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ソニー、日東電工、日本碍子など

2014/8/1 16:25 FISCO
<6758> ソニー 1855 +83買い優勢。前日に発表した第1四半期決算が見直し材料に。営業利益は698億円で前年同期比97%増益、市場コンセンサスは100億円前後であったと見られる。PS4が好調なゲームが牽引したほか、資産売却益なども寄与。TVも黒字化している。通期計画は、ゲームやスマホ向けなどのデバイスを引き上げる一方、モバイルを引き下げており、全体では変更無し。また、モバイル事業の抜本施策を実施すると発表、減損の可能性なども指摘されているようだが、来期以降の業績回復確度が高まるとしてポジティブに捉えられているようだ。 <6724> エプソン 5190 +700大幅高。前日に発表した第1四半期の決算内容が好感されている。営業利益は546億円で前年同期比7.4倍、市場予想、並びに、先の観測報道値を100億円近く上回る水準となっている。インクジェットプリンタの販売単価やプロジェクタの数量増など、主力の情報関連機器が大きく上ブレたもよう。通期予想は1040億円から1200億円に上方修正しているが、極めて保守的といった見方も強いようだ。決算発表後の出尽し感なども想定されていたなか、想定以上の上振れ決算に買い戻しなども迫られる状況へ。 <9204> スカイマーク 187 -22大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は55.3億円の赤字となり、前年同期比30億円強の損益悪化となっている。旅客数は伸びていたものの、値下げによる影響が大きかったとの見方にも。巨額の違約金請求リスクから、事業継続に「重要な疑義」があると開示したことなども警戒感に。UBSでは、国際線参入の前提を「遅延」から「断念」に変更として、目標株価を220円から130円に引き下げている。 <6967> 新光電気工業 784 -142一時ストップ安。前日に発表の第1四半期決算がネガティブサプライズに。営業利益は0.3億円で前年同期比99%減益、ほぼ終始均衡水準にまで落ち込んでいる。市場コンセンサスは10億円強のレベルであったとみられ、想定以上の収益悪化ともなっている。ICパッケージの収益性悪化などが響く形に。もともと、今期の業績計画は保守的との見方もあったが、足元の状況からは未達懸念なども強まる方向へ。 <6988> 日東電工 4873 +189しっかり。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は193億円で前年同期比11%増益、コンセンサスは180-185億円レベルであったとみられる。ITOフィルムの歩留まり改善、プリント回路の売上拡大、大型テレビ用偏光フィルムの拡販などが好業績の背景に。上半期予想は380億円から430億円、市場予想を上回る水準にまで上方修正へ。液晶事業の不透明感が強い中、想定以上の好決算に見直しの動きが強まる状況。 <5741> UACJ 456 +46大幅高。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は65.7億円で前年同期比2.3倍となり、上半期予想は110億円から120億円に上方修正している。業績上振れの背景は、その他一般材などの出荷量が想定を上回ったこと、アルミ地金の高騰で在庫評価益が膨らんだことなど。通期予想の据え置きは保守的と捉えられているようだ。年初来高値を一気に更新していることで、売り方の買い戻しなども進む格好か。 <5333> 日本碍子 2750 +272上げ目立つ。前日に発表した第1四半期決算では、営業利益は147億円で前年同期比72%増益となった。また、上半期予想は220億円から275億円に、通期予想は480億円から560億円に上方修正している。主力のセラミックス事業では、DPFやNoxセンサーの販売が想定以上に好調、半導体製造装置用セラミックス製品の販売も順調に推移しているようだ。メリルリンチ(ML)では、増配決定など株主還元の姿勢を強めている点も高く評価として、目標株価を2350円から2800円に引き上げている。 <5807> 東特線 188 +15人気化。前日に発表した第1四半期決算、並びに、業績の上方修正が買い材料視されている。第1四半期経常利益は13億円で前年同期比5倍、通期計画は従来の10億円から19.8億円にまで上方修正している。環境対策引当金戻入益を営業外収益に計上したことが、上方修正の主因となっている。ちなみに、営業利益も通期の減益予想に対して、第1四半期は3割増益での着地に。材料性が強く、個人投資家の関心が高まりやすい銘柄であるため、短期資金が集まる格好になっている。 <6472> NTN 463 -38さえない。