(0%)
時価総額 327,237百万円
映像・通信システムと半導体製造装置が2本柱。米投資ファンドが全株取得を目指して実施したTOBが成立。親会社の日立製作所は既に賛同済み。今年2月15日の臨時株主総会を開催し、3月9日付で上場廃止になる予定。 記:2018/02/07
7013 東証プライム
7,772
11/28 15:30
+23(0.3%)
時価総額 1,202,173百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7739 東証プライム
2,476
11/28 15:30
+12(0.49%)
時価総額 104,505百万円
ドキュメントスキャナーや業務用ハンディターミナル、カメラ関連製品等の開発・生産等を行う。キヤノン傘下。宇宙関連製品や医療関連製品、業務用生ごみ処理機等も。超小型人工衛星の事業化に向けた準備を進める。 記:2024/08/22
7751 東証プライム
4,913
11/28 15:30
-49(-0.99%)
時価総額 6,552,778百万円
精密機器大手。1937年設立。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上比率は7割超。商業印刷、産業印刷分野はラインアップ強化図る。 記:2024/10/21