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東洋ゴム、SUMCO、竹内製など

2015/10/14 16:29 FISCO
<1926> ライト工業 1205 +40買い優勢。前日に上半期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の18億円から33億円にまで増額、前年同期比では一転して53%の大幅増益に。第1四半期は12.3億円で同2.4倍の水準となり、業績の上振れ期待は高かったものの、修正幅は期待以上との見方が多いようだ。引き続き、建設関連株の業績上振れ傾向は強い状況にある。 <6141> DMG森精機 1560 -97さえない。前日には9月の工作機械受注が発表されている。業界発表の受注高は前年同月比19.1%減と2ヶ月連続での2ケタ減となる。国内に関しては27カ月ぶりの前年割れに。とりわけ、主要企業別では同社のマイナス幅が大きくなっており、ネガティブに捉えられる格好に。同社の9月受注高は前年同月比40.8%減、業界数値や主要8社の数値である同11.3%減を大きく下回っている。 <2395> 新日本科学 563 +80ストップ高。シンガポールの関連会社であるウェーブライフ・サイエンスが米ナスダック市場に上場することが買い材料視されている。同関連会社はDNAやRNAから作る核酸医薬品の研究開発を手掛け、同社の出資比率は優先株を含んで30%程度になるもよう。ナスダック上場に伴う含み益の拡大などが思惑視される格好のようだ。 <7731> ニコン 1494 -84売り優勢。上半期営業利益は前年同期比27%減の95億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。従来予想の80億円は上回る格好だが、市場予想は10億円程度下回っている。業績回復への期待感がやや低下する流れにつながっているようだ。また、インテル関連としての位置づけも高く、インテルが設備投資計画を再度引き下げたこともネガティブ材料と捉えられる。 <1821> 三井住友建設 109 -50急落でストップ安。基礎工事の際に地盤調査を一部で実施せず、虚偽データに基づいて工事をしていたことがわかったと報じられている。三井不動産グループが2006年に販売を開始した横浜市都筑区の大型マンションが対象のもよう。VWの排ガスデータ不正問題が世界的にインパクトを強めさせた経緯もあり、データ虚偽問題に対する警戒感・先行き不透明感は強まりやすい状況にもあるようだ。 <5105> 東洋ゴム 2395 -355下げ幅広げる。防振ゴム製品で不正を行っていたことが明らかになったと報じられている。同社にとっては、断熱パネル、免震ゴムに続いての不正問題となる。同製品の売上規模は限定的であるものの、相次ぐ不正の発覚で企業の信頼性の低下につながるとして、先行き懸念が再燃する形になっているようだ。 <3436> SUMCO 1169 -98軟調。みずほ証券では投資判断「アンダーパフォーム」を継続で、目標株価を1250円から1100円に引き下げている。スマホの需要伸び悩みなどを映して下期の300ミリウエハー出荷数量を見直しており、通期業績予想を下方修正しているようだ。15.12期営業利益は市場コンセンサスの330億円程度に対して310億円を予想、16.12期も420億円程度の市場予想に対して292億円を予想している。 <6432> 竹内製 2180 +123大幅反発。先週末の業績上方修正を発表したが、修正幅は市場の期待値に届かず、昨日は売りが優勢の展開になった。ただ、株価下落は過剰反応として、本日は押し目買いの動きなどが強まっているもよう。前日に発表した決算は、修正値通りでサプライズはないものの、年間配当金は14円から18円へと増配を発表している。野村證券では、下期の会社計画は保守的と見られるほか、株主還元に対してより積極的な姿勢を示した点はポジティブに捉えられると指摘。 <8175> ベスト電器 136 +6売り先行後は切り返す展開に。前日に上半期の決算を発表、営業利益は8.8億円で前年同期比14%減益、従来計画の9.5億円を下回る格好になっている。ただ、6-8月期で見ると、前年同期比47%増と収益は急回復しており、ポジティブに捉える動きも優勢のようだ。ヤマダ電機<9831>主導による経営再建の進展が意識される格好に。 <9602> 東宝 3010 +112しっかり。前日に発表した好決算が評価材料とされる。上半期営業利益は243億円で前年同期比29.5%増益、従来計画の190億円を上回っている。つれて、通期予想は従来の321億円から350億円に上方修正へ。もともと、保守的な傾向が強い銘柄であるが、第1四半期の増益率が1ケタ台にとどまっていたこともあり、再度の上方修正にはポジティブなインパクトが強まる格好に。主力の映画事業がまれにみる豊作の年となったようだ。 《XH》
