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林兼産業、エクセル、日本製鋼所など

2015/10/5 16:33 FISCO
<9684> スクエニHD 3045 +142大幅反発。みずほ証券では、ゲームレジャーセクターの第2四半期決算プレビューをリリースしている。レガシーゲーム会社はおおむね好調だが、上方修正が期待されるのは同社であると指摘している。みずほ証券では通期340億円を予想しているが、通期の営業利益会社計画レンジ170-250億円が一定程度切り上がり、上限が295億円程度になれば上出来としている。業績期待の高まりにつながっているほか、「ファイナルファンタジーグランドマスターズ」の立ち上がり好調なども評価材料に。 <5631> 日本製鋼所 401 +22反発。日印原子力協定締結へとの報道が伝わっている。日本の原発輸出の後押しへつながるとの見方から、原発関連の一角として見直し買いの動きが進む形になっているようだ。ジェフリーズでは、日本企業が原発を輸出できる環境が整うことで、今までインドに原子炉容器を輸出できなかった同社にとってポジティブとの評価。今回の協定合意によって原子力関連部材輸出の回復を期待としている。 <9983> ファストリ 49730 +1000反発。先週末に9月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比2.6%増、前月の同2.5%増に続いて、2ヶ月連続でのプラス成長になっている。客数が同4.2%減となった一方、客単価が同7.4%の上昇に。同業他社比較では相対的に伸び率が限定的にとどまっているが、前年の9月は前8月期で最も高い伸び率であったなどハードルが高かったこともあり、ポジティブに捉える動きが先行へ。また、日経平均の大幅上昇も需給面では支援となる。 <2286> 林兼産業 147 +18急伸。TPP交渉が大筋合意見通しと本日伝わっており、TPP関連の材料株として短期資金の関心が向かう格好になっている。ハム・ソーセージ、食肉の中堅企業として、輸入肉の価格低下によるコスト低減が期待される状況のようだが、株価水準の値頃感なども妙味になっている。なお、本日のTPP関連物色では、同社のほか、農業関連各社の上昇が目立っている。 <7591> エクセル 1374 -152下落率トップ。先週末に業績予想の修正を発表している。通期営業利益は従来予想の42億円から31億円に下方修正、中国市場を中心としたスマホ向け液晶モジュール、および、電子デバイスの需要が6月以降急減、第3四半期以降も需要は低調に推移する見込みであることが業績下振れの背景に。第1四半期2ケタ増益から一転、上半期は減益見通しに転じる。 <6755> 富士通ゼネ 1394 +70買い優勢。SMBC日興証券では業績予想を上方修正している。上半期営業利益は会社計画75億円を上回る93億円程度になったとみているもよう。空調機事業、電子デバイス事業ともに好調推移のようだ。つれて、通期予想は従来の212億円から240億円に増額修正、会社計画230億円を上振れる水準に引き上げている。 <5401> 新日鉄住金 2259 +24しっかり。スプレッド悪化で減益幅が拡大するとして、野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしているが、目立った影響はみられていない。本日は全般的にリバーサルの動きが強まっており、鉄鋼セクターには買い戻しの動きが強まっているようだ。日経平均8月高値から先週末までの業種別下落率では、鉄鋼セクターが24%の下落でトップになっている。 <3048> ビックカメラ 1078 +2上値重い。前8月期営業利益は前期比微減の190億円弱になったもようとの観測報道が伝わっている。会社計画は同8%増の205億円となっている。第3四半期までで前年同期比19%減益、下振れ懸念はあったとみられたが、通期の市場予想は10億円程度下回る形に。子会社コジマの夏商戦などが振るわず、利幅の大きい商品の販売が未達となったようだ。 《XH》
関連銘柄 8件
2286 東証スタンダード
461
11/28 15:30
-1(-0.22%)
時価総額 4,108百万円
魚肉練り製品や食肉加工品、養魚用飼料等の製造・販売を行う。山口県下関市に本社。養魚用飼料で国内シェアトップクラス。「霧島黒豚」ブランドを展開。収益構造の見直し、生産体制や設備の最適化などに取り組む。 記:2024/07/05
3048 東証プライム
1,655.5
11/28 15:30
+24(1.47%)
時価総額 311,476百万円
家電量販店大手。都心部の駅前立地に大型店を出店。EC販売等も。傘下に家電量販店「コジマ」、PC専門店「ソフマップ」、日本BS放送など。免税売上はコロナ前の水準まで回復。強い店舗の再構築等に取り組む。 記:2024/06/03
5401 東証プライム
3,069
11/28 15:30
+36(1.19%)
時価総額 2,916,535百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5631 東証プライム
6,318
11/28 15:30
+42(0.67%)
時価総額 470,116百万円
樹脂製造・加工機械、成形機、防衛関連機器の製造・販売等を行う産業機械事業が主力。素形材・エンジニアリング事業も。1907年創業。29.3期売上高3800億円目標。産業機械事業は内製化率の維持・向上図る。 記:2024/10/09
6755 東証プライム
2,068
11/28 15:30
-1(-0.05%)
時価総額 226,115百万円
ルームエアコン等の空調事業が主力の電機メーカー。100カ国以上に空調機を提供。消防無線システム、電子デバイス等も手掛ける。海外売上高比率が高い。空調機は国内堅調、アジア向けの販売が拡大。経営効率化進める。 記:2024/10/17
7591 東証1部
1,597
3/27 15:00
+18(1.14%)
時価総額 14,512百万円
エレクトロニクス専門商社。主力の液晶ビジネスは単品販売からソリューション販売に移行。シャープやアルプスアルパインなどと提携。日系メーカーのパワーデバイスを拡販へ。大型ビジネスの規模縮小で中間期は足踏み。 記:2019/12/19
6,138
11/28 15:30
+63(1.04%)
時価総額 752,101百万円
スクウェア・エニックス、タイトーなどを傘下に収める持株会社。ファイナルファンタジー、ドラゴンクエストなどRPGで存在感。配当性向30%が基本方針。開発体制の整備、新作タイトルのデジタル販売強化等に注力。 記:2024/07/05
9983 東証プライム
51,100
11/28 15:30
-90(-0.18%)
時価総額 16,261,093百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25