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サニックス、日本通運、ソニーなど

2014/11/25 16:42 FISCO
<6758> ソニー 2582.5 +149買い優勢。JPモルガン(JPM)では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1500円から3200円に引き上げている。携帯電話・テレビ関連の悪材料は既に株価に織り込まれたこと、ネットワーク事業が持続的に利益を生み出すビジネスに成長すること、堅調な日本株市場が金融サービス事業の収益を押し上げることなどが期待されるため、業績予想を大幅に上方修正しているようだ。なお、本日はエレクトロニクス事業の説明会も開催されるようだ。 <4651> サニックス 604 +100ストップ高。大手電力5社では、再生可能エネルギーの買い取り手続きを再開する方針と報じられている。まずは九州電力<9508>が年内にも受け入れ再開の方針を表明するとされている。九州電力の再生エネルギー買い取り中断をきっかけに、先行き警戒感が強まる状況となっていたが、過度な警戒感の後退につながる格好となっている。九電工<1959>や田淵電機<6624>などの関連銘柄も買いが先行する展開へ。 <6632> JVCケンウッド 261 +20急伸。来期末までに純有利子負債をゼロにする方針と報じられている。長年の課題であった財務体質の改善にめどが付いたことを評価する動きが優勢に。主力製品の販売増や合理化などを負債返済の原資とする計画。財務体質の改善に伴って、車載機器の投資拡大などを活発化させる狙いなどもあるようだ。 <6473> ジェイテクト 1963 +91大幅反発。メリルリンチ(ML)では投資判断「買い」を継続で、目標株価を2100円から2500円に引き上げている。円安メリットのみならず、自動車関連製品の売上拡大やベアリング事業の構造改革が着実に進展していると評価。構造改革効果により収益は拡大基調にあるとして、来期営業利益は8期振りの最高益更新を予想、市場予想の815億円に対して880億円としているもよう。 <6839> 船井電機 1612 +149上げ目立つ。米国では27日に感謝祭となり、今週からクリスマス商戦が本格化することになる。足元の堅調な個人消費動向からクリスマス商戦も好調が予想され、米国個人消費関連の一角として期待感が先行する展開になっているもよう。また、メリルリンチ(ML)では、投資判断「アンダーパフォーム」継続ながら、目標株価を954円から1125円に引き上げ。テレビの損益管理力がある程度見えてきたため、最悪期は過ぎたと考えているようだ。 <9062> 日本通運 569 +17堅調。先週末の引け後に、自己株式の取得実施を発表している。発行済み株式数の3.9%に当たる4000万株を上限としており、本日から来年の5月29日までを取得期間としている。比較的、M&Aを重視しているとの見方が優勢だったこともあって、このタイミングでの自社株買いは想定外といった声が多いもようだ。 <4963> 星光PMC 964 +51買い先行。先週末、セルロースナノファイバー実証設備の建設完了、並びにサンプル提供の開始を発表している。この設備は、「次世代バイオ素材高機能・木質ナノセルロース製造システムの開発」という国の支援による事業となっている。本プラント稼働で、11月から本格的な変性CNFサンプルの提供を開始しているようだ。あらためて、セルロースナノファイバー関連の中心格として関心が高まる状況にも。 <6305> 日立建機 2573 +118大幅反発。先週末に決定している予想外の中国利下げを受けて、中国関連の代表銘柄として買いが優勢の展開になっている。相対的に中国市場の収益は構成比は高く、利下げによる景気の底打ちに伴うインパクトは強いといった見方に。コマツ<6301>やダイキン<6367>、ペガサスミシン<6262>など中国関連は幅広く買われる状況ともなっている。 《FA》
関連銘柄 14件
1959 東証プライム
5,140
11/28 15:30
+49(0.96%)
時価総額 364,246百万円
九州電力グループの総合設備企業。屋内線工事、空調管工事が柱。九州電力への依存度は低い。福岡空港国内線ターミナルなどで施工実績。太陽光発電事業等も。配当性向25%目安。過去最大規模の仕掛工事量を抱える。 記:2024/06/09
4651 東証スタンダード
264
11/28 15:30
-2(-0.75%)
時価総額 12,915百万円