関連銘柄 11件
1821 東証プライム
394
11/28 15:30
+10(2.6%)
時価総額 64,093百万円
総合建設会社準大手。三井建設、住友建設が2003年に合併して誕生。超高耐久橋梁等に強み。HARUMI FLAG PARK VILLAGEなどで施工実績。総還元性向50%目安。施工・品質管理体制の強化図る。 記:2024/09/02
1926 東証プライム
2,170
11/28 15:30
+13(0.6%)
時価総額 104,995百万円
斜面・法面対策工事、基礎・地盤改良工事など特殊土木に強み。建築事業は首都圏中心にマンション、オフィス建築等を手掛ける。基礎・地盤改良工事は受注順調。採算性重視の選別受注継続。建築事業、海外事業の拡充図る。 記:2024/06/17
2395 東証プライム
1,554
11/28 15:30
-1(-0.06%)
時価総額 64,696百万円
医薬品開発受託会社。医薬品開発の全ステージを受託できる国内唯一の企業グループ。前臨床試験受託で国内トップ。イナリサーチなどを傘下に収める。実験施設の拡充など戦略的な大型投資継続。SBIHDと業務提携。 記:2024/10/20
3436 東証プライム
1,244
11/28 15:30
+34(2.81%)
時価総額 435,618百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
5105 東証プライム
2,353
11/28 15:30
+46.5(2.02%)
時価総額 362,623百万円
タイヤメーカー大手。乗用車用タイヤなど自動車タイヤの製造・販売を行う。兵庫県伊丹市に本社。筆頭株主に三菱商事。自動車用防振ゴム等も手掛ける。SUV向けタイヤではサイズラインアップの拡充等に取り組む。 記:2024/07/08
6141 東証プライム
2,542.5
11/28 15:30
+13.5(0.53%)
時価総額 360,923百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
6432 東証プライム
4,840
11/28 15:30
+75(1.57%)
時価総額 237,155百万円
小型建設機械メーカー。世界で初めてミニショベル、クローラーローダーを開発。ミニショベルはEUでシェア2位。海外売上高比率が高い。長野県埴科郡に本社。欧米中心に販売網を拡充。アフターパーツの拡販図る。 記:2024/10/29
7731 東証プライム
1,789
11/28 15:30
+1.5(0.08%)
時価総額 628,792百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28
8175 東証1部
159
6/27 15:00
-1(-0.62%)
時価総額 27,122百万円
九州地盤の家電量販店。アジアにも進出。17年2月末の店舗数は直営が160店(うち海外18店舗)、FCが229店舗(同54店舗)。親会社のヤマダ電機が7月1日に同社を完全子会社化へ。6月28日付で上場廃止。 記:2017/04/23
9602 東証プライム
6,329
11/28 15:30
+138(2.23%)
時価総額 1,180,302百万円
国内最大の映画製作・配給会社。劇場用映画の製作・配給、「TOHOシネマズ」の運営等を行う映画事業が主力。演劇事業や不動産事業等も手掛ける。アニメは海外営業収入が成長。不動産事業はM&A効果が売上貢献。 記:2024/10/29
9831 東証プライム
454.1
11/28 15:30
-0.9(-0.2%)
時価総額 439,052百万円
家電量販店国内トップのヤマダデンキを中核とする持株会社。ヒノキヤグループなども傘下に持つ。地域電気店との連携網に強み。M&Aで事業領域拡大。くらし体験・体感・完結型店舗を中心にエリア店舗開発を積極化。 記:2024/10/06