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電通、バイリーン、ニチイ学館など

2015/5/15 16:29 FISCO
<6753> シャープ 186 -14もみ合いスタートも次第に売り優勢に。前日に決算を発表、前期営業損益は481億円の赤字、純損益は2223億円の赤字となった。一方、今期営業損益は800億円の黒字見通し、650億円レベルであった市場予想を上回る水準になっている。これを受けて、ADRでは買い先行の流れになっていた。ただ、東京市場では、外資系証券による目標株価引き下げの動きが目立っており、上値を抑える格好にも。メリルリンチ(ML)では投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げで、目標株価を260円から60円に引き下げ。UBSでも「セル」の投資判断継続で、目標株価を170円から40円に下げ、最大完全希薄化後の今期BPSをベースに、PBR1倍水準を目標株価としているようだ。 <7731> ニコン 1527 -188急落。前日に発表した決算がネガティブサプライズとなっている。前期営業利益は434億円で前期比31%減益、従来予想の360億円は上回る着地となった。一方、今期は300億円で同31%減益、市場予想は470億円レベルであったため、大幅に下振れる格好に。また、中期経営計画を発表、18.3期営業利益は650億円を想定しているが17.3期は380億円の計画、前回計画時点の1100億円を大きく下回る。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げへ。 <6723> ルネサス 9728 +28一時大幅高。一部報道では、半導体メーカーのアバゴが規模拡大に向けて、同社など3社を買収対象とする可能性が有ると伝えているようだ。交渉は進んでいないとされているようだが、もともと同社は産業革新機構の保有株の行方が注目されているため、M&A期待などは高まりやすい状況にあるとみられる。 <3514> バイリーン 711 +100ストップ高比例配分。前日に決算を発表、営業利益は24.4億円で前期比11%減益、従来予想の27.5億円を下回った。一方、今期は32.5億円で同33%増と大幅な増益見通しになっている。また、前期の配当金17円に対して、今期は特別配当も含めて25円配当を計画。前日終値ベースでは配当利回りは4%超の水準となり、利回り妙味なども急速に高まる格好へ。 <4324> 電通 6160 +740大幅反発。前日に決算を発表、前期営業利益は1323億円で前期比23%増益、計画の1317億円を上回る着地になった。今期は9ヶ月の変則決算、営業利益は1000億円の見通しとしており、コンセンサスの910億円強のレベルを上回っている。また、前期末配当金は20円予想から35円にまで引き上げ、年間配当金は55円となる。今期は70円にまで引き上げる計画だ。さらに、発行済み株式数の1.39%に当たる400万株を上限とした自社株買いの実施も発表。 <9792> ニチイ学館 1041 -104大幅安。前日に決算を発表している。営業利益は51.7億円で前期比18%減益、4月の下方修正水準で着地している。一方、今期は89億円で同72%の大幅増益見通し、市場予想を10億円以上上回る水準となっている。ただ、ここ数年、期初計画の未達が続いていることもあり、既存事業、中国事業ともにかなり意欲的な計画と受け止められているようだ。決算評価の動きは乏しく、目先の手掛かり難などを意識する動きにも。 <6383> ダイフク 1776 +144大幅反発で高値更新。前日に発表した好決算を素直に評価する動きとなっている。前期営業利益は149億円で前期比18.5%増益、従来予想の145億円を上振れる着地に。今期は180億円で同20.9%増益の見通し。175億円レベルの市場予想も上回っている。受注も前期は計画を上振れる形となり、今期も2ケタ増を予想。また、中期経営計画の最終年度である17.3期の目標数値として営業利益210億円を示している。 <1861> 熊谷組 366 -21大幅反落。前日に決算を発表、前期営業利益は161億円で前期比2.4倍と大幅増益、従来計画線上での着地となった。一方、今期は119億円で同26%の減益見通し。また、新中期計画を発表、18.3期営業利益は158億円を計画、前期実績以下の数値となっている。リニア工事の本格化などによる業容拡大期待が高かったため、今後の成長率の鈍化に対する警戒感が強まっているもようだ。 <8795> T&DHD 1683.5 -82.5下げ目立つ。前日に決算を発表、純利益は942億円で前期比19%増益、過去最高益を更新しているもよう。今期は同17%減益の780億円見通し、保守的な予想として、特にネガティブ視する動きは限定的のようだ。ただ、自社株買いの実施に対する期待感が高かったため、今回発表がなかったことを嫌気する状況になっているもよう。前期は決算と同時に100億円の自社株買いを発表していた。ジェフリーズでは投資判断を2段階格下げしているもよう。 <8306> 三菱UFJ 871.9 +27.9上げ幅広げる。総額1000億円規模の自社株買いを行う方針を決めたと報じられている。本日の決算発表に合わせて公表するようだ。もともと、メガバンクの中でも、今回の決算で自社株買い実施の可能性は高い銘柄と評価されていたが、足元では、三井住友FGが自社株買いを見送ったことで、やや期待値も低下してきていたとみられる。ショートカバーの動きなども先行しているようだ。 《FA》
関連銘柄 10件
1861 東証プライム
3,670
9/27 15:00
+5(0.14%)
時価総額 166,662百万円
1898年創業のゼネコン準大手。住友林業と資本業務提携。名古屋競馬場、ニュートリノ実験施設等で施工実績。台北101など海外でも実績。国内土木事業はインフラ更新、防災・減災、国土強靭化などが注力分野。 記:2024/08/05
3514 東証1部
1,194
12/24 15:00
+1(0.08%)
時価総額 63,092百万円
衣料・メディカル・工業・電気・空調資材の不織布製品を製造する国内トップメーカー。燃料電池部材も。フロイデンベルグ社と東レが買収、上場廃止へ。16.3期上期はフロアマット事業が好調に推移し増収増益。 記:2015/11/13
4324 東証プライム
4,584
9/27 15:00
+59(1.3%)
時価総額 1,322,071百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
6383 東証プライム
2,907
9/27 15:00
+91.5(3.25%)
時価総額 1,104,166百万円
マテリアルハンドリング業界最大手の物流システムメーカー。1937年創業。自動倉庫システム、無人搬送車、仕分け・ピッキングシステム等を手掛ける。一般製造業・流通業向けではFA分野における新領域開拓等に注力。 記:2024/08/06
2,199
9/27 15:00
+78(3.68%)
時価総額 4,302,185百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6753 東証プライム
963.7
9/27 15:00
+35.7(3.85%)
時価総額 626,797百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
7731 東証プライム
1,533.5
9/27 15:00
+20(1.32%)
時価総額 580,180百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28
1,451
9/27 15:00
-30.5(-2.06%)
時価総額 19,272,175百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
8795 東証プライム
2,515
9/27 15:00
-19.5(-0.77%)
時価総額 1,481,335百万円
生保大手。個人向けの大同生命や中小企業向けの太陽生命、乗合代理店市場向けのT&Dフィナンシャル生命が中核。新契約年換算保険料は増加。コンサル営業推進で主力商品の販売が伸びる。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/04/13
9792 東証1部
1,665
11/4 15:00
±0(0%)
時価総額 121,575百万円
介護、医療事務受託大手。家事支援サービス、保育サービス等も手掛ける。事業間連携によるシナジー効果が強み。MBO成立により上場廃止へ。21.3期1Qは医療関連部門が増収。契約適正化交渉でユーザー単価が上昇。 記:2020/09/26