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は87.8億円で前年同期比80%増益、市場コンセンサスは85億円程度であり、ほぼ想定通りの好決算となった。主要ユーザーである自動車生産の好調などが好業績の背景に。ただ、株価は足元で高値圏まで上昇、日本精工がコンセンサス上振れの決算を発表していたこともあって、短期的な好材料出尽しと捉えられる格好にも。 <3632> グリー 844 +21上げ幅広げる。中国のCMGEと共同で、ソーシャルゲーム「ナルト−忍マスターズ」を中国市場向けに配信することを決定と発表している。「ナルト」は中国でもコミック、アニメとも絶大な人気を誇っており、収益寄与への期待感が先行する形にも。なお、CMGEは中国のモバイルゲーム企業として初めて米ナスダックに上場した企業である。 《FA》
関連銘柄 10件
3632 東証プライム
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時価総額 87,538百万円
スマホゲームの運営等を行うゲーム・アニメ事業が主力。スマホ向けメタバース「REALITY」等のメタバース事業、DX事業、投資事業も展開。配当性向30%程度以上目処。ゲーム・アニメ事業では開発体制を強化。 記:2024/08/27
5333 東証プライム
1,924
10/7 15:00
+30(1.58%)
時価総額 610,543百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。自動車関連が堅調。半導体装置関連も回復。NAS電池は独水素製造会社から受注。パワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を大幅に増強へ。 記:2024/07/22
5741 東証プライム
5,000
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古河スカイと住友軽金属工業の経営統合で2013年に誕生。アルミニウム圧延品で国内生産量トップ。東洋製罐等が主要取引先。25.3期は缶材、自動車材等の売上数量増を見込む。28.3期売上高1兆500億円目標。 記:2024/06/28
5807 東証スタンダード
5,640
1/24 15:00
±0(0%)
時価総額 38,403百万円
古河電工系電線会社。電線、電線加工品、電子部品、ケーブルを手掛け、自動車用ヒータ線やPC向け絶縁電線なども展開。中間期は利益足踏み。TTCHDが1株5660円でTOBを発表、親会社の古河電工は応募の方針。 記:2022/11/08
6472 東証プライム
266.2
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時価総額 141,742百万円
大手ベアリングメーカー。1918年創業。ハブベアリング、ドライブシャフトで世界シェアトップクラス。ロボット用モジュール等も手掛ける。27.3期売上高8300億円目標。アフターマーケットビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
6724 東証プライム
2,824
10/7 15:00
+64(2.32%)
時価総額 1,128,569百万円
インクジェットプリンター大手。プロジェクターやウエアラブル機器も手掛ける。超微細・精密加工技術に定評。24.3期3Qはプリンティングソリューションズ事業が堅調。オフィス共有IJPのインク売上等が伸びる。 記:2024/04/16
6758 東証プライム
2,880.5
10/7 15:00
+113.5(4.1%)
時価総額 17,983,244百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6967 東証プライム
5,553
10/7 15:00
+6(0.11%)
時価総額 750,610百万円
半導体パッケージメーカー。フリップチップタイプパッケージが主力。長野県長野市に本社。海外売上比率が高い。セラミック静電チャック等も。プラスチックBGA基板は生産能力増強図る。光電融合デバイスの開発に注力。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
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9204 東証グロース
655
10/7 15:00
-7(-1.06%)
時価総額 39,515百万円
羽田・神戸・福岡路線、茨城等の独自路線に強みを持つ航空会社。22年12月に再上場。定時運航率は国内トップ。マイページ登録者数は25万人超。次世代機材の導入や運航効率の改善、地方自治体等との連携を図る。 記:2024/08/05