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中北製、東芝、パイオニアなど

2015/12/30 16:34 FISCO
<2212> 山パン 2735 +211大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も2200円から3000円に引き上げている。販売好調、アイテム削減による粗利率上昇に加え、物流効率の改善で販管費率も抑制され、収益性改善は継続すると判断しているようだ。16.12期営業利益は市場コンセンサスの300億円を上回る325億円と予想。 <2685> アダストリア 6800 +940大幅高。前日に第3四半期の決算を発表している。累計営業利益は143億円で前年同期比2.5倍、通期予想の140億円を上回る状況となっている。先には140億円程度に達するとの観測報道が伝わっていたものの、上半期決算時に大幅増額修正した数値のさらなる上振れ期待の高まりで、ポジティブなインパクトが強まっている。なお、足元の販売も順調推移の模様であり、暖冬による影響懸念なども後退しているようだ。 <5108> ブリヂストン 4174 +17堅調。米ペップ・ボーイズに対するアイカーン氏の買収提案に対抗しないと発表、買収を断念する形となっている。米国での販売拡大につながるとして、買収策に対する評価は高かったものの、足元では、アイカーン氏との買収価格引き上げ合戦に発展しつつあっただけに、過度な資金負担の増加に対する警戒感なども強まっていた。買収断念に伴う買い安心感が先行する形に。 <6502> 東芝 249.9 +17.8買い優勢。医療事業売却を富士フイルム<4901>に打診と一部で報じられている。売却額は数千億円規模になる見通しであるが、富士フイルム以外にも数社が関心を示しており、争奪戦に発展する可能性もあるとされている。今後の成長が見込める事業であるものの、資金調達に伴う財務体質の改善を期待材料視する動きが先行へ。また、3000億円規模の追加借入枠の要請を検討とも伝わっている。 <6496> 中北製 602 +63急伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。営業利益は上半期が3.4億円から5.1億円、前年同期比22%増に、通期では7.8億円から11.5億円、前期比47%増に増額修正している。第1四半期は3割減益決算であったため、上方修正にはインパクトが強まる格好にも。船用関連で海外向けも含めて短納期品の受注を取り込めたもよう。 <6773> パイオニア 335 +16反発。自動運転関連として、引き続き先行き期待の高さが反映される展開になっている。野村證券では、投資判断「ニュートラル」継続ながら、目標株価を220円から320円にまで引き上げ。大規模な新規受注によるOEM売上高の増加、自動運転に向けた取り組みなど、主力のカーエレの成長戦略が明らかになりつつあると評価。3次元走行空間センサー「3D-LiDAR」は、光技術や地図製作ノウハウなど同社の強みが活かされ、自動運転への活用が期待される新製品とも指摘。 <4506> 大日住薬 1431 -63軟調。野村證券では投資判断を新規に「ニュートラル」、目標株価は1470円としている。野村證券では、19年1月に予定される主力品ラツーダの米国特許満了のダメージが大きいと指摘しているようだ。コスト削減を織り込んでも20.3期は営業赤字に転落すると予想している。なお、がん幹細胞をターゲットとしたBBI608など期待製品だが、現時点での判断は難しいとも。 <7272> ヤマハ発 2744 +40買い優勢。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、投資判断「オーバーウェイト」を継続で、目標株価を3400円から3700円に引き上げ。16.12期から18.12期にかけても、営業2ケタ増益が続く可能性が高いと判断しているようだ。また、本日は総務省が商用ドローンの環境を整備などと伝わっており、関連銘柄として関心も向かう形に。同社は5月に米FAAからドローンの商用利許可を日本メーカーとして初めて取得している。 <3863> 日本製紙 1964 +21買い優勢。第3四半期累計営業利益は前年同期比2割減の150億円強になりそうだとの観測報道が伝わっている。主力の洋紙販売の落ち込み、円高によるコスト増などが減益決算の背景に。ただ、10-12月期は前年同期並みの水準を確保したもようとされている。市場コンセンサスとの比較でも、15億円程度は上振れしている水準であり、想定以上に底堅い業績との見方が優勢になっているようだ。 《XH》
関連銘柄 10件
2212 東証プライム
2,765
11/27 15:30
-32(-1.14%)
時価総額 609,082百万円
国内最大の製パン会社。1948年設立。菓子パンに強み。コンビニ「デイリーヤマザキ」の運営等も。不二家、東ハトなどを傘下に持つ。配当性向30%目標。食パン部門は主力の「ロイヤルブレッド」などの販売が順調。 記:2024/06/25
2685 東証プライム
3,585
11/27 15:30
-115(-3.11%)
時価総額 174,948百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1490店舗超。自社ECの会員数は1750万人。26.2期売上高3100億円目指す。 記:2024/06/04
3863 東証プライム
850
11/27 15:30
+2(0.24%)
時価総額 98,817百万円
大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷・情報用紙、家庭紙等を手掛ける。「クリネックス」、「スコッティ」ブランド等を展開。エネルギー事業等も。生活関連事業の収益力強化、グラフィック用紙事業の競争力強化等に注力。 記:2024/06/15
4506 東証プライム
603
11/27 15:30
+2(0.33%)
時価総額 239,934百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
3,315
11/27 15:30
+7(0.21%)
時価総額 4,123,452百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5108 東証プライム
5,296
11/27 15:30
-76(-1.41%)
時価総額 3,779,745百万円
世界的なタイヤメーカー。1931年創業。生産拠点数は国内外で100超。化工品事業、スポーツ・サイクル事業等も手掛ける。海外売上比率は7割超。乗用車用プレミアムタイヤの拡販などで販売ミックスの改善図る。 記:2024/08/10
6496 東証スタンダード
3,030
11/27 15:30
-10(-0.33%)
時価総額 11,614百万円
流体制御装置メーカー。自動調節弁やバタフライ弁、遠隔操作装置の製造・販売等を行う。1930年創業。電力・造船各社などが主要取引先。バタフライバルブ等で国内トップシェア。発電プラント関連等で営業活動積極化。 記:2024/06/11
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6773 東証1部
65
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 125,017百万円
カーナビ等カーエレクトロニクス事業が主力。家電AV機器事業から撤退。車載関連ビジネスの成長等に注力。地図事業を強化。香港投資ファンドの完全子会社化により、同社株は上場廃止予定。19.3期2Qは業績苦戦。 記:2019/01/21
7272 東証プライム
1,303.5
11/27 15:30
-39.5(-2.94%)
時価総額 1,369,525百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04