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AGS、ソディック、豊田合成など

2015/1/26 16:34 FISCO
<7203> トヨタ 7725 +45切り返す。週末の報道では、15年3月期営業利益は前期比2割弱増えて、2兆7000億円前後になる可能性が高いと伝わっている。従来予想は2兆5000億円であった。「RAV4」などが北米市場で好調だったほか、円安効果も想定より1000億円以上膨らむもよう。ただ、現在の市場コンセンサスは2兆7000億円をやや上回る水準となっており、ポジティブなインパクトは限定的。ただ、全体相場の下げ渋りを受けて、その後は持ち直す。セクター内での相対的な好業績をあらためて評価の展開にも。 <7261> マツダ 2456 -104売り優勢。今期の業績観測報道が伝わっているが、ネガティブ視する動きが先行しているようだ。4-12月期営業利益は2割増の1500億円程度となり、同期間では過去最高になったもようとされている。ただ、市場予想は1600億円弱であり、観測数値は想定をやや下回る状況となっている。通期業績の上振れ幅は想定より縮まるといった見方にも。また、足元での為替市場での円高進行、とりわけ、対ユーロに対する円高も警戒材料に。 <6920> レーザーテック 1432 +162大幅高。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の5億円から17.5億円にまで大幅上方修正。第1四半期は0.9億円の水準にとどまっていたため、素直に修正幅の大きさがインパクトにつながっている。為替変動に伴う輸出製品の売上増加、製品売上の一部前倒し計上などが背景に。通期予想や配当予想の見直しは現在精査中、上半期決算時に開示するとしている。野村では目標株価を1574円にまで引き上げへ。 <6143> ソディック 1052 +135賑わう。OEMラボラトリーが3Dプリンター製の金型を米HP向けに受注したと報じられている。OEMラボラトリーは昨年、同社グループに参入している企業である。株価の下げ止まり感も意識されてきているなか、3Dプリンター事業への期待感が再燃する格好にもなっているようだ。 <7282> 豊田合成 2593 +114買い先行。ホンダ<7267>では「アコード」の北米向け次期モデルについて、タカタ<7312>ではなく、同社製のエアバッグを採用すると一部で伝わっている。ホンダでの採用を皮切りに、今後需要シフトが強まるとの期待感なども高まる展開になっているようだ。運転席、乗員のひざ前の部分、側面の各エアバッグに採用されるもよう。なお、同報道を受けてタカタは売りが先行する展開になっている。 <3648> AGS 1099 +150ストップ高。ウェブサイトの改ざんを瞬時に検知し、改ざんとほぼ同時にサイトを修復するサービスを開始と報じられている。足元ではウェブサイトへの改ざん攻撃が急増、運営者には対応準備が求められていることから、業績寄与への期待感などが先行する格好にもなっているようだ。昨年5月の高値水準を一気に更新する展開に。 <4185> JSR 2139 +231決算発表後は急伸の展開に。第3四半期累計営業利益は304億円で前年同期比14%増益、通期予想は380億円から400億円に上方修正している。10-12月期営業利益は125億円、市場予想は100億円以下であったため、コンセンサスを上振れる着地となっている。とりわけ、先の観測報道では累計営業利益は260億円とされ、直後に失望感で急落していたこともあり、一転してのコンセンサス上振れにはポジティブなサプライズも。 <8703> カブコム証券 640 +46人気化。先週末に第3四半期決算を発表、累計経常利益は72.5億円で前年同期比20.3%減益となる。広告費が想定以上に増加したと見られる一方、シェア上昇なども背景に、委託売買代金は順調に拡大していることが確認されている。また、期末配当金は前期実績の18円に対して23円に増配するとも発表、先週末終値をベースにすると、配当利回りは3.9%の水準になる。 <6727> ワコム 508 +21強い動きが目立つ。クレディ・スイス(CS)では投資判断「アンダーパフォーム」継続ながら、目標株価を380円から450円に引き上げている。来期以降はデバイスビジネスの下振れ余地が限定的、増益基調へ回帰していくとみているようだ。つれて、今後の下値余地も限定的と捉えている。ショートポジションの解消などの動きにつながっているとみられる <5002> 昭和シェル 1178 -7軟調。出光興産<5019>による同社の買収交渉は難航することも予想されると一部で報じられており、警戒材料視する向きもあるようだ。家族経営色の強い出光興産と外資系の昭和シェルでは企業文化が大きく異なり、交渉が難しい面もあるようだと指摘。1月に入っても「検討段階で何も変化はない」など交渉には進展がみられていないもようと。昨年12月に、出光興産が買収に向けて交渉に入ったと伝わり、直後の株価は急騰した経緯がある。 《FA》
