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売り一巡後の下値の堅さを見極める相場展開

2024/4/18 8:27 FISCO
*08:27JST 売り一巡後の下値の堅さを見極める相場展開  18日の日本株市場は、売り一巡後の下値の堅さを見極める相場展開になりそうだ。17日の米国市場は、NYダウが45ドル安、ナスダックは181ポイント安だった。ASMLホールディングの予想を下回る決算が嫌気されるなか、エヌビディアなど他のハイテク株に売りが波及した。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ開始時期が遅れるといった観測も根強く、相場の重荷となった。シカゴ日経225先物は大阪比60円安の37780円。円相場は1ドル154円20銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まろう。米国市場ではハイテク株主導で下落するなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への影響から、日経平均の上値を抑える格好になりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時37630円まで売られており、75日線水準まで調整をみせてきた。同線が支持線として意識されるものの、本格化する決算を前に押し目待ち狙いの買いは限られそうである。  昨日はASMLホールディングの決算をきっかけに、後場半ばから急落する展開だった。ASMLは7%を超える下落となり、相当織り込まれているものの、エヌビディアなどへ売りが波及したことから、改めて嫌気売りを誘う流れに向かいそうである。そのため、いったんは自律反発を想定しつつも、戻りの鈍さが意識される局面においては、短期的に売り仕掛けの動きが強まる可能性には注視しておきたいところだろう。  日経平均株価の75日線は37780円辺りに位置しており、前日までの下げで3月の上昇部分を帳消しにしており、75日線水準を明確に下回ってくるようだと、2月の上昇部分も打ち消す形で下へのバイアスが強まる可能性も警戒されてきそうだ。持ち高調整の動きが強まる一方で、決算発表が本格化するなかでは先回り的な買いは入れづらく、決算を見極めてからの個別対応になりそうだ。  もっとも、昨日はレゾナック<4004>が10%を超える上昇を見せるなど、良好な決算を発表した銘柄へは資金が集中しやすい。なお、昨夕に決算を発表したところでは、八洲電機<3153>、協立情報通信<3670>の動向が注目されそうだ。 《AK》
関連銘柄 3件
3153 東証プライム
1,523
5/2 15:00
-13(-0.85%)
時価総額 33,176百万円
エンジニアリング商社。鉄鋼や石油、鉄道分野向けに電機制御や電源、空調のシステムを提供。設計や施工、保守も行う。産業・設備事業は空調設備分野等が好調。24.3期3Qは営業黒字転換。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/15
3670 東証スタンダード
1,745
5/2 0:00
±0(0%)
時価総額 2,103百万円
経営情報ソリューション会社。経営情報やICT、ERP、情報システム等のソリューションを提供する。主力は官公庁や中小企業向け。ドコモショップも展開する。今期3Q累計はソリューションとモバイルが堅調だった。 記:2024/02/10
3,425
5/2 15:00
-23(-0.67%)
時価総額 633,286百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16