基礎補修・家屋補強工事や白蟻防除施工、自家消費型太陽光発電システムの販売施工、埋立処理や廃液処理などの環境資源開発事業等を手掛ける。26.3期売上高515億円目標。HS事業では法人営業体制の強化拡充図る。 記:2024/07/26
4963 東証プライム
1,067
12/27 15:00
±0(0%)
時価総額 32,353百万円
製紙用薬品が柱。印刷インキ用樹脂も。新素材CNFなどを育成中。9月に米国カーライル系の投資ファンドが表明したTOBに賛同。TOB価格は1株1070円。TOB成立ならば上場廃止に。23.12期上期は足踏み。 記:2023/10/15
6262 東証プライム
434
11/28 15:30
+2(0.46%)
時価総額 10,776百万円
工業用ミシンメーカー。1914年創業。工業用環縫いミシンで世界トップシェア。シートベルト関連部品など自動車部品も手掛ける。工業用ミシン事業は新機種の生産供給体制の整備図る。27.3期売上高300億円目標。 記:2024/06/29
6301 東証プライム
4,077
11/28 15:30
-6(-0.15%)
時価総額 3,970,227百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6305 東証プライム
3,374
11/28 15:30
-9(-0.27%)
時価総額 725,798百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。製品力、グローバルネットワークなどが強み。米州事業は拡大続く。海外レンタル事業の拡大等に注力。 記:2024/10/20
6367 東証プライム
18,155
11/28 15:30
+70(0.39%)
時価総額 5,321,485百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6473 東証プライム
1,050.5
11/28 15:30
+21.5(2.09%)
時価総額 360,622百万円
トヨタグループのベアリング大手。産機・軸受事業が柱。自動車部品や工作機械、FAシステム等も。パワーステアリング、円筒研削盤で世界トップシェア。工作機械・システム事業では円筒研削盤のラインアップ拡充図る。 記:2024/07/02
6624 東証1部
109
9/26 15:00
+1(0.93%)
時価総額 11,372百万円
産業用・民生用の電源機器、トランスが主力。インバータエアコン用変成器は国内シェアトップ。トランス高度設計技術等が強み。エアコン向けリアクタの拡販等を図る。20.3期は営業黒字転換計画。1ドル105円想定。 記:2019/07/26
6632 東証プライム
1,493
11/28 15:30
+49.5(3.43%)
時価総額 244,852百万円
カーナビ等の車載機器、無線システム、音響機器等を手掛ける電機メーカー。日本ビクターとケンウッドの経営統合により誕生。中計では26.3期売上高3700億円以上目標。ゲーム・アニメ事業の強化等に取り組む。 記:2024/06/04
6758 東証プライム
3,058
11/28 15:30
+40(1.33%)
時価総額 19,091,394百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6839 東証1部
918
8/25 15:00
+1(0.11%)
時価総額 33,168百万円
液晶テレビ・DVDプレイヤーが主力のデジタル家電メーカー。低価格品が主体。主要顧客はウォルマート。出版会社秀和システムのTOBにより株式非上場化が決定。メキシコ向け液晶テレビ好調もあり、1Qは増収確保。 記:2021/08/03
9062 東証1部
6,910
12/28 15:00
-10(-0.14%)
時価総額 663,360百万円
総合物流最大手。トラック・海上・鉄道等の運輸事業を展開。国内首位の倉庫面積、引っ越しでもトップ級。セルビアで日系フォワーダーとして初の支店開設。全セグメント好調により、中間期(決算期変更)は大幅増収増益。 記:2021/11/13
9508 東証プライム
1,448.5
11/28 15:30
+54.5(3.91%)
時価総額 686,856百万円
九州地盤の電力会社。発電事業のほか、送配電事業、ICTサービス事業、都市開発事業等を手掛ける。グループ会社に九電工など。洋上風力・バイオマス発電の開発を推進。26.3期経常利益1250億円目指す。 記:2024/06/04