関連銘柄 13件
3648 東証スタンダード
792
11/27 15:30
-22(-2.7%)
時価総額 13,724百万円
情報処理サービス企業。データセンター「さいたまiDC」を軸に、受託計算サービス等を手掛ける。大手銀行向けシステム開発、システム機器販売も。25.3期は金融機関向け等のソフトウエア開発で大型案件増を見込む。 記:2024/07/01
4185 東証プライム
4,335
6/24 15:00
±0(0%)
時価総額 903,414百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
5002 東証1部
1,682
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 626,706百万円
石油元売り大手で原油処理量国内第5位。財務体質健全。出光興産と19年4月に株式交換を実施し、経営統合を予定。15か月変則決算。19.3期4Q累計決算は増収・増益。通期営業利益見通しを830億円下方修正。 記:2019/02/15
5019 東証プライム
998.8
11/27 15:30
-5.2(-0.52%)
時価総額 1,390,971百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
6143 東証プライム
717
11/27 15:30
-22(-2.98%)
時価総額 39,286百万円
放電加工機で世界シェアトップクラスの工作機械メーカー。射出成形機などの産業機械事業、麺製造プラントなどの食品機械事業も手掛ける。放電加工機の拡販、金属3Dプリンタや精密マシニングセンタの販売体制強化図る。 記:2024/06/28
6727 東証プライム
712
11/27 15:30
-5(-0.7%)
時価総額 103,952百万円
ペン・センサーシステムの提供等を行うテクノロジーソリューション事業が主力。ディスプレイ製品、ペンタブレット製品なども。高いブランド力が強み。ブランド製品事業では商品ポートフォリオの刷新など構造改革図る。 記:2024/10/06
6920 東証プライム
16,925
11/27 15:30
+220(1.32%)
時価総額 1,595,791百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,571
11/27 15:30
-96.5(-3.62%)
時価総額 40,608,912百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7261 東証プライム
944.8
11/27 15:30
-55.1(-5.51%)
時価総額 596,928百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
7267 東証プライム
1,292.5
11/27 15:30
-40.5(-3.04%)
時価総額 6,824,400百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7282 東証プライム
2,478.5
11/27 15:30
-94.5(-3.67%)
時価総額 316,291百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。エアバッグ等のセーフティシステム製品、ラジエータグリル等の内外装部品が主力。樹脂ターボダクト等も。トヨタグループ向け売上比率は6割超。米国で自動車用内外装部品の生産能力を増強。 記:2024/09/03
7312 東証1部
18
7/26 15:00
-4(-18.18%)
時価総額 1,497百万円
エアバッグやシートベルトが主力の自動車部品メーカー。17.3期は欠陥エアバッグ問題を巡る減損損失や和解金計上などで最終赤字拡大。財務悪化が進む。再建に向けたスポンサーの選定などが難航。継続前提に重要事象。 記:2017/05/31
557
8/28 15:00
-1(-0.18%)
時価総額 188,674百万円
三菱UFJ証券HDの連結子会社。ネット証券唯一の完全システム内製化と唯一のメガバンクグループ。KDDIによるTOB成立。19年8月29日付けで上場廃止予定。受入手数料は減少。19.3期通期は業績伸び悩む。 記:2019/07/09