マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/6 15:38:04
9,227,666
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

カシオ、日東紡、富士フイルムなど

2016/11/4 16:32 FISCO
<7717> Vテク 12300 +650逆行高。中国企業がスマホなどに使う有機ELパネルを集中的に投資し始めたと報じられている。主要6社が新工場を相次ぎ建設、2020年ごろまでの投資総額は2兆円を超えると伝わっている。足元で有機ELに関してはややマイナスのニュースフローが優勢だった印象もあり、同社など関連銘柄には再度見直しの動きが強まる格好になっているようだ。 <4901> 富士フイルム 3941 -16伸び悩み続落。武田薬品傘下の試薬大手である和光純薬工業を買収すると報じられている。買収総額は2000億円規模になる見通しで現在最終調整と。今回の買収で創薬やがん診断、新興国の検査薬市場開拓などを進めると見られ、想定以上のスピードでのヘルスケア事業拡大が期待される状況に。ただ、7月の報道の際には買収額は1000億円規模とされていたことで、買収価額の増加が懸念視もされる。 <6460> セガサミー 1590 +80大幅反発。一昨日に4-9月期の決算を発表、営業利益は154億円で前年同期比2.7倍となり、従来予想の140億円を上振れる着地に。通期予想は200億円から280億円に上方修正している。部材リユースなどによる原価の改善、コスト構造の改善などが収益上振れの背景に。修正計画は市場予想に達していないものの、計画は保守的とポジティブ視する動きが優勢に。 <4202> ダイセル 1115 -242急落。一昨日に発表した決算内容が嫌気されている。4-9月期営業利益は306億円で前年同期比3%減益、従来計画の300億円をやや上回った。一方、通期予想は610億円から565億円に下方修正、為替円高の影響が背景だが、市場では上方修正含みともみていただけに、予想外の円高によるマイナス影響をネガティブ視する動きが優勢に。 <6952> カシオ 1280 -107大幅続落。一昨日に4-9月期の決算を発表、営業利益は134.8億円で前年同期比38%減益となり、従来予想の200億円を大幅に下回る着地となった。また、通期予想も480億円から305億円に大幅下方修正、下振れは織り込み済みといえ、市場コンセンサスは420億円レベルであり、想定以上の減額修正となる格好に。自己株式の取得も発表しているが、想定以上の業績悪化をマイナス視する動きが先行。 <1332> 日水 522 +35決算発表後は急伸。4-9月期営業利益は98億円で前年同期比2%増益、従来予想の80億円を大幅に上回る着地となった。通期予想は180億円から195億円、一転しての増益予想に上方修正している。魚価の回復や円高による輸入コストの低下が業績上振れの背景になっている。第1四半期は2ケタの営業減益であったため、想定以上の収益回復と捉えられる格好に。 <6723> ルネサスエレク 742 +100ストップ高。一昨日に4-9月期の決算を発表、営業利益は331億円で前年同期比47.5%減益となり、4-12月期見通しは540億円としている。実績値は保守的な会社計画を大幅に上回ったほか、市場コンセンサスも20億円程度は上振れ。10-12月期見通しも市場予想を50億円程度上回っている。5年後をメドに営業利益率を20%にまで高めるという中期戦略なども評価材料とされているもよう。 <3110> 日東紡 369 +32急伸。一昨日に発表した上振れ決算、並びに、自己株式の取得・消却発表を好感する動きになっている。4-9月期営業利益は55億円で従来予想の47億円を上振れ着地。発行済み株式数の3.01%に当たる600万株を上限に自己株式を取得、取得期間は本日から来年の5月31日までとしている。また、発行済み株式数の19.38%に当たる4800万株を消却するとも発表、将来的な希薄化懸念の消滅にもつながる。 <6178> 日本郵政 1261 -45大幅続落。シティグループ証券では投資判断を「1」から「2」へ格下げ、目標株価も1760円から1400円に引き下げている。日本郵政の投資機会は日本郵便の価値にあると考えているなか、宅配便数量拡大やコスト構造改革による利益成長ストーリー、目先3年間の業績改善はある程度織り込んだと判断。短期的な株価のカタリストとしては、買収したトール社の業績底打ち・改善としている。 《XH》
関連銘柄 9件
1332 東証プライム
930.6
10/4 15:00
+6.2(0.67%)
時価総額 290,747百万円
1911年創業の大手水産会社。水産事業、冷凍食品に強みを持つ食品事業が主力。特定保健用食品等の開発・提供、冷蔵倉庫事業、配送事業等も。コンビニ向けおにぎり・サラダは販売順調。養殖事業の安定・拡大図る。 記:2024/06/13
3110 東証プライム
6,210
10/4 15:00
+50(0.81%)
時価総額 248,003百万円
ガラス繊維大手。糸の製造から複合材の開発まで手掛ける。体外診断薬や機能性ポリマー、高性能半導体パッケージなども。24.3期3Qは機能材事業が堅調。半導体パッケージ基盤向けスペシャルガラスが回復傾向に。 記:2024/04/09
4202 東証プライム
1,348.5
10/4 15:00
+9.5(0.71%)
時価総額 408,519百万円
1919年創業の化学メーカー。酢酸等のマテリアル事業が主力。自動車エアバッグ用インフレータ、化粧品原料、医薬品用添加剤、ディスプレイ材料等も手掛ける。総還元性向40%以上目標。酢酸は国内外で拡販図る。 記:2024/08/29
3,735
10/4 15:00
+9(0.24%)
時価総額 4,645,881百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
6178 東証プライム
1,379.5
10/4 15:00
+17(1.25%)
時価総額 5,197,777百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
2,904
10/4 15:00
+20.5(0.71%)
時価総額 700,529百万円
セガ、サミーが2004年に経営統合して誕生した持株会社。ゲームコンテンツ等のエンタテインメントコンテンツ事業が主力。遊技機事業等も。総還元性向50%以上が基本方針。コンシューマ分野等への投資進める。 記:2024/06/29
2,136
10/4 15:00
-31.5(-1.45%)
時価総額 4,178,930百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6952 東証プライム
1,185.5
10/4 15:00
+15(1.28%)
時価総額 295,214百万円
「G-SHOCK」シリーズなどの時計事業、関数電卓や電子辞書などのEdTech事業が柱。電子ピアノなどの電子楽器、電子文具等も。関数電卓は世界で高シェア。時計事業では直営店、直販ECビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
7717 東証プライム
2,568
10/4 15:00
-18(-0.7%)
時価総額 25,829百万円
光配向膜露光装置などのFPD装置事業、半導体・フォトマスク装置事業を手掛ける。シリコンウェーハ用検査装置で高シェア。トマトを軸とするアグリビジネスも。半導体・フォトマスク装置事業は受注残高が増加。 記:2024/